【ケアマネの自転車奔走記】連載・第545回。
成人の日も終わり、年明けからようやく社会も
通常モードに戻った様子ですね。今年の成人式
は行動制限もなかったせいか、久しぶりに晴れ
着姿の新成人さんたちを沢山見ることができま
した。ただ、成人年齢が18歳に引き下げられ
たことや、呼称が変わったりと、私たちのころ
とは幾分様変わりしている様子ですが、新成人
さんたちの明るい姿はワタシにとっても励みに
なります。
それでは【自転車奔走記】はじまります!
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たきび版:介語苑・73。
【語句】
社会保障(制度)
【意味】
「国民の生活の安定が損なわれた場合」に、国
や地方公共団体などが一定水準の保障を行う制
度(セーフティネット)。
【解説】
さて、今回より介護苑の新連載企画が始まりま
す。新年最初のテーマは、何かと取りざたされ
ることが多い日本の社会保障制度を取り上げる
ことにしました。
毎年この時期になると国の予算編成に絡み『増
大し続ける社会保障費』とか『少子高齢化によ
る社会保障費の現役世代の負担増』などの見出
しが新聞やテレビで踊るようになります。また、
私たち介護・福祉の業界では、日本の社会保障
制度の一翼を担う分野として現在の社会保障制
度の実情や国の方針を熟知しておくことはマス
トなんです。このように身近な制度ではありま
すが、やや専門的でややこしくもある社会保障
制度。私たちの暮らしの安全を保障するセイフ
ティーネットとしてなくてはならないものなん
ですが、年々増大していく社会保障関係費、税
と保険料の関係、そして超高齢化社会における
世代間格差の問題などなど、普段の私たちの暮
らしを考える際に決して無視のできないものと
なっています。
そこで、この本連載では①日本の社会保障制度
②社会保障制度の内容③社会保障制度のかかえ
る問題点についてお話をしていきたいと思いま
す。ちょっと長めの連載になる予定ですが、知
っておいても損はない…というか知っておくべ
き大切な制度ですので、お付き合いください。
では、次回より連載本番がスタートします。
お楽しみにお待ちください。
お相手は広森でした!
SEE YOU NEXT WEEK☆