【ウッチー輪ばなし】味の故郷。

【ウッチー輪ばなし】連載・第554回。

みな、みなさま!こんにちは!

私ごとではありますが…
小学校3年生の頃、両親が共働きでした。

その頃はまだ、土曜日は半日学校があり、
三限授業が終了すると下校を迎え、昼前
には自宅に帰っている。お昼ご飯を用意
してもらっていたのですが、何故だか急に
ある日「土曜日のお昼ご飯は自分で作る」
と、
母親に宣言したのを覚えています。

先ずはインスタントのチャーハンを作り
始めた私。
その頃のインスタント
チャーハンは、現在のような種類も
なく、
直ぐに飽きてしまったものです。

その後、ふと冷蔵庫にあったうどんを
作ってみました。しかしそこは子供。

お湯を沸かし、
うどんを湯がいて、
醬油で味付けしただけの
うどん。
あまりの味の酷さに愕然としたなぁ。

その夜、うどんの正式な作り方を
母親に教わりました。それは母の味。
今まで、あまり意識していません
でしたが、
ここ最近は自信をもって
「うどんが一番好き」と言えます。

子どもゴコロに焼きついた風景。
その風景の中にある記憶の味。
誰にでもそんな〝味の故郷〟
が、きっとあるのでしょうね。

みなさまにとって、それは一体何
ですか?春の気配を感じながら、
そんな事を考えてみるのも一興です。

今週はこれにて失礼いたします。
来週も元気にお会いしましょう!
ウッチーこと、内田英希でした☆