【ケアマネの自転車奔走記】連載・第510回。
番外編『28年目の偶然』。
4月も中盤にさしかかりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
桜が終わるのに合わせるように、年度初めの
バタバタも一段落したころだと思います。
では、いつものように介語苑を始めようかと
思っていましたが、どうしてもお話したいことが
あり、今回は久しぶりの番外編とします。
題して「28年目の偶然」。
先週の日曜日、千葉ロッテの佐々木朗希投手が
対オリックス戦で完全試合を達成しました!
これだけでも凄い事なのに、13連続連続奪三振の
日本新記録、一試合19奪三振の日本タイ記録も
達成!!まさに令和の怪物が雄叫びをあげた瞬間。
で、今回お話したいのが“偶然”ということ。
何かと言うと、28年前に完全試合を達成した
ジャイアンツの槇原投手(当時)の試合と、
今回の佐々木投手の試合、ワタシは本当に
たまたまですが両方ともリアルタイムで
TV観戦していたんですね。28年前というと
平成6年。当時、今は無き近鉄バッファローズの
無類のファンでして、セ・リーグの試合には
殆ど関心がなかったんですが、たまたまTV放送
していたこの試合を見ていたんですね。
最初は特になにも意識していなかったんですが、
6回くらいから実況のアナウンサーが
『現在、無四球、無安打が続いています』と
言い始めてカメラが「0」が並ぶスコアボードを
大写し。「完全試合?そのうち打たれるだろうな」
と思いながら徐々に緊張が高まり、いよいよ最終回。
特にファンでもなかった槇原投手(失礼!)の
投げる球に一喜一憂、まさに手に汗握りながら
完全試合達成の瞬間を目にしたんです。
そして月日が流れて28年、ここ数年は野球から
関心が薄れてしまい、時々ネット配信でMLBの
大谷選手と筒香選手のダイジェストを見るくらい
だったんですね。こんなワタシとは対照的に父親は
プロ野球が大好き。最近地上波での試合放送が
少なくなったので、ネット配信サービスで観戦を
楽しんでいたんですが、私は無関心。ですが、
4月10日その日はたまたまワタシも暇だったので、
父親と一緒に本当に久しぶりに試合をTV観戦した
のですが、それがまさにこの佐々木投手の試合
だったんです。奪三振ショーにばかり目を奪われていて、
連続三振記録が途絶えた瞬間に「いいもの見たな」と
席を立とうとしたら「これ完全試合だぞ!」との
父親の一言で「?!」となり、その後は一緒に
TVに釘付け状態(笑)。回が進むごとに増す
緊張感や高揚感、そして最後の打者を見事に
打ち取ったあとの何とも言えない解放感。
28年前を追体験しているような気になりました。
28年ぶりの完全試合達成。
佐々木投手おめでとうございます!
そして、28年ぶりの偶然でその瞬間を
見ることができたワタシも、かなりの
しあわせ者なんでしょうね。
というところで今週は番外編をお送りしました。
来週はしっかり本編に戻って、
睡眠障害のお話を続けますね。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK!