【自転車奔走記】第572回。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第572回。

7月も終盤戦です。皆様いかがお過ごしでし
ょうか?
学生さんの夏休みシーズンが始まる
と、気分的にようやく本格的な夏が来たよう
な気がします。真っ黒に日焼けした子供さん
らが元気に飛び回っているのを見ると、暑さ
に参っているワタシも少し元気を貰えますね。
反面、子供らが持つ無尽蔵の活力には、子供
時代の自分を思い返した、郷愁を含んだ軽い
嫉妬も覚えてしまいますけれど…(笑)。

さて、暑い日はこれからが本番です。熱中症
予防のためのこまめな水分補給と室温の管理、
そして食中毒などの衛生対策は改めてしっか
りお願いします。
では【自転車奔走記】はじまります!
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たきび版:介語苑・73ー25。

【語句】
社会保障(制度)

【意味】
「国民の生活の安定が損なわれた場合」に、
国や地方公共団体などが一定水準の保障を行
う制度(セーフティネット)。

【解説】
今週から障害者総合支援法を構成する①「自
立支援給付」のサービスの内容等についてお
話をします。この自立支援給付は、①介護給
付②訓練等給付③相談支援(計画相談支援と
地域相談支援)④自立支援医療⑤補装具の5
つからなっていて、利用対象者は①身体障害、
知的障害、精神障害を持っている方、障害児、
難病患者で②障害支援区分(注・支援の度合
いを総合的に示すもの。介護保険での要介護
・要支援に相当
)の認定を受けている方とな
ります。

では、自立支援給付の内容を見ていきましょ
う。まずは①介護給付から。この介護給付を
大まかに言うと、日常生活で必要な介護の支
援を提供するサービスで、自宅や施設での介
護の支援や行動の援助などのサービスの総称
です。 では、その内容を見ていきましょう。
まずは(1)「居宅介護」から。居宅介護は、
日常生活を営む上で様々な支障のある障害者
等を対象に、自宅で生活を送ることができる
ように提供される生活の基本サービス。具体
的にはホームヘルパーが、自宅を訪問し、入
浴、排せつ及び食事等の介護、調理、洗濯及
び掃除等の家事並びに生活等に関する相談・
助言その他の生活全般にわたる援助を行いま
す。介護保険での訪問介護(ホームヘルパー)
に相当するものですね。このサービスを利用
するには冒頭にお話した障害支援区分など条
件がありますが、煩雑になるので今回は割愛
します(他のサービスについても同様)。

続いて(2)「重度訪問介護」です。重度の
知的障害や精神障害、また肢体不自由者によ
り、日常生活などの行動が著しく困難な障害
者の方であって、常に支援や介護が必要な場
合において自宅での介護などを支援するもの
です。先にお話した居宅介護との違いは、自
宅で入浴や排泄、食事などの身体介護、調理
や掃除、洗濯といった家事援助、生活等に関
する相談や助言といった相談支援、そして外
出時における移動中の介護などを総合的に行
う点です。また、重度訪問介護は長時間利用
することが想定されたサービスですので、報
酬単価も8時間勤務でヘルパー3人つき、1
日中きちんと支援出来るように定められてい
ます。

次は(3)「同行援護」です。このサービス
は視覚障害がある方を対象としていて、移動
をする時に著しい困難がある方につき、外出
時において利用者に同行して移動に必要な援
護を行ったり、必要な情報を正しく伝えたり
と、外出を行う際に必要となる支援や援助を
行うサービスです。

よく似たサービスに(4)「行動援護」があ
ります。このサービスは知的障害や精神障害
により、自分一人で行動することが著しく困
難であって常時介護を要する障害者が受ける
ことのできる支援です。サービスの内容は主
に、外出する際に、外出時の危険回避(初め
ての場所で混乱したりしないようにする、危
険認識ができないことによる危険行為の防止
など)、外出の前後の着替えや移動中の介護、
排せつ及び食事等の介護、その他行動する際
に必要な援助を行うものです。この二つ、言
葉の響きが似ていますので、ワタシもよく間
違えてしまいます。

というところで今週はここまで。次回も引き
続き介護給付についてのお話です。
では、またお会いしましょう。
お相手は広森でした!
SEE YOU NEXT WEEK☆