【ケアマネの自転車奔走記】連載・第660回。
2月最初の日曜日。皆様いかがお過ごしでし
ょうか?今年の1月は日によっての寒暖差が
大きかったり、地域によっては記録的な大雪
など、かなり荒れた天気になりましたが、今
月は、少し落ち着きそうですね。まぁ「落ち
着く」と言っても2月は冬本番なので、結局
のところ寒い日が続くことになりますが、春
に近づくのも事実。皆様、冬本番を健康に過
ごしましょう。
健康のためにも【マスク、手洗い、うがい】
の感染症対策三点セットの徹底、しっかりと
した睡眠と食事・水分摂取などの健康管理を
引き続きお願いします。そして、ヒートショ
ック予防など日ごろの健康管理も併せてお願
いします。
では【自転車奔走記】はじまります!
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たきび版:介語苑・73ー101。
【語句】
社会保障(制度)
【意味】
「国民の生活の安定が損なわれた場合」に、
国や地方公共団体などが一定水準の保障を行
う制度(セーフティネット)。
【解説】
今週も社会福祉について一緒に振り返りをし
ましょう。日本の社会福祉の制度には①児童
福祉②高齢者福祉③障がい者福祉④母子及び
父子・寡婦福祉の4種類があります。早速そ
れらの内容をおさらいしてみましょう。
①児童福祉の制度は、子どもの健全な成長と
発達を支援し、生活環境や権利を守るための
仕組みです。基本となるのが先週少し触れた
児童福祉法になり、すべての子どもが健やか
に育つ権利を保障し、子どもの福祉を守る総
合的な法律となっています。日本の児童福祉
はこの法律を根拠法として、時代のニーズや
社会状況に合わせて様々な制度や施策が行わ
れています。
では、それら主なものをピックアップしてみ
ます。まずは【児童手当】です。これは子ど
もがいる家庭への経済的支援で、0歳から中
学卒業までの子どもに支給されるものですが、
その支給額は年齢や所得に応じて異なってい
ます。
続いては【保育サービス】で、保育所や認定
こども園で、働く親や子育てが難しい家庭を
支援する制度です。以前から問題となってい
た待機児童問題に対応するための施設増設や
保育士確保が進められているほか、新たな制
度で保育料等の見直しなども行われています。
続いての【母子・父子家庭支援】では、ひと
り親家庭への経済的支援(例:児童扶養手当)
や就業支援・住宅支援などが行われます。因
みに、この制度は前掲した④の(母子及び父
子~)とよく似ていますが、別の制度立てに
なっていますのでここに含めさせてもらいま
したので、ご了承下さい。
続いては【児童相談所】です。近年大きな社
会問題となっている児童虐待や家庭問題を抱
える子どもへの相談・保護を行う機関です。
全国各地に設置され、専門職員が対応してい
ますが、近年は行政との連携も密になり、社
会全体としてこれらの問題に対応する体制が
整いつつありますね。
そして【児童養護施設】では、家庭での養育
が困難な子どもを保護・支援しています。ま
た、里親制度や特別養子縁組を通じた家庭環
境の提供推進において重要な役割を果たして
いますね。
最後は【障がい児支援】です。発達障害や身
体障害など、障がいがある子ども・その家族
を総合的に支援する制度で、障害児通所支援
や障害児入所支援、特別支援教育や療育サー
ビスの提供など様々なサービスや施策が行わ
れています。児童福祉の分野では、社会問題
となっている虐待や少子化対策、子どもの権
利擁護などに迅速かつ総合的に対応できるこ
とが急務とされてきました。また、全ての子
どもの権利を社会全体で守り・育てていくた
めに令和5年4月1日から「こども基本法」
が施行、こども家庭庁も設立されていて、社
会全体で子どもを守り、支える体制が整いつ
つあります。
では、今週はここまで。
次回は【高齢者福祉】を振り返ります。
日曜日のお相手、広森でした!
SEE YOU NEXT WEEK☆