アキアカネと読書。

先週、御在所岳山頂でのアキアカネへの
マーキングが完了したそうです。涼しく
なると平地にやってくるのですが、その
日も、近いうちになりそうな予感です。

さて、いつも愛読書を持参されるH様。
朝は新聞、昼は小説や雑誌等、居室で常
に活字に慣れ親しまれています。ところ
が、この日のお昼はフロアにて読書に耽
ってみえました。珍しい光景なので声を
掛けさせて頂くと「たまには気分転換も
ええもんや」と。読まれていたのは小説
ですが、面白いのかどうかお尋ねすると
「読んでみなおもろいのかどうかは分か
らんやろ?」とH様はおっしゃいます。

なるほど、面白いかどうかは自分の感性
で決めるもの。ついつい面白いという評
判等で本を手にしますが、それは他人の
感性によるもの。取り敢えず目の前の本
を手に取って読んでみる。H様の読書の
仕方の方が、正解のような気がします。

H様に倣って読書をすれば、出会わなか
ったであろう良本に巡り会えそうです!
風は秋の色。〝読書の秋〟到来ですね。