【ケアマネの自転車奔走記】連載・第686回。
8月最初の日曜日、皆様いかがお過ごしでし
 ょうか?暑い日が続いています。ワタクシ、
 暑さは苦手ではありますが、耐性はあるほう
 だと自負してきましたが…今年は暑さが堪え
 ます。年齢のせい?尋常ならぬ暑さのせい?
 「前者です!」と若干失礼な声が聞こえてき
 ます(^^)。気を取り直して、皆様、引き続き
 熱中症対策は万全にお願いしますね。
適切な室温管理、水分補給、休養など対策を
 しっかり取れば、熱中症は予防できます。熱
 中症警戒情報を必ずチェックして、元気に夏
 を楽しみましょう!
 では【自転車奔走記】はじまります!
 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 たきび版:介語苑・73ー126。
【語句】 
 社会保障(制度)
【意味】
 「国民の生活の安定が損なわれた場合」に、
 国や地方公共団体などが一定水準の保障を行
 う制度(セーフティネット)。
【解説】
 今週からは補足として公衆衛生活動について
 振り返ります。まず「公衆衛生活動」とは何
 か?から。「公衆衛生活動」とは、地域社会
 全体の健康を守り、病気の予防や健康の増進
 を図るために行われる組織的な取り組みのこ
 とを指します。健康や病気の予防というと予
 防医療を思い浮かべますが、個人を対象とす
 る医療とは異なり、公衆衛生の分野では主に
 集団を対象として実施されるのが特徴です。
具体的には、感染症の予防、環境衛生の整備、
 母子保健、予防接種、生活習慣病の予防など
 多岐にわたります。そしてこれらの活動は国
 や地方自治体の保健所、学校、地域の医療機
 関などが連携しながら実施することも特徴と
 して挙げることができます。たとえば、乳幼
 児健診やがん検診、健康相談、地域での健康
 教室などがその一例です。また、災害時での
 避難所での衛生管理や感染症対策なども公衆
 衛生活動の一環です。このように公衆衛生活
 動は、単に病気を防ぐことだけでなく、人々
 が健康的で安全な生活を送るための基盤をつ
 くる重要な役割を担っています。
日本における具体的な公衆衛生活動は、①母
 子保健②伝染病予防③生活習慣病対策④精神
 衛生⑤食品衛生⑥住居衛生⑦上下水道⑧屎尿
 塵芥処理⑨公害対策⑩労働衛生などを挙げる
 ことができます。このうち、母子保健、伝染
 病予防、については既に振り返りが済んでい
 ますので、①生活習慣病対策②精神衛生③食
 品衛生④住居衛生⑤上下水道⑥屎尿塵芥処理
 ⑦公害対策⑧労働衛生について、これから振
 り返っていきますね。
切りのいいところで、今週はここまで。
 次回は「生活習慣病対策」についての振り返り
 です。では、またお会いしましょう。
 お相手は広森でした!
 See You Next Week☆


