三重の中心で何を叫ぶ?

雨中に車を走らせると、少し恐怖を感じ
ました。いつもより速度を抑え、車間距
離を長めに保ち、もちろんライトを点灯
させて存在をアピール。皆様も雨天時は
より一層の安全運転に心掛けて下さい。

本日は、ショートステイ介護スタッフの
私、高瀬雅之がお送りさせて頂きます。

先日の事、松阪市柚原町(旧宇氣郷村)
で、ある碑の除幕式が挙行されました。
『神都三重のど真ん中碑』
東経136度22分43秒
北緯34度31分01秒
この碑が、三重県のど真ん中なんです!

宇氣郷の集落から離れた山中に、凛と建
つ蘭宇氣白神社(あららぎうきはく)が
まさにその場所。まるで結界を張るかの
ように荘厳に流れる渓流を渡って、巨大

な夫婦杉を臨みながら苔むした石段を昇
ると社殿が鎮座しています。そこは幻想
的な雰囲気を醸し出し、厳かな神域には
自然と身が引き締まる思いです。ちなみ
に、碑が建っているのは第一駐車場なの
ですが、その真正面に社殿がある絶対的
なロケーションは偶然なのでしょうか。

木々に囲まれた狭い空を見上げながら、
今三重県のど真ん中に立っているという
実感が足元から湧き上がってきました。
そんな不思議な感覚をご利用者のI様に
お話しする
「立ってみやんと解らんの
やろなァ」
と。そこで、撮影した写真を
ご覧頂くと「ど真ん
中が街ん中やったら
嫌やなァ。山ん中や
からど真ん中って感
じがするわ」と、しみじみ仰いました

確かに、もしも誰かの家が〝中心〟だ
たら有難味はないのかも知れませんね。

ご興味ある方は、ぜひともお出向きを!
柚原町の県道29号線沿いに案内表示が

あります。ただ、そこからは道幅の狭い
急勾配道が続きますのでご注意下さい。