1948年の今日、万年筆メーカー
セーラーより、国内初となる
ボールペン『ボール・ポイント
・ペン』が発売されました。
写真の通り、形状は万年筆に
近いですが、間違いなくその後
脈々と続く国内ボールペン史の
先駆け的存在である一品です。
スマホやネットやSNSなどの
台頭により、最近では直筆を
要する場面は減少傾向です。
しかし一方、絶対に必要性を
失わないのも直筆文化。人が
生活する以上、不可欠です。
我々の仕事においても、デジ
タル発達の裏側で、日々業務を
支えているのが直筆…つまり
ボールペン。スタッフたちは
それぞれに〝自分だけのお気
に入り〟を活用しています。
今やボールペンの書き心地は
鉛筆に匹敵するほどに進化
しています。国内外文具
メーカーの探求力には敬重
の念を隠しきれません。
そのことにより、どれほど
私たちの暮らしが豊かしさ
を増したことでしょう。
ここ10年、多くの人たちの
「書く力」が落ちたと言わ
れます。「読む力」「話す
力」に対し「書く力」が
低下する理由。それには
〝直筆〟の機会減少が直結して
いる気がしてなりません。
76年前に発売された初代
ボールペンに思いを馳せ
ながら、今日は〝書く〟
ことを見直してみませんか☆