その一足が道となる。

『世界の王』こと王貞治さん。
言わずと知れた日本の英雄です。
1959年の今日は、王さんが
プロ入り第1号となる本塁打を
放った記念すべき日です。

通算868本のホームランを
積み重ね、現在でも不倒となる
世界記録を樹立する王さん。
実に当たり前ではありますが、
その天才にもはじめの一歩が
あったと言うことですね。

因みに、この第一号が誕生する
まで、王さんは開幕26試合連続
無安打。決して順風満帆な現役
スタートではありませんでした。
実際、このホームランは王さん
の現役初安打でもあります。

日々の鍛錬と修練。そして強靭な
精神力。心技体が伴ってこその世界
最多868本。凄まじいその記録
にも産みの苦しみがあり、そこで
諦めなかったこその異次元到達。

64年前の王さんが今、我々に
大きな教訓を伝えている…ふと、
そんな気がしてしまいます。