【自転車奔走記】第560回。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第560回。

4月も最後の日曜日。皆様いかがお過ごしで
しょうか?
ゴールデンウイーク到来!ですね。
今年は旅行や行楽など各地で大賑わいが予想
されているそうです。また、ワタシの担当の
方々の中には、行楽を兼ねて帰省されるご家
族様を楽しみにされている方もいらっしゃい
ます。楽しみなゴールデンウイークになりそ
うですが、くれぐれも事故にはご注意下さい。

また、こまめな水分補給を欠かさず、体調管
理には万全を期して下さい。新型コロナにつ
いても、感染者数がジワリと増えてきている
ようです。TPOに応じた適切な感染対策を
引き続きお願いします。
では【自転車奔走記】はじまります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
たきび版:介語苑・73―14。

【語句】
社会保障(制度)

【意味】
「国民の生活の安定が損なわれた場合」に、
国や地方公共団体などが一定水準の保障を行
う制度(セーフティネット)。

【解説】
今週も引き続き日本における保育・児童福祉
「8つの柱」についてのお話です。今回は6
番目の『健全育成』の施策についてとなりま
す。この健全育成の施策では、児童が健康で
正常に成長していくように支援することが目
的となっています。では、早速その内容を見
てみましょう。

まずは①『児童厚生施設』です。この児童厚
生施設というのは、児童に健全な遊び場を提
供し、健康増進と情操教育を図る目的で設置
された施設です。たくさんの類型施設があり
ますので詳細は省略しますが、大きく分けて
屋内型の「児童館」と屋外型の「児童遊園」
の二つに分かれています。「児童館」には小
地域を対象として、児童に健全な遊びの場を
提供し、健康の増進や豊かな情操を育むこと、
そして母親クラブ、子ども会等の地域組織活
動の育成助長を図る機能を持った「小型児童
館」を筆頭に、児童センターや大型児童館な
どたくさんの種類の施設があります。

一方の児童遊園は、都市公園との相互補完的
な機能を持って、主として繁華街、小住宅密
集地域、小工場集合地域など立地的に児童の
遊び場に恵まれない地域に設けられるものが
主ですが、その類型として総合的な児童厚生
施設として、緑豊かな自然と変化に富んだ起
伏等をいかし、児童の健康の増進と情操を豊
かにする機能を持った「こどもの国」や、児
童の健全育成のための屋内型総合施設として
の機能を持った国立総合児童センター「こど
もの城」などもあります。

続いては②『放課後児童健全育成事業』です。
一般に「学童保育」や「放課後児童クラブ」
と呼ばれることも多い事業ですね。その目的
は、仕事などで保護者が昼間家庭にいない小
学校に就学している児童に対して、授業の終
了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用
して適切な遊び及び生活の場を与えて、その
健全な育成を図ることとされています。実施
主体は市町村で、放課後児童支援員という専
門の資格を持った者が配置されていて、利用
する児童の支援に当たっています。

続いて③『児童手当』です。現政権の少子化
対策の一環として取り上げられることが多く
なっていますので、ご存知の方も多いと思い
ます。この児童手当は、『子ども・子育て支
援の適切な実施を図るため、父母その他の保
護者が子育てについての第一義的責任を有す
るという基本的認識の下に、家庭等における
生活の安定に寄与するとともに、次代の社会
を担う児童の健やかな成長に資することを目
的(内閣府HP より引用)』として行われる
給付です。現在の支給対象は0歳から中学校
卒業までの児童を養育している方に支給され
ていますが、所得制限も設けられおり、現政
権の少子化対策の議論の俎上に乗っているの
は正にその部分ですね。

最後は④『児童委員』です。児童委員とは住
民の立場に立ち、住民との信頼関係の中で子
どもや子育て家庭への支援活動を行う地域の
ボランティアです。民生委員の委託を受けた
人が兼ねているので、「民生・児童委員」と
呼ばれることも多いですね。児童委員は地域
の子どもたちが元気に安心して暮らせるよう
に、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊
娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行いま
す。また、一部の児童委員は児童に関するこ
とを専門的に担当する「主任児童委員」の指
名を受けています。

以上で(6)健全育成についてのお話はおし
まいとなります。次回は7番目『母子保健対
策等』についてとなります。
では、またお会いしましょう。
お相手は広森でした!
SEE YOU NEXT WEEK☆