そこに聳え立つレトロ。

1958年の今日は、日本一有名な
電波塔である『東京タワー』が
プレオープン公開された日です。

スカイツリー竣工後は、その存在の
影がやや薄くなった印象がある
ものの、今でも日本のシンボルで
あることは何ら変わりません。

むしろスカイツリーという規格外の
新しき存在の登場により、レトロ性に
拍車がかかっている気さえします。
高度成長期の日本を象徴する建造物は
多くありますが、東京タワーの特別感
は唯一無二のものである気がする。

スカイツリーとのコントラストで、
なお光り輝く東京タワー。当時の
日本人がそこに託した思いを想像
すると胸が熱くなってしまいます。

竣工から64年を経て、今もそこに
聳え立つ赤い鉄塔。久々にこの瞼で
見つめたくなってしまう次第です。