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【自転車奔走記】介語苑・其の69-26。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第480回。

8月最後の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょ
うか?
季節外れの鬱陶しい長雨がようやく終わ
ったと思えば、新型コ
ロナウイルス感染症の爆
発的な
感染拡大が止らず、三重県を始め多くの
地域で緊急事態宣言が
発出される事態になりま
した。
改めて、行政の発出する情報や要請に十
分留意して、感染症対
策を抜かりなく確実に行
い、わ
が身そして身近な人を感染から守るよう
心掛けましょう。
大変な時期が続きますが、お
いめげずに頑張りましょう!
では【自転車奔走記】はじまります!
++++++++++++++++++++++++++++++++ 

たきび版:介語苑・69-26。

【語句】 
栄養

【意味】
ヒトや動物など、生物が自分以外の外界から食
物を得て、生長し、
活力を保ち続ける身体の営
みのこと。

【解説】
今週は低栄養の及ぼす影響やその診断、ケアや
予防についてお話し
ます。低栄養状態が続くと
身体や
生活面において様々な影響が生じてきま
す。まず、高齢者にとって
低栄養が続くことは
健康上の問題
に直結します。主だったものを挙
げると、感染症にかかりやすくなったり、褥瘡
の好発、傷を負った
ときに治癒が遅れる、骨格
や筋の
萎縮などが低栄養によって現われること
が知られています。そして、
栄養不足により筋
肉量や筋力の低
下、骨量が減少していきますの
で、
筋力低下による歩行や動作の不安定化から
の転倒や、骨量減少によ
る骨折のリスクが増加
します。ま
た、体力も低下していきますので
事や外出などの身体を使う活動
をすることが負
担になっていきま
す。このことは体力の低下だ
けで
なく活動量の低下からくる認知症などのリ
スクトリガーとなります
ので注意が必要ですね。

人間だれしも齢を重ねて高齢になると、万が一
の事故などで骨折し
たり傷を負ったりすること
が珍し
くなくなってしまいます。その際、低栄
養状態が続いていると折れた
骨や傷の治りも悪
くなるため、長
引く痛みなどにより動くことが
ってしまい、さらなる筋肉量・筋力の低下を
招いてしまいます。こ
の筋肉量・筋力が低下し
た状態で
あるため、身体が疲れやすくなったり、
活力が低下したりすること
で身体活動量が低下
していく状態
を「サルコペニア」と呼び、身体
活動量が低下することで、1日のエネルギー消
費量が減って食欲が低
下し、食事の摂取量が減
少してさ
らに低栄養となり、身体活動量もさら
に低下してしまう・・・とい
う悪循環を招く要
因となります。

このサルコペニアの主要なトリガーこそ低栄養
です。また、
筋量や筋力の低下に加えて認知機
能の低下など精神的な面の機能低下も加わると、
さらに活動量が低
下し、社会的な側面も障害さ
れ、
日常生活に支障をきたすようになり、毎日
の生活に支援や介護を要
する状態となります。
そして日常
生活に介護が必要な状態となると
ネルギー消費量はますます低下
していき、食事
量が低下するとい
った悪循環を繰り返しながら
進行
していくのが、次章でお話します「フレイ
ル」という状態なのです
。さて、この低栄養で
すが、診
断や治療はどうなっているのでしょう
か?一般に低栄養の指標とし
て身体計測や血液
検査値が用いら
れています。例えば「体重が6
月間に2~3㎏減少」または「1
~6か月間の体重
減少率が3%以上」
の状態にあるときは低栄養と
診断
されることが多いようです。ちなみにBMI
(体格指数)が18.5㎏/m2未
満の場合は「痩せ」
と言われ低栄
養が強く疑われる状態です。その
他にもアルブミン値や血中コレステロール値な
どの血液検査値で低
栄養を診断する場合も多い
です。
では、低栄養の治療はどのように?とな
りますが、緊急の場合は輸液
などの処置になり
ますが、多くは
慢性的な食事量の減少、食欲の
低下
が原因となりますので、その要因となるあ
らゆる原因をみつけ、根本と
なるところを改善
していくことが主
眼となります。例えば義歯の
かみ合
わせが悪かったり、嚥下能力の低下など
の身体的要因や社会的孤立や喪
失感からくる心
身面の要因、買い物
難民や経済的困窮などの社
会的要因
など、多岐にわたる原因要素を見つけ、
様々な関係者が連携して対応に
当たる必要があ
るのです。

と言うことろで今週はここまで。
次回は低栄養の予防やケアについてお話します。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

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