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【自転車奔走記】介語苑・其の69-19。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第463回。

5月最初の日曜日、皆様いかがおごしでしょ
うか?本来なら、待ちに待ったゴールデンウィ
ーク
なのですが、新型コロナウイルス感染症の
感染者の急増により、各地に
緊急事態宣言やま
ん延防止等重点措
置が発出されている状況です。
今一度感染防止策の徹底をお願いします。私達
の健康な生活、そして平和な毎
日を早く取り戻
しましょう!
ワクチンの優先者への接種も5月
ら本格的に受付等が開始となります。引き続
き政府やお住いの自治体から
発出される情報に
注意して、可能な
限り接種するようにしてくだ
さいませ。
もちろん、かかりつけの先生やご
族様とも十分ご相談しての上で…。
では【自転車奔走記】はじまります!
++++++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・69-19。

【語句】 
栄養

【意味】
ヒトや動物など、生物が自分以外の外界から食
物を得て、生長し、活力を保
ち続ける身体の営
みのこと。

【解説】
今週も引き続き②の「必要な栄養素を過不足な
く摂ること」についてお話し
ます。前回は糖質
についてでしたが、
今回は「脂質」についてお
話します。
おさらいになりますが、脂質も健康
身体の維持・成育には必要不可欠な栄養素で、
エネルギー源としての役割、
貯蔵脂肪としてエ
ネルギーを貯蔵する
役割が代表的ですね。その
他にも細胞
膜の構成、身体の機能や生理作用を
定に保つ、食品の脂質部分に含まれる脂溶性
ビタミン類の供給源となる、な
どの働きがあり
ます。ダイエット全盛
の昨今、脂肪はにっくき
ダイエットの
天敵!として忌み嫌われているよ
うな
存在になっていますが、人間に必要不可欠
な栄養素として正しく理解してお
く必要があり
ます。まず脂質の摂り
すぎについて。

メタボなど私達の健康意識も高まっていますの
で、脂肪がた
っぷりの肥満体形は生活習慣病の
原因
となるので注意が必要ですが、この脂肪は
いわゆる皮下脂肪と内臓脂肪で、
肥満(肥満体
形)とは摂取エネルギー
過多により余剰分のエ
ネルギーが脂肪
として蓄えられ過ぎてしまって
起こる
現象です。ただ、これは脂質の摂りす
が大きな要因であることは確かです
が、総摂取
カロリーが総消費カロリー
を上回る状態が長く
続くと、発生した
余剰分のエネルギーが皮下脂
肪や内臓
脂肪になって体内脂肪の増加に繋がる
ことこそが根本的な原因です。要は、肥満とは
脂質の摂りすぎだけの問題で
はなく、収支の合
った体内エネルギー
消費を保つことが一番の肝。

お話を戻して。脂質そのものを見てみると摂取
のし過ぎが問題となる代表
格がコレステロール
と中性脂肪になり
ます。コレステロールの摂り
すぎは動
脈硬化を招き、心臓疾患や脳梗塞のリ
スクを高めることは良く知られています。烏賊
や卵黄、レバーなどには
特に多くコレステロー
ルが含まれます
ので注意が必要ですが、以前お
話した
ように体内のコレステロールのうち食
物からとり入れられたものは3割
にすぎず、残
りの7割は体内で糖質や
脂肪酸を材料に主とし
て肝臓、皮膚、
腸粘膜などで合成されたものな
んです
。ですので、やはり食生活全体で考える
必要があるわけです。例えば、栄
養学の知識と
して牛肉や豚肉に多く含
まれる飽和脂肪酸には
血中のコレステ
ロールを増やす働きがあり、魚
油や植
物油に含まれる不飽和脂肪酸には血中
レステロールを下げる働きがあるこ
とを知って
いれば、食生活全体の中で
コレステロール対策
を取ることができ
る訳ですね。

その一方で、コレステロールにはホルモンや細
胞膜の成分とな
る重要な働きがありますので血
中の
コレステロール量が少なくなりすぎると逆
に細胞膜や血管壁がもろくなる
などの異常があ
らわれます。ここでも
やはりバランスが重要で
す。
中性脂肪は、食事で接種された脂質の一部
が腸で吸収されて血液中に取り入
れられたもの
と、肝臓に取り込まれた
脂肪が再び血液中に分
泌されたものの2
通りがあります。中性脂肪が
肝臓で増
えすぎれば脂肪肝につながり、皮下組
織で増えれば皮下脂肪、つまり
肥満につながり
ます。また、固体の脂
肪だけでなく血液中の中
性脂肪が多い
状態が続くとコレステロールと同
様に
動脈硬化のリスクが高まったり、血中の中
性脂肪値が基準値より高い場合は、
脂質異常症
や糖尿病などを患っている
可能性があります。

これだけみると中性脂肪は百害あって一利なし
の悪者
みたいですが、中性脂肪は「体内にエ
ルギーを貯蔵する」という大切な役
割を担って
いて、人体の主なエネルギ
ー源であるブドウ糖
の不足を補う形で
中性脂肪は利用されています。
ですの
で、中性脂肪値が少ない場合、体内の
ネルギーの蓄えが少ない状態という
ことになり
ますので、「疲れやすい」
「十分に休んでもス
タミナが回復しな
い」といったことが起こるよ
うになり
ます。また、中性脂肪は身体の体温調
節に関係する役割もあり、中性脂肪の不足状態
は低体温や手足の末端の冷え
などの症状が現れ
ることもあります。
加えて言うと、中性脂肪に
は溶脂性ビ
タミン(ビタミンA・E・Dなど)が
け込んで体内を巡っているので、ビタミン不
足による免疫力の低下や、抜け
毛や肌荒れなど
を起こす場合もありま
す。

このように、『脂肪』というととかく忌み嫌わ
れているような栄養素ではあ
りますが、健康な
栄養の営みには欠か
せない栄養素ですので、や
っぱり
バランスよく摂取することが肝要ですね。

というところで、今週はここまで。
次回はビタミンやミネラルの過不足について
お話します。それでは皆様、良き連休を…

SEE YOU NEXT WEEK

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