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【自転車奔走記】介語苑・其の64。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第438回。

インフルエンザ予防接種をお願いします!
皆様いかがお過ごしでしょうか?インフルエン
ザワクチン予防接種は済ま
されたでしょうか?
まだの方、早めの接種
をお願いします。そして、
このコロナ禍の副産物(良い意味
で)として例
年はやる感染症の症例が今
年はかなり少ないと
の統計が出ました。コ
ロナ予防のための手洗い
やマスク着用など
が効果を奏している様子です。
インフルエンザはもちろんですが、コロナ予防
も含め
て感染症予防への取り組みを今後もお願
します。

〇3つの「密」
・人ごみなど、多くの人の「密」集する場所
・換気の悪い「密」閉空間
・近距離での「密」接した会話
 を避けましょう。
〇ソーシャルディスタンス(人との距離を取る
 事)の徹底、外出の際は人と2メートルの距
 離を保ちましょう。
〇こまめな手洗い、会話時、咳エチケットとし
 てのマスクの着用、うがいの励行。特に手洗
 いとマスクは必ず行うようにしてください。

では【自転車奔走記】始まります!
++++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・64。

【語句】
科学的介護

【意味】
客観的に検証された根拠に基づき効果のある介
護や
介護サービスを利用(提供)すること。
たは、介護の標準化の基となる研究、
検証のサ
イクルのこと。

【解説】
来年4月の介護報酬改定に向けて様々な検討が
進んでいますが、国の新デー
ターベース「CHA
SE」へ情報を提供した
事業所について加算で評
価する検討に入
ったとの報道がありました。こ
のCHA
SEとは、以前より科学的介護の展開
中心となるデーターベース(以下「DB」
します)システムの一つとして構想さ
れていま
したが、いよいよ本格稼働に向
けて動き出した
ようです。科学的介護と
いう言葉、実はずいぶ
ん前から提唱され
ていました。医療では客観的
事実や根拠
に基づいて治療や看護を提供すると
いう
考え方(「エビデンスベース」と言います)
が基本となっていますが、それを可
能にしてい
るのが、病気や治療に関する
論文やデーターを
検証し、治療法や治療
の効果についての客観的
事実を積み上げ
てきたいわば膨大なデーターベ
ースにあ
ります。そのデーターをすべての医療
関が共有していることで、私たちは全国どこ
にいても、どんな病気や怪我をして
も、客観的
に効果が認めれられている最
適な治療(標準治
療という事もあります)
を受けることができる
訳です。

一方、介護の分野(日本においてですが)では
の客観的事実を検証することがなかなか難し
い状態でした。その理由は、長らく
介護は家族
が担当することが殆どで介護
保険制度など体系
的な介護サービスが一
般化してから歴史が浅い
こと、そして介
護の内容を決定するのは、介護
を要する
方の身体の状態だけではなく、その住
いや地域の特性や資源量、家族や親族、友人
知人などの人的関係、家計などの経
済的状態や、
もっと言えばその方の成育歴
や生活歴などの個
人的背景など、関連す
る情報の種類が非常に多
岐に渡ることな
どを理由に挙げることが出来ま
す。つま
り、介護の世界では効果の検証された
確な客観的事実に基づいて介護を提供すると
いうよりは、現場の人材の知見や経
験則に基づ
いたり、定式のようなもの
(例えば、怪我など
で足が動きにくくな
ったらリハビリをしましょ
う、買い物な
どの家事はヘルパーさんに手伝っ
てもら
いましょう、入浴が難しいかもしれない
のでデイサービスを利用しましょう)で介護が
提供されるケースが多かったとい
う事です。こ
のことは決して悪いことで
はないとは思います
が、人材個人の知識
や経験に拠りすぎるあまり、
おなじ症例
でも担当する人材によって介護の内
容が
変わったりすることがありえます。また
観的な根拠に基づかない(基づくこと
が少ない)
介護では、医療のように標準
化された介護がな
かなか確立し得ないと
いう弊害もあります。

標準化された介護とは、例えば「大腿骨骨折後
で退院直後、
独居世帯の方の場合であれば支援
早期
はリハビリに重点を置き、他の日常生活
も手厚く支援を行い、回復の状態に応
じてリハ
ビリの量は減らさず生活支援の
量を随時減らし
ていくと一年後の回復率
が最も高くになること
がデーター上で検
証されています」といったも
のです。標
準化=「勝利の方程式」的なもので
すが、
効果の認められた介護のメソッドを基礎
に、介護関係者がその知見や経験を加えること
でさらに個別化した有用な支援の
展開が可能に
なりますし、なによりも利
用者さんが自身で介
護の内容を決定する
際の重要な基礎情報にもな
ります。この
標準化された介護を可能にするの
「科学的介護」介護に関するあらゆるデータ
ーを全国津々浦々から集め、その
データー蓄積
し、内容を検証して、ご利用
者や介護関係者に
フィードバックす
るという一連のシステムにな
ります。

に稼働しているDBには要介護度やサービス
の利用量を分析する「介護DB」、
リハビリテ
ーション分野の情報を分析す
る「VISIT」があり
ますが、来年の本格
稼働が予定されている「CH
ASE」では、
その方の年齢や性別、既往歴や現
疾病、
栄養状態や認知症の状態など多岐に渡る
項目が収集・分析の対象となります。そしてこ
の3つのDBを活用することで、
エビデンスベ
ースド・ケア(客観的
根拠に基づいた介護)の
展開を目指す
というシナリオなんですね。

今週は少々難しいというか業界内のお話になっ
てしまいましたが、医療を始
め多くの産業分野
のハイテク化やIT
化が加速的に進んでいるの
に、介護・
福祉業界だけがいつまでもローテク
いう訳にはいかなくなっているのが現状です。
では、今週はここまで。
次回、またお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK

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