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【自転車奔走記】介語苑・其の61-3。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第431回。

新型コロナウイルス感染症に
注意して生活しましょう!

全国的に感染者数は落ち着いたものの、第三波
第四波の到来や、
インフルエンザ流行期とのク
ロス
フェードなど懸念すべきことはまだたくさ
んある状況です。
必要以上に怖がることはあり
ませ
んが、私達一人一人が自分のすべきことを
最大限に行って、自分た
ちが感染しないように、
そして誰
かに感染させてしまわないようことを
心掛け、感染再拡大を可能な
限り防ぎましょう!

〇お住いの地域の情報(行政が発出
 しています)に注意して、過剰な
 心配をせず実情に合わせた対応を
 取ように心がけましょう。
〇3つの「密」
・人ごみなど、多くの人の「密」集
 する場所
・換気の悪い「密」閉空間
・近距離での「密」接した会話
 を避けましょう。
〇ソーシャルディスタンス(人との距
 離を取る事)の徹底、外出の際は人
 と2メートルの距離を保ちましょう。
〇こまめな手洗い、会話時、咳エチケ
 ットとしてのマスクの着用、うがい
 の励行。特に手洗いとマスクは必ず
 行うようにしてください。
 ※ただし、気温が高い状態での長時
  間のマスク着用は熱中症になる可
  能性があります。屋外で人との距
  離が離れている時や炎天下の作業
  ではマスクを外すなど、こまめな
  対応をして熱中症防止しましょう。

個人単位の感染防止対策が、結果として地域の
感染拡大防止となります。
そのことを常に意識
しながら、毎日
楽しく活動的に過ごしましょう!
では【自転車奔走記】始まります。
+++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・61-3。

【語句】
感染症

【意味】
ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して
増殖し、発熱や下痢、咳など
様々な疾患を引き
起こすこと。

【解説】
今週は感染症の分類についての続きです。前回
は感染経路での分類を紹介し
ましたが、今週は
感染源・病原体で
の分類法を取り上げます。感
染経路と
感染源の両方の知識を得ることで、感
染予防の基礎の部分であるとか、日常生活での
注意事項が今よりずっと分か
りやすくなると思
いますので、早速ご
紹介します。

感染症の感染源は概ね以下のように分類されて
います。
(1)ウイルスによって起こる感染症
(2)細菌・真菌によって起こる感染
(3)寄生虫、原虫によって起こる感染症
(4)その他(リケッチア、クラミジアなど)
   によって起こる感染症

では、細かく見ていきましょう。まず(1)ウ
イルスが感染源となる感染症
にですが、その前
に『ウイルス』
についてのお話です。ウイルス
と言う
のは、細菌よりかなり小さく、自分で
胞を持たず(増殖できない)ため、
生きた細胞
に侵入しないと増殖(複製)
できない感染性微
生物のことを指しま
す。つまり、ウイルスは自
分以外の他
の細胞に入り込み、その細胞に自分
コピーを作らせ、細胞が破裂してたくさんの
ウイルスが飛び出してほかの細
胞に入り込むと
いうプロセスを経て
どんどん増殖していく性質
を持ってい
ます。このウイルスが病原体となる
染症には、上気道感染症(いわゆる風邪です)
インフルエンザなど
の呼吸器系の病気や肝炎や
ロタウイルスやノロウイルスによる消化器系の
疾患、麻疹や水疱(空気感染
のウイルス)風疹、
そしてHI
V(エイズ)やエボラ出血熱などを
げることが出来ます。

続いて(2)の細菌・真菌由来の感染症につい
て。こ
こでもまずは「真菌」とは?について
話をします。真菌とは少し変わった
生き物でし
て、以前はカビの一
種と考えられていましたが、
現在のと
ころ真菌は植物でも動物でもない独自
の区分に属する生物とされています。この真菌
は一般的な細胞とヒト細胞の
丁度中間くらいの
大きさで、真菌の胞
子は空気中や土壌中に存在
することが多
いため、真菌での感染症は通常は
や皮膚から始まります。そしてヒトの細胞に
定着すると、真菌から菌糸が伸
び、その菌糸が
成長と分枝(枝分かれ)
を繰り返して発育して
いく性質を持っ
ています(この性質は確かにカ
ビのよ
うですね)。これら細菌と真菌で感染
を引き起こすものを挙げますと、細
菌ではブド
ウ球菌、大腸菌、サルモネ
ラ菌、緑膿菌などの
物から、伝染病と
されているコレラ菌、赤痢菌、
炭疽菌、
結核菌、などを挙げることができ、
染性胃腸炎、腸管出血性大腸菌
感染症、結核や
赤痢、破傷風、
敗血症などが細菌由来の感染症
となり
ます。一方真菌由来の感染症には白癬や
ンジダ症、アスペルギルス症を挙げることが
出来ます。

続いて(3)の寄生虫、原虫によって起こる感
染症につい
て。またまたで恐縮ですが、今度は
「原虫」とはについて。原虫とは単細胞の動物
であり、核などの細胞内構造
を有し、かつ運動
能力や捕食能力を持
つ生物を指します(アメー
バみ
たいな単細胞生物をイメージしていただけ
れば大丈夫だと思います)。この
原虫の中には
ヒトにしか寄生できない
ものや、ヒトを含め複
数の動物に寄生
できるもの、致死感染や重篤な
症状を
起す病原性を持つものや無症状の非病
性のものまで様々です。感染経路は
主に口や皮
膚から侵入していきます。
この病原性を持った
原虫の感染症には
マラリヤや赤痢アメーバ症
挙げることが
出来ます。寄生虫由来の感染症に
は、
疥癬(ヒゼンダニが角質層に寄生し人から
人へ感染する疾患)やエキノコ
ックス病(感染
している犬や狐の糞便
の中にあるキノコックス
属条虫の幼虫
(包虫)が人体に入り込み、特に
肝臓、
肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し様々
な症状を引き起す病気)を挙げる事
が出来ます。

そして最後に(4)のその他(リケッチア、ク
ラミジアな
ど)によって起こる感染症について。
「リケッチア」とは細菌より小さくウイルスよ
り大きい微生物の一群をさし
ます。この生物は
ウイルスと同じく他
の生物の細胞内でしか生き
られない特
殊な性質を持っていて、主にダニや
ミ、シラミを介してヒトに感染します。リケ
ッチア由来の感染症を「リケッチ
ア感染症」と
呼び、主なものに発疹チ
フスやインフルエンザ
とよく似た症状
を呈するQ熱などを挙げること
ができ
ます。そして「クラジミア」は性感染
の一つで、クラミジア・トラコマチ
スという細
菌によって引き起こされま
す。

と、駆け足でしたが、感染源で分類した感染症
を見てきました。前回の感染
経路を踏まえてみ
てみると、同じ空気
感染グループの麻疹、水疱
はウイルス
由来ですが、結核は結核菌という細
が原因であるという事が見えて来たり、同じ
経口感染でも細菌と原虫があった
りと分かりま
す。これらのことが予防
や治療に直結している
わけではありま
せんが、感染症の基本という事
で覚え
ておいて損はありませんね。
というところで今週はここまで。
次回は感染症の治療と予防についてお話します。
来週もお楽しみに!
SEE YOU NEXT WEEK

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