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【自転車奔走記】介語苑・其の56-10。

 【ケアマネの自転車奔走記】連載・第415回。

◎固定メッセージ
ようやく緊急事態宣言が解除され、少しづ
つで
はありますが日常を取り戻していく行
程に入り
ました。ですが気を緩めると再び
感染が拡大し
てしまうおそれがあります。
長期戦の様相を呈
している状況ですので、
私達一人一人が自分の
できること、すべき
ことを最大限に行ってくこ
とを常に確認し
ましょう。
〇3つの「密」
・人ごみなど、多くの人の「密」集する場所
・換気の悪い「密」閉空間
・近距離での「密」接した会話
を避けましょう。
〇ソーシャルディスタンス(人との距離を取る
 事)の徹底、外出の際は人と2メートルの距
 離を保ちましょう。
〇こまめな手洗い、会話時、咳エチケットとし
 てのマスクの着用、うがいの励行。特に手洗
 いとマスクは必ず行うようにしてください。
 ※ただし気温が高い状態での長時間のマスク
 着用は熱中症になる可能性があります。屋外
 で
一人でいる時はマスクを外すなど適宜対応
 をし
て、熱中症を防止しましょう。

〇個人単位の感染防止対策が、結果として地域
 の感染拡大防止となります。そのことを忘れ
 ないようにして、日々を過ごしましょう。

一人一人がそれぞれ自分のするべきことを行う
ことが、これからも大切です。
路は長いですが、
めげずにココロを一つにして
頑張りましょう!
では【自転車奔走記】始まります。
+++++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・56-10。

【語句】
成年後見制度

【意味】
判断能力が不十分なため、契約などの法律行為
行えない、あるいは適切に判断できない人に
対し、
必要な契約等の締結や財産管理また意思
決定の
支援をしたりして本人の保護を図る制度。
平成12
年施行。

【解説】
今週は成年後見人等が仕事としてできないこと
ついてお話します。まずは、後見人等ができ
ない
ことについて。先週まで後見人等のお仕事
につい
て色々とお話してきました。後見人等の
仕事は、
財産管理と身上監護という二つの分野
に分けられ
るということをお話しました。では、
逆に後見人
等ができないことは何かという事柄
が出てきま
す。では少し詳しく見てみましょう。

まず成年後見人等の仕事の中で法律行為という
ものがある
と以前お話しました。この法律行為
とある意味対
をなすのが『事実行為』と呼ばれ
るものです。
「事実」、すなわち実際に何かの
行為を行うこと
をさしますので、例えば後見人
が被後見人に代わ
って買い物をしたり介護をす
ることは事実行為に
あたるので、後見人等の仕
事は見做されません。
このような場合、後見人
等は被後見人の買い物や
介護が適切に行われて
いる(適切な支払いや契約
等)かどうかを管理
する立場であると考えてくだ
さい。また被後見
人等が日常の生活で購入し
たものについては後
見人等による取消権や同意
権の行使はできませ
ん。これは、本人の意思尊重
の立場から定めら
れていることです。逆に言うと、
大きな買い物
や日常生活上のものではない場合
(訪問販売な
ど)については、同意・取消権を行
使する場合
もあります。そして、重要な事柄とし
て、医療
行為への同意は後見人等が代理すること
はでき
ません。これら、医療に関する判断は本人
にの
み許された固有の権利であり、本人以外の人

行使する代理権が及ぶ範囲ではないからです。

ただ、現実問題として医療機関は手術等を行う
に同意を求められることがありますが、被後
見人
に代わって後見人等が代理としてこれらに
署名押
印することはできませんし、仮に署名押
印しても
代理権が存在しないのでその同意書自
体が無意味
な物になってしまいますね。ですの
で、実際の緊
急時などには医師の判断で手術等
の必要な治療が
なされることになります。また
本人固有の権利
という括りで言うと、一身専属
の権利(婚姻や離
婚、養子縁組など)の身分行
為も後見人等の範囲
の及ばない部分になります。

そしてもう一つ、これから問題が顕在化してく
ることが予想される重
要な事柄が、施設や病院
への入所・入院時に施設
側から求められる身元
保証や身元引受に関するこ
とです。身元保証は
主に金銭面で、身元引受は医
療同意や死後の引
き取りなどの事についての保障
になります。現
在、入所・入院時にセットになっ
て誰かを保証
人として立てるように要求されるこ
とが一般的
になっています。後見人等であれば可
能か?と
思われる方がたくさんいらっしゃいます
が結論
からいうと、成年後見人等は身元保証人や
身元
引受人にはなれないということになります。

拠としては様々ありますが、一番わかりやすい
のが、後見人等は被後見人等の「代理人」、仮
(後見人=被後見人)とすると本人が本人の
障をするというちょっとおかしな矛盾状態に
陥り
ます。また、身元引受については、成年後
見人等
は被後見人等が存命中であることが大前
提の大大
前提ですので、本人が死亡した時点で、
後見人等
の効力は消失してしまい、引き取り等
の行為をす
る根拠が無くなってしまうからです。

では、実際はどうするか?ですが、後見人等が
身元保証サー
ビスと本人の契約を監督したり事
情を伝えて施
設や病院の理解を得るということ
になります。
以上が、後見人等のできないこと
の概要になりま
す。整理すると、、
①実際の介護や買い物に行くなどの事実行為
②被後見人等の日常生活上の買い物についての
 同
意権・取消権の行使
③医療に関する同意
④結婚や離婚などの身分行為
⑤身元保証、身元引受
⑥死後の事務(引き取りや相続の事務など)
となります。

というところで今週はここまで。
次回は後見報酬についてと、
その他の補足につい
てお話します。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

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