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【自転車奔走記】介語苑・其の48。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第395回。

お正月、皆様いかがお過ごしでしたでしょう?
今年の津市は、ポカポカと気持ちの良い三が日
でした。私事ですが、今年は出勤の道中に久し
ぶりに初日の出も拝むことができまして、改め
て気を引き締めて今年一年を過ごす心構えもで
きました。本年も一年、宜しくお願い致します。

と、目出度い気分もそろそろおしまい。これか
らが冬本番になります。くれぐれも風邪などの
体調不良にはご注意下さいね。あと、冬場は暖
房をかけるので脱水になりやすい時期です。適
度な水分補給や湿度管理もお願いしますね!
では、令和2年最初の【介語苑】始まります!
++++++++++++++++

たきび版:介語苑・48。

【語句】 
福祉用具貸与

【意味】
介護保険サービスの一つ。要介護度や身体・心
身の状態に応じて、その方の生活に必要な車い
すや手すり、介護用ベッドなどの福祉機器(福
祉用具)を貸与(レンタル)するサービス。

【解説】
今回は介護保険サービスの一つ、『福祉用具貸
与』についてお話します。介護保険制度が始ま
ってもうすぐ満20年になります。制度やサー
ビスの内容については、かなり浸透してきてい
る様子です。ですがその反面、実際の運用面で
はまだまだ誤解や周知が行き届いていない部分
も多く、そのことがきっかけで少々混乱してし
まう方もおみえになります。今回取り上げた福
祉用具貸与も、単純にベッドや車いすを貸して
くれるサービスと考えていると、思わぬ誤解を
招きやすい部分があるサービスですので、今回
は復習の意味も含めて解説しますね。

【解説】の項で述べた通り、福祉用具貸与とは
要支援・要介護認定を受けた方がその状態に応
じて、様々な福祉機器をレンタルすることがで
きるサービスです。具体的な貸与品目は…
・車いす(付属品含む)
・ 特殊寝台(付属品含む)
・ 床ずれ防止用具
・ 体位変換器
・ 手すり
・ スロープ
・ 歩行器
・ 歩行補助つえ
・ 認知症老人徘徊感知機器
・ 移動用リフト(つり具の部分を除く)
・ 自動排泄処理装置
となっていて、ケアマネージャーが作成するケ
アプランに位置づけられ、そしてその方の介護
度に応じた負担限度額の範囲内でサービスを利
用することができます。福祉用具貸与サービス
を簡単に説明するとこのようになりますが、以
上のことはあくまで基本、実際の運用では当然
ですが様々な決まりごとがあります。今回はそ
の中で特に重要で、かつ福祉用具貸与サービス
について誤解を招きやすい事項を二つ挙げます。

① 福祉用具の貸与はその方の状態に応じて。

当たり前と言えば当たり前のお話ですが、要介
護認定・要支援認定が下りたので何でも借りら
れるという訳ではありません。基本は、その方
の身体・心身の状態やご自宅の構造、生活様式
等々様々な要素を分析して、その方の生活にと
って必要となる物が貸与対象品目となります。
例えば、脳疾患等で下半身が麻痺し全く動かす
ことができない状態の方に、歩行器を貸与する
ことは普通あり得ませんよね。逆に、回復期の
リハビリを終え日常生活の動作は殆ど自分でで
きる方に、背上げ機能や体位交換機能が付いた
介護用のベッドは通常必要ありません。このよ
うに、一律一括りではなく、あくまで個別の状
態に応じて選択するという事が基本というか大
前提になります。

②介護度に応じて借りられる品目制限がある。

①の内容ともリンクしますが、福祉用具貸与に
は介護度によって借りられる品目に制限があり
ます。例えば、車いすや介護ベッド(付属品含
む)、認知症老人徘徊感知機器については【原
則として要介護2以上の方が対象】という決ま
り事があります。よくある例が、介護用ベッド
を借りたいと希望されていても、介護度が低か
ったりして介護保険を利用して借りることがで
きないと言った場合です。そのような場合は実
費サービスでのベッドレンタルを利用したりパ
ーキンソン病等の特別な事情があれば軽度認定
者でも例外的に介護ベッドなどの福祉用具を借
りることができますが、これらはあくまで例外
的なお話で、基本は介護度に応じて借りられる
品目に制限が設けられています。

他にも色々決めごとはありますが、今回は上記
の2つを取り上げました。介護保険サービスは
誰でも使いやすい便利なサービスですが、一方
その運用については年々細かく複雑になってき
ているので、専門に扱っている従事者でないと
分かり辛い部分がたくさんあるのも事実です。
少々辛辣な物言いになってしまいますが、介護
保険サービスのご利用を希望する際に、伝聞や
見聞で判断するのではなく、必ずケアマネやそ
の専門の従事者に相談をして、一緒に考えてい
くようにしてくだい。
というところで今週はここまで。
次回、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

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