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【自転車奔走記】介語苑・其の42。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第388回。

11月最後の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょ
うか?
来週は師走の12月!というのに季節外れ
も甚だしい台風の発生など、とにかく今年の気
候は気が抜けませんね。
暖冬の長期予報が出て
いますし、実際の
所11月にしてはかなり暖かな
日が続いた
と思います。ですが、冬は冬!風邪
など
ひかないよう体調管理には十分注意して
さいね。
では【自転車奔走記】始まります!
+++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・42。

【語句】 
リスクマネジメント

【意味】 
リスクを組織的に管理(マネジメント)して損
失などの回避または低減をはか
るプロセスの事。

【解説】
今週はなにやら小難しそうな「リスクマネジメ
ント」についてのお話です。会社
などの組織に
限らず、私達が何かを行う
時には必ず何らかの
「リスク(将来何か
悪い事が起きる可能性)」
が発生しま
す。このブログのタイトルでもある
「自
転車」を例にとって考えてみると、自転
に乗って出かける場合、私達は常に交
通事故や
転倒、自転車の盗難、パンクな
どの故障等々の
様々なリスク(事故可
能性)に晒されています。

例え交通事故の可能性が殆どない無人の荒野を
自転車
で移動するにしても、操作ミスで転倒す
る単独事故のリスクは残りますよね。このよう
にヒトの活動には必ず何らかのリ
スクが発生す
る、というかリスクの中で
ヒトは生きている事
になります。その
ため、人が活動する際には必
ずリスク
を減らすための思考やシステムが意識
にも、無意識的にも介在しています。自転車
の例でいうと、交通法規は交通事故
を防ぐリス
ク回避システムですし、ヘル
メットの着用は単
独事故による重大な負
傷を防ぐため、鍵をかけ
ることは盗難と
いう犯罪リスクへの防御、そし
て日頃の
点検はパンクなどのアクシデント発生
を下げ事故を防ぐための作業となります。

どうでしょうか?私達は自転車というごく日常
ありふれた活動をする際にも、い
つの間にかし
っかりとした事故発生率低
減のための「リスク
マネジメント」を行
っていることになりますよ
ね。このよう
に、人の活動にはリスクとそのリ
スク
を回避する行動が必ずセットになってい
と思います。ただ、リスクというもの
は、それ
自体をしっかり分析していない
と単なる漠然と
した不安要素であったり、
つい見過ごしてしま
うような微細なミス
としてした認識されないと
いう特徴もあ
ります。有名なリスク管理学での
法則に
『ハインリッヒの法則』というものがあ
ります。これは(1件の重大事故発生の背景に
は、29件の軽症事故があり、その
軽症事故の背
景にはさらに300件の無
傷の事故(近年よく
言われる『ヒヤリ・
ハット』の事)というもの
ですが、このことはつまり、私達はリスクに対
する自覚がない場合、何か活動す
る際にその活
動に対して発生したごく小
さな出来事をリスク
として認識せずに見
逃し続けてしまうという事
実を指してい
ます。ですので、リスク管理の基
本はリ
スクを「認識」する事、細かく言えば事
前想定や「ヒヤリ・ハット」を分析してリスク
を特定し、そのリスクを生じさせ
る要因や規模、
頻度を詳細に分析して対
応策を講じることとさ
れています。そし
て、リスクは常にあるものと
して肯定的
(それが事実あるものとしてしっか
り認
識する)に受け入れることも重要視され
います。

ちょっと難しいお話になりましたが、この「リ
スク」という視点から
私達の活動を見直してみ
ると、リスクマ
ネジメントはとっつきにくい難
しいもの
ではなく、ごく普通に日常生活の中で
践していることも多いですよね。例えば「歯
磨き」も虫歯というリスクに対する
防衛策とし
てのリスクマネジメントです
しね

と色々お話してきましたが、実はこれ、先だっ
て受講した研修のほぼ受け売りで
して…リスク
マネジメントの基礎
は押さえていたつもりで受
講しましたが、
新たな学びも多く、実り多い本
当に楽し
い研修でした。その研修会で講師の先
から紹介されて読み始めた本がまた面白くた
めになる本でしたので、最後にご紹
介しますね。

「失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで」 
(著者)芳賀 繁  (出版)角川ソフィア文庫

リスクマネジメントそのものではなく、主にヒ
ューマンエラーについての内容で
すが、学術的
な深い話が非常に読みやす
く、人間の行動とリ
スク管理の関係など
が分かりやすく書いてあり
ますのでおす
すめですよ!

というところで今回はここまでに致します。
次週もお楽しみに。
SEE YOU NEXT WEEK

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