ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記】介語苑・其の24。

【自転車奔走記】介語苑・其の24。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第365回。

先週は梅雨の中休み(?)的な、よく晴れた日が
多かったですね。
皆様いかがお過ごしでしょう?
中休みを挟んでまたしばらくジメジメの毎日が続
くのかと思いきや、しばらく晴天が続き
そうな予
報が出されています。梅雨は嫌いで
はあるんです
が、かといってあまり雨が降ら
ないと水不足が心
配…
我ながら勝手な言い分ですね。
ともかく、今年の梅雨は少々不安定な様相。晴れ
の日は熱中症、脱水に十分注意を、そし
て雨続き
の日も、熱中症対策は十分に行いつ
つ、衛生管理
にも気を付けて下さいね。
では、【自転車奔走記】始まります!
+++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・24。

【語句】
『高齢社会における資産形成・管理』

【意味】
令和元年6月3日に金融庁の金融審議会 市場ワ
キング・グループが公表した、高齢社会に
おいて
今後検討してくべき、高齢者の資産形
成の方法や
高齢社会での金融システム、金融
リテラシーの在
り方についての提言。

【解説】
今回は巷で話題になっている『老後2000万円
報告書』について再度取り上げます。5
月29日付の
「介語苑21」でこの報告書
(当時は正式発表前
の案件の段階でしたが)
を取り上げました。
が、その時はまさかこんな形で世間を賑わすとは
夢にも思わず、高齢
化社会を考える一つの重要な
切り口として興
味深く見ていたのですが…。

今回の騒動で、せっかくの報告書が正当な評価
受けずに政争政局の具にされている(と感
じます)
ので、改めてこの報告書についてお
話をしたいと
思います。この報告書は本編が
3章34ページで
構成されています。第1章は
「現状整理」として、
近年の社会変化を
①人
口動態(社会の高齢化や世帯構成の変化、認
知症の問題等)
②収入・支出(平均収入。支出や就労状況、退職
金の現状)
③金融資産の保有状況
④金融環境に対する意識

という4つの視点から 高齢社会を取り巻く環境変
化を分
析しています。そして第2章「基本的な視
点及
び考え方」で、現状分析を踏まえた上で今
に進行している高齢社会における金融サー
ビスに
関して、個々人及び金融サービス提供
者の双方が
共に認識することが望ましい事項
をピックアップ
して述べています。そして最
後の第3章「考えら
れる対応」で、個人の資
産形成や資産管理におい
ての心構えや高齢社
会においての金融サービスの
在り方、そして
これらのために必要な行政や業界
団体が取り
組むべき環境整備について提言を行っ
てい
ます。今回改めてこの報告書を読んでみまし
たが、高齢社会を金融という切り口から高齢社会
の様々な問題を解決検討していく議論の
基礎、叩
き台となるべき提言であると感じ
ました。

話題となった2000万円という数字については、
65歳無職の夫婦の平均的な支
出・収入の統計から
すると、統計上の平均
としては月額5万円の赤字
が発生する状況にあ
る事、そしてその赤字が30年
続いた場合に約
2000万円の累積が生じ、預貯
金等の資産
から取り崩す場合があるという一つの
シミュ
レーションと捉えるのが妥当で、2000
万円ないと暮らしていけない!という
文意では全
くなく「統計平均上2000万
円の不足が生じる
という事を前提と考えて、
そのために金融市場と
してはどのように対応
すべきか、そして個人とし
てはどんな準備が
できるかを金融面から考えまし
ょう」という
文意でした。

今回は金融庁が取りまとめた報告書ですので当然
のように金融面の切り口に
なりますが、同じ報告
書を持ってして社会福
祉の視点から、例えば成年
後見の内容等につ
いて議論をすることができます
し、社会保障
・公的扶助の観点からは生活保護制
度につい
て言及することも可能です。以下は私見
では
ありますが、今回の報告書はその取扱い次第
では重要な示唆に富んだ有益なものであったのに、
『撤回』『不受理』など存在そのも
のを封殺して
しまうような現況、一言一句を
切り取って政争の
具にするような状況に深い
憂慮を覚えます。

という事で、今週は少々辛口になってしまいまし
たが、次回は楽しい話題についてお話し
できれば
良いですね。
では、またお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK

アーカイブ

月別 アーカイブ