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【自転車奔走記】介語苑・其の18−4。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第355回。

4月最初の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょう
か?
さて、五月からの新元号は「令和」となりま
したね。
「令」という字の見た目が縦長のすっ
りした印象、逆に「和」は角が取れた円のような
温かい感じで、字面も語
感も新鮮な気分になる元
号ですね。
と、新しい「令和」への期待と去り行
く「平成」への感慨もひとしおに残り僅かとなり
ました平成版【自転車奔走記】始まります!
+++++++++++++++++++

たきび版:介語苑 その18-4

【語句】
リハビリテーション/リハビリ

【意味】
身体的、精神的かつまた社会的に最も適した機能水
準を可能にすることによって、各個人
が自らの人生
を変革していくための手段を提
供していくことを目
指し、かつまた時間を限
定したプロセス。

【解説】
今週は医療でのリハビリについてお話します。
現在、医療機関で行われているのは主に①急性期リ
ハビリテーションと②回復期リハビリ
テーションに
なります。まず①の「急性期リ
ハビリテーション」
について。急性期とは概
ね病気や怪我の発症直後か
ら1か月程度の期
間を指します。以前は治療が終わ
った後にリ
ハビリに移行することが多かったそうで
すが、
近年では治療の早い段階でリハビリテーショ
ンを取り入れることにより、寝たきりの防止や後遺
症の軽減に努めることが望ましいとさ
れるようにな
り、脳卒中や骨折などの急な病
気やケガの治療直後、
もしくは治療と並行し
てリハビリテーションが行わ
れることが主流
となっています。治療と並行して行
われるリ
ハビリですので、その最大の目的は長期の
静に伴って発症することが多い「廃用症候群」
防止・軽減とされています。この「廃用症
候群」で
すが、過度に安静にしていたり、活
動性が低下した
ことにより身体に生じる様々
な状態をさします。

『長期の安静で筋肉が落ちてしまった』というよう
なお話を聞
いたことがある方も多いと思いますが、
まさ
にそれが廃用症候群。一般に廃用症候群では、
〇筋萎縮・・・筋肉が痩せてしまい、衰えること
〇関節拘縮・・・関節が硬くなり、動きが悪くなる
〇骨萎縮・・・骨がもろくなる
〇心機能低下・・・心拍出量が低下する
〇起立性低血圧・・・立ちくらみ。急に立ち上がる
          とふらつく。
〇誤嚥性肺炎・・・唾液や食べ物が誤って肺に入っ
         て起きる肺炎。
〇血栓塞栓症・・・血管に血のかたまりがつまる
〇精神的合併症・・・うつ状態やせん妄、見当識
          障
害など。
〇褥瘡(じょくそう)・・・床ずれ
〇括約筋障害・・・便秘・尿便失禁など

など過度の安静が長期間続くとこれらの症状が出る
ことがあります。これらの症状が出て
しまうと、さ
らに別のリハビリが必要になっ
たり、回復までの期
間が延びてしまうことに
なりかねません。ですので
急性期リハビリ
ではこの廃用症候群をできる限り防
ぎながら
必要な治療を行い、次のステージである②
復期リハビリテーションに繋げることが最大の使
命となるんですね。では②の「回復期リ
ハビリテー
ション」とはどのようなものなの
か?と言いますと
急性期リハの到達目標像
(ゴール)は、廃用症候群
を防ぎながら治療
も一段落して安定した状態である
と言えます。
その時点で日常生活に大きな問題がな
ければ
退院して自宅復帰・生活復帰となりますが、
そうではない、つまり以前と同じレベルでの動作や
生活をするためには、急性期のリハと
は別にさらに
継続しリハビリを行う事が必
要なケースがあります。

例えば脳血管疾病で麻痺等の障害がのこってしまっ
た場合、麻痺
した部位の可能な範囲での機能回復や
残存機
能を活用した動作や生活方法などを習得する
ことが必要になる場合などですね。そして、このよ
うなケースにおいて行われるのが回復
期リハビリテ
ーションとなります。このリハ
ビリでは専門の病院
や病棟に入院して、退院
後の在宅生活をゴールに設
定してADL(日常
生活動作)の向上や在宅での生活
の質(QOL)
を高めることを目的に理学療法士や作
業療法
士、言語聴覚士などのセラピストと共にリハ
ビリに励むことになります。この回復期リハビリを
専門に行う病院では、医師、看護師、
セラピスト等
の医療職だけでなく、栄養士や
ソーシャルワーカー
も加わってチームを組ん
で退院後の生活を想定した
包括的なリハビ
リを行っているのが特徴ですね。

この回復期リハビリの期間は疾病や怪我の種類で違
いは
ありますが概ね2か月から3か月程度となって
ます。また、発症からの期間での制限もあ
りますの
で、急性期リハビリの段階で、しっ
かりと医師やセ
ラピストと相談して退院~自
宅復帰までの行程表を
考えておくことが大切
ですね。そしてこの回復期リ
ハビリが終了す
ると、多くは③の「維持期リハビリ
テーショ
ン」のステージへ移行します。この維持期
ハビリにおいては、ほとんどの方が病院は退院し
て自宅、もしくは施設等での生活が始ま
っているこ
ともあって介護保険や総合福祉法
でのリハビリがメ
インとなります。

というところで今週はここまで。
次回は維持期リハビリテーションについてです!
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

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