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【自転車奔走記】介語苑・其の15。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第347回。

!注意!
インフルエンザの流行が止まりません。先月末
までの時点で平成11年以降最多、
全国の推計患
者数はおよそ222万6000
人となっています。こ
れは警報を越え
たレベルの事態です。先週もお
伝えしましたが、マスク着用
とうがい・手洗い、
そして十分な休養
と栄養でインフルエンザ感染
を予防し
てください。また、発熱等があれば速
やかに医療機関へ受診して必要な検査を受けて
下さいませ。
まだまだ収束する気配もないそう
です
ので、引き続き十分な警戒をお願いします。
+++++++++++++++++++

たきび版:介語苑・その15。

【語句】
認知症サポーター

【意味】
認知症に関する正しい知識と理解をもち、
地域や職域で、認知症の方や家族
に対して
できる範囲で手助けをする人
のこと。

【解説】
先月開催された厚生労働省での会議で、来年度か
ら認知症サポーターを対象とし
たステップアップ
講座の開催が各自治体
で展開される予定であるこ
とが明らかに
なりました。また、現在開催中の国
会で
も「認知症基本法(仮称)」の制定に向けて
の動きが与党内で加速している様子
です。このよ
うにこれから様々な政策や
施策で認知症患者様の
ケアや地域生活
の支援及び啓発がなされていきま
すが、
今回の介語苑では、様々な認知症支援の
めの施策の中でも最も身近な制度であ
る【認知症
サポーター】を取り上げます。

この制度の歴史は意外に古く平成17年に遡ります。
実はこの前年にそれまでの
呼称であった「痴呆症」
が現行の「認知
症」に改められ、それに呼応する
形で
「認知症を知り地域をつくる10ヵ年構想」が
スタートし、そのキャンペーンの
中で初めて「認
知症サポーター」の養成
が始まりました。因みに
当初は100万
人の養成を掲げていたのですが、
その後
目標人数と養成者数は増え続け、平成30
12月時点で1000万人の大台を突破
しています。
この認知症サポーターは平
成27年策定された「認
知症施策推進総
合戦略(新オレンジプラン)」で
掲げられた施策の“7つの柱”の筆頭項目になる「認
知症への理解を深めるための普
及・啓発の推進」
の中核を担うものと位
置づけられていて、厚生労
働省では20
20(平成32)年度末で養成者数
12
00万人を目標に掲げています。では、この
『認知症サポーター』とは一体どん
なものなのか?

【意味】の項目に記載しましたが、認知症サポー
ターとは「認知症に関する正し
い知識と理解をも
ち、地域や職域で、認
知症の人や家族に対してで
きる範囲で手
助けをする人のこと」とされていま
すが、
一番の目的は「認知症の事をよく知る
いうことなんです。今でこそのお話で
すが、ひと
昔前は認知症に対する世間の
理解は本当に乏しく
て、その理解のなさ
が原因で様々な地域トラブル
や介護者家
族の抱え込みによる介護困窮や不幸な
故などがたくさん起こりました。また、高齢化
社会が進むに従い認知症高齢者の
数も上昇してお
り、直近(平成24年)の
調査では65歳以上の高齢
者の認知症疾患
有病率が17%、およそ7人に1人
の割合
で認知症を発症している計算になり、こ
ままいくと2025年には約5人に1人
になるとの
推計もあるくらいです。加え
て、若年性認知症の
患者数も増えている
状況もあり、認知症という病
気はまさに
『誰でも罹りうる、身近な病気』にな
ている現状もあります。少しお話が逸れますが、
認知症と一口で言っても実際は
様々、患者さん達
に共通する症状はあり
ますが(専門用語で「中核
症状」と言い
ます)、その症状の現われ具合は本
当に
個々人で違うんですね。症状が重篤になると
介護や支援の困難を伴う症状が出現
する場合もあ
りますが、適切な見守りや
ちょっとした気遣いが
あれば地域で暮ら
していくことが十分可能な認知
症患者様
も沢山いらっしゃいます。

そして、地域で暮らし続けていくためには、地域
方々の“理解”が欠かせない、というか“理解”があ
れば十分可能なんです。認知症の
事を“知っている”
からこそ共感が生まれ
共感があれば認知症患者様
やそのご家
族を身近な目線で見守ることができ
す。理解に基づく実践があればそれに
越したこと
はありませんが、実践、即ち
介護や介入は荷が重
いし敷居が高いのは
事実です。ですので、実践の
大部分はご
家族さんやワタシ達介護のプロに任せ
て、
あくまでご近所さんとして、あるいは地域の
住民として“見守る”、そして可能で
あれば挨拶や
ちょっとした声掛けなどし
て頂ければ十分。認知
症患者さんやその
ご家族にとって、住まう地域の
方の
理解と見守りの中で暮らすという事が、どれ
ほどの安心と人と社会との繋がりを
感じさせるか
は計り知ることができない
くらい大きなものなん
ですね。そして、
それは介護や支援を担う私たち
福祉職の
人間にとっても同じなんですね地域の中
で暮らすという事は地域の理解
の上成り立つ少々
大上段の話し方で
すが、ワタシもケアマネの端っ
くれで認
知症患者さんの在宅介護を担当していて、
心底大切なことだといつも感じている事柄です。

と、少し横道が過ぎましたが(苦笑)要は、認知
症の方や家族さんが地域での
生活を続けるために
は地域の理解が必要
不可欠であり、その理解の一
翼を担って
いるのが認知症サポーターの方々なん
すね。ということろで、今週はここまで。
次回、
本題の認知症サポーターについて
詳しい
解説をします。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

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