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【自転車奔走記】介語苑・其の14。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第346回。

たきび版:介語苑・其の14。

【語句】
インフルエンザの施設内感染

【意味】
介護等施設のなかで入所者、家族や面会者、
スタッフなどがインフルエンザウイルスに
触れ感染すること。

【解説】
今月に入ってインフルエンザの患者数が急激
に増えています。先日も高齢者施設でのイン
フルエンザ集団感染のニュースが報じられた
ばかりですが、感染の発生や拡大を防ぐ意味
で、改めて今回の介語苑で施設内感染につい
て、そしてとくにインフルエンザの施設内感
染の防止についてお話したいと思います。
「施設内感染」という言葉はやや耳慣れない
かもしれませんが、病院等で起こる「院内感
染」の発生のメカニズムとほぼ同じと思って
いただければOKです、要は病院や高齢者施設
などの施設内でインフルエンザ等の感染症が
発生し、その病気が他の患者さんや入所者さ
んにうつっていく現象を指します。病院で起
こる院内感染との一番の違いは、高齢者施設
の目的は病気療養ではなく生活の場となって
いますので、注意すべき感染症の種類は限ら
れてきます。厚生労働省作成の感染対策マニ
ュアルによると、高齢者施設で注意すべきは…

① インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロウイ
 ルス感染症等)、腸管出血性大腸菌感染症、
 痂皮型疥癬、結核など

② メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
 (MRSA 感染症)、緑膿菌感染症などの
  剤耐性菌による感染症

③ 肝炎(B型、C 型)、HIV 感染症

などとされています。
(出典:「高齢者介護施設における感染対策
    マニュアル平成25年3月」より抜粋)

これらの感染症については、流行期だけでは
なくいつでもどこでも『起こりうるもの』と
想定することが大切で、高齢者施設に限った
ことではありませんが、常日頃からその防止
のための方策・対策を講じておくことが求め
られています(因みに、高齢者施設において
は法令により感染症対策を講じておくことが
定められています)。高齢者施設をご利用さ
れた方や見学、面会に訪れた方々はお気づき
かもしれませんが、施設の職員はマスクやグ
ローブ(使い捨ての手袋)、エプロンを着用
して介護にあたっていることが多いと思いま
す。また、面会や見学にいらした方々は施設
の出入口で手指消毒やマスク着用を呼びかけ
る看板見たり、場合によってはスタッフから
お願いをされることもあると思います。これ
らすべては先ほど述べた「感染症対策」の一
環として高齢者施設が講じなくてはならない
ものなんですね。また、外部の人の目には触
れにくいですがスタッフ自身も、手指洗浄と
消毒、うがいに始まり、日々使用する機器の
消毒や管理、室温湿度の調整など定められた
施設内のマニュアルに沿って日ごろから感染
症対策を行っています。つまり、感染症対策
とは、日ごろのルーティンとしての対策だけ
でなく、スタッフやご家族様との協同協力に
よって成り立つものなんですよね   

このように高齢者施設では施設内感染、も
と言えば施設内感染からくる集団感染を未

に防ぐために対策を講じていますが、その

でもこの時期は特にインフルエンザの施設

感染や集団感染発生のリスクが高まります。
では高齢者施設ではどのような対策が講じら
れているかをお話します。一般的にインフル
エンザの対策は…

(1)予防
(2)発生時の蔓延防止

の二つに分かれます。(1)の予防については、
①利用者さんの健康状態の把握②ご家族さんや
面会者さんへの体調確認、感染防止協力の呼び
かけ、及び場合によっては面会の制限など③ス
タッフへのインフルエンザワクチンの接種及び
利用者さんへの接種励行④スタッフの健康管理
とスタッフ家族等のインフルエンザ罹患の把握
⑤湿度や換気など感染が拡大しにくい環境の設
定が主な取り組みになります。(2)の発生時
の対応については①適切な医療を受けるための
支援②個室での療養など感染拡大を防ぐ療養環
境の整備③必要に応じて入院等のために医療機
関及びご家族との連携などが挙げられます。上
述は厚生労働省が作成した「インフルエンザの
施設内感染予防の手引き」をもとにお話しまし
たが、不特定多数の人が利用する場所ではあり
ませんが、高齢者施設といえども閉鎖空間では
ありませんので常に外部との接触はあるのが普
通ですので、100%のインフルエンザ予防と
いうのはなかなか困難な課題ではあります。

ですが、常日頃の感染症対策と施設スタッフは
もちろんですが、ご利用者さん、ご家族さん、
そして面会の方をはじめとする訪問者の方、皆
が協力することで感染予防は十分可能なんです
ね。施設内感染は、何も入所している人やスタ
ッフだけが対象ではなく、一時的に訪問した方
も十分感染のリスクを負っているわけです。
ですので、これからの時期、もし高齢者施設を
はじめ病院などへ行かれる方は、自分のために
もそして施設を利用している方々のためにも、
マスクの着用など協力をお願いしますね!

というところで、今回はここまで。
最後になりますが、あらためて、インフルエン
ザには十分ご注意を!外出時のマスク着用と帰
宅後のうがい・手洗いは必ず!
そして十分な栄養と休養!
しっかり予防して、元気にお過ごしくださいね。
では、SEE YOU NEXT WEEK 

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