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【自転車奔走記】介語苑・其の12。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第344回。

寒い日が続きますね。皆様、いかがお過ごし
でしょうか?年初の忙しさも落ち着き、正月
気分も完全に抜けて通常運転モードに戻り

したヒロモリでございます。
早速ではありま
すが、インフルエンザ罹患数
が急上昇してき
ています!皆様、外出時のマ
スク着用、そし
て帰宅後のうがい手洗いを
しっかりし、かか
らないように気を付けて
下さいね。万が一
『怪しいな』と思っ
たときはすぐ病院で診て
もらってくださ
い。そして普段からの十分な
栄養と睡眠もお
忘れなく!しっかり予防して、
インフルエンザに罹らないようにしましょう。
では、【自転車奔走記】始まります!
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たきび版:介語苑 その10の14

【語句】
ヒートショック現象

【意味】
急激な温度(気温)の変化によって血圧が
乱高下したり脈拍が変動すること。

【解説】
2019年最初の介語苑になります。
今年も宜しくお願いします。

さて、今回取り上げたのは「ヒートショック現
象」です。耳慣れない言葉かもしれませんが、
これは冬季によく発生する入浴中の事故と非常
に密接な関りがあります。寒い日にはポカポカ
お風呂でほっこり温まって疲れを取り、暖かい
布団にくるまってゆっくりと夢の中へ・・・、
お風呂好きの私たちとってごく普通の日常だと
は思いますが、注意していただきたいのがこの
「ヒートショック現象」です。ヒートショック
現象とは、気温などの急激な変化によって血圧
が変動し、身体に大きな負荷がかかってしまう
現象のことを指します。このヒートショック現
象よって不整脈や失神などの意識障害、重篤な
場合は心筋梗塞や脳梗塞などを起こす可能性も
あります。そして、ヒートショック現象の一番
の要因は気温の急激な変化ですので冬季、特に
入浴中に起こることが非常に多いいとされてい
るんですね。では、入浴時のヒートショック現
象がどのような経緯で起こるのか?を見ていき
ましょう。通常の入浴の場合、暖房の効いた温
かい部屋から暖房のない冷たい浴室に入る→熱
いお湯に浸かる→体を洗うために温度の高い浴
槽から出る→再び浴槽に入る→暖まって浴槽か
ら上がって冷たい脱衣所に移る、といった手順
を踏むのが一般的だと思います。でも考えてみ
ればこの一連の手順の中で、体は冷気と暖気
(お湯)に交互にさらされるわけで、結果とし
て血圧も当然のように変動することになります
ので、ヒートショック現象が起きやすく、特に
体の弱い高齢者や糖尿病、心疾患、脳疾患等の
持病を持っている方は注意が必要になります。

また、寒暖差が大きい場所としてトイレもヒー
トショック現象が起きやすい場所として知られ
ています。このヒートショック現象ですが、入
浴中に起こってしまうと意識障害から出浴困難
となってしまい、溺れてしまったり、お湯に浸
かり続けて体温上昇による致死的病態(熱中症
様の症状)を呈してしまうなどの事故を誘発し、
最悪の場合お亡くなりになってしまうことも決
して珍しくありません。つまり、ヒートショッ
クにはそれ自体で脳梗塞や心筋梗塞を引き起こ
し死亡する可能性に加えて、入浴中に意識障害
を起こし、それに伴う事故(入浴事故)により
死亡する危険性をも併せ持っているということ
です。特に高齢者の方については、交通事故に
よる死亡件数より入浴事故による死亡件数のほ
うが多い状態がここ何年も続いていますので、
本当に注意が必要なんですね。では、ヒートシ
ョック現象や入浴中の事故を防ぐためにはどう
したらよいか?以下にその要諦をまとめますと、

 ◎脱衣所や浴室は暖かく、
 湯温は41℃以下が
望ましい!

脱衣所や浴室は、暖房で暖かくしたほうが血圧
の変動は少ないといわれています。暖房がない
場合は、浴室を開けてシャワーから浴槽にお湯
をはったり、浴槽のふたを開けておいたりする
と寒暖差が少なくなります。また、お湯の温度
は41℃以下にするのが望ましいと言われていま
す。加えて、冬場の帰宅後すぐの入浴は控えま
しょう。

◎入浴時は、家族にひと声かけましょう!

入浴は家族がいるときや、できる限り冷え込ま
ない日中にしましょう。入浴時は家族にひと声
かけるようにして、誰かが入浴していることを
全員が知っておくことが重要です。特に高齢の
方に対しては、こまめに様子を見てあげるなど、
常に注意を切らさないようにしましょう。また、
意識を失って溺れることを防ぐために、浴槽に
蓋を置いておくことも予防対策になるそうです。

◎飲酒後の入浴は絶対控える!

飲酒をすると血圧が下がります。入浴中も血管
が拡張して血圧が下がります。飲酒後の入浴は、
血圧が二重に下がりやすく危険な状態です。飲
酒後の入浴は、絶対に控えるようにしましょう。

◎入浴前の血圧測定!

高齢者の場合、血圧が高くて体調が悪くても気
付きにくいため、入浴前に血圧を測定すること
は非常に良いことです。入浴中の事故防止だけ
でなく、日ごろの体調を知る目安になり、まさ
に一石二鳥ですよね。そして、測定時の血圧が
高いときは、用心するようにしてください。
また、たとえ血圧が正常値でも、気温、室温が
低ければ血圧は上がりますので、室温の管理も
一緒に行うようにしてください。

寒い冬でも暖かいお風呂に浸かって心身ともに
リラックス!毎日を元気に過ごすためにも、ヒ
ートショック現象には十分注意してお過ごしく
ださいね。というところで今週はこれまで。
次回、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

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