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【自転車奔走記】介語苑・其の11-3。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第331回。

ようやく、ようやく秋らしい空を眺める事がで
きる日が続くようになってきました。
皆様いか
がお過ごしでしょうか?
長く続いた猛暑と雨の
毎日の影響が体に
ダメージとなって積み重なっ
て、ボディブロ
ーのようにジワジワと効いてき
ている方も多
いのではないでしょうか?体調を
崩しやすい時期ですので、せっかくの
秋満喫の
機会を逃さぬよう、体調管理はどうぞ万全
に!
では【自転車奔走記】始まります!
+++++++++++++++++++++
たきび版:介語苑・その10の3。

【語句】
有料老人ホーム

【派生語】
介護保険3施設

【意味】
介護保険法の介護給付によって入所(入院)の
サービスを提供できる高齢者入所施設。介護老
人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医
療施設を指す。

【解説】
今回は介護保険三施設のうち、介護老人保健施設
についてお話しします。まずは介護老人保健施設
(以下「老健施設」とします。)から。老健施設
は先週お話しした介護老人福祉施設(特養)が終
身型の入所施設であるのとは違い、“中間施設”と
か“通過施設”と呼ばれることが多い施設です。そ
の定義は「介護老人保健施設とは、要介護者であ
って、主としてその心身の機能の維持回復を図り、
居宅における生活を営むことができるようにする
ための支援が必要である者に対し、施設サービス
計画に基づいて、看護、医学的管理の下における
介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生
活上の世話を行うことを目的とする施設。(介護
保険法より)」とされています。注目していただ
きたいのが下線部の文言で、老健施設の利用の目
的は、特養のように在宅での生活・介護困難者が
必要な介護や支援を受けて安心して生活するため
ではなく、利用者が老健施設に入所して心身の機
能回復を図り、再び在宅生活を送ることができる
ように介護や支援をすることなんですね。ですの
で、老健施設では、施設入所中の専門職によるリ
ハビリテーションの提供や手厚い医療的ケア、及
び在宅復帰を想定したケアプランに沿って介護や
支援を提供していくことを特徴として挙げる事が
できます。また、常勤医師、薬剤師、看護師及び
理学療法士や作業療法士と言ったリハビリ専門職
の配置が義務付けられているなど、医療ケア的な
側面が強いことも重要なポイントです。この人員
配置を見ると病院のようですが、老健施設の入所
者の状態像の一つとして「病状安定期にあるが、
引き続き看護・医学的管理が必要な状態」という
ものがあります。怪我や疾病で医療機関に入院後、
病状安定期に至り継続的な治療は必要ではなくな
ったが、在宅で暮らすにはまだまだ何らかの医学
的、看護的管理が必要である状態という意味です。
平たく言えば入院を続けるほど状態は悪くないが、
退院して自宅に戻るほど良くはないという事です
ね。そのような状態の要介護者に対しての介護を
提供するためには、退院後も引き続き医師や看護
師による医学的な管理が必要になりますので、こ
のような人員配置になる訳ですね。更には、退所
後も必要な看護やリハビリテーションを受けるこ
とができるよう、老健内に訪問看護ステーション
や通所リハビリテーション、訪問リハビリテーシ
ョンなどの在宅サービスを併設している施設も非
常に多く見られます。このように病院のような機
能を有しつつ在宅復帰・維持の為の機能も発揮す
るという正に「中間的」な施設であるという事が
老健施設の特徴であり、特養との一番の違いなん
ですね。では他の内容も見ていきましょう。老健
施設の入所要件は要介護1以上となっています。
入所申し込みは各施設へ個別で行いますが、特養
のような入所判定フォーマットは無く、各施設で
行われる医師や看護師等を中心とした入所判定会
議で入所の可否が判断されるケースが多いですね。
また、医師や看護師が常駐していることもあり、
日常的に必要な医療については施設サービス費に
含まれているので病院にかからずとも施設内で受
けることができます(日常的に必要な医療とは、
血液や尿などの検査や傷を消毒するなどの処置、
その他投薬や注射などです)。老健施設の入所期
間は、在宅復帰を目的とする施設という事もある
ので、3か月ごとに本人の状態を確認し在宅復帰
ができるかどうかを判定します。入所の期間につ
いての法的な定めはなく、規定期間が過ぎれば退
去しなくてはいけないということではありません
が、特養のような終身型の施設でなく、退所を前
提とした施設であるということには十分留意する
必要があります。続いて費用面ですが、この点に
ついては特養と同じで、施設サービス費(介護保
険自己負担分1~3割)+居住費+食費が基本と
なります。ただ、先程お話ししたように施設サー
ビス費に日常的医療提供の分が入っているので、
老人福祉施設の施設サービス費に比べてやや高め
に設定されていますが、ほぼ年金の範囲内で入所
することはできると思います。今回お話しした老
人保健施設ですが、施設の目的やサービスの内容
は特養と老健では全く違う性質を持っているのに、
二つの施設を大まかに高齢者が入所できる老人ホ
ームとして捉えている方が多いのも事実です。

それぞれの役割や目的を知っていただいたうえで、
自分や家族にとってどちらがベターで、必要性が
高い施設であるかを考えたり、選んだりする参考
にしていただければ幸いです。
では今週はここまで。次回は介護療養型医療施設
についてお話しますね。
ではまた来週、お会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

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