ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記】介護苑・其の7−2。

【自転車奔走記】介護苑・其の7−2。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第323回。

8月もはや後半に突入。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?ここ数年の
猛暑、毎年「今年は特別
なのかな?」と考えて
きましたが、
もしかするとこの暑さが普通の日
本の夏になったんでしょうかねともかくまだ
まだ暑い日が続きます。
くれぐれも熱中症には
気を付けてお
過ごしくださいね。
では【自転車奔走記】始まります!
++++++++++++++++++++++ 
たきび版:介語苑・その7(2)

【語句】
フレイル

【意味】
主に加齢が原因で、運動機能や認知機能が低下す
ることで生活機能に問題が生じ、健
康障害を起こ
しやすくなっている(要介護
状態等になる)が、
適切な支援や介入によ
り生活機能の維持や向上が
可能である状態(像)。

【解説】その②
フレイルの進行にはサルコペニアが大きく関わっ
ていると先週お話ししました。フレイル
の進行に
ついては、『フレイルサイクル』と
いうモデルが
提示されていて、発症から進行
の様子がよく分か
るようになっています。

(フレイルサイクル)
先ずは加齢に伴う身体の変化や慢性的な疾患によ
ってサルコペニアの状態となります。サ
ルコペニ
アになると筋肉量や筋力の減少によ
って身体の基
礎代謝量が低下していきますの
で、必然的に1日
のエネルギー消費量が減っ
て、食欲が低下し食事
の摂取量が減少して
いき、やがて低栄養の状態と
なっていきます。
因みにこの「低栄養」という状
態は、フレイ
ルやサルコペニアと非常に大きな関
わりがあ
ることは以前から指摘されていて、介護
保険
制度での予防サービスの導入時に必ず実施す
るチェックリストにもその項目があります。また、
低栄養は筋力や体力、活動量の低下等
からのみ起
こるのではなく、口腔機能の低下
(義歯の使用や
嚥下機能の低下等)でも容易
に引き起こされます
ので注意が必要です。

を戻してサルコペニアの状態になると筋力の低
下、易疲労性(疲れやすくなる)や活力
の低下を
引き起こすことで身体機能の低下に
つながってゆ
きます。これに加えて加齢や疾
病等の原因で認知
機能の低下など精神的な面
の低下も加わると更に
活動量が低下ますし、
それらの事柄が社会参加や
社会交流の機会減
少に繋がることで社会的な側面
も障害され、
やがて日常生活に支障をきたすよう
になって
いきます(フレイルの状態)。そして日
常生
活に介護が必要な状態となるとますますエネ
ルギー消費量は低下し、社会参加の機会は減り、
全体的な活動量が低下することで食事量
が低下し
て低栄養となったり、精神機能面が
更に低下した
りする悪循環を繰り返していき
ます。
このように、フレイルは負のサイクル
を引き起こ
しながら進行していきます。

 (フレイルの診断)
フレイルの診断基準については、2016年に
立長寿医療研究センターで行われたフレイル
の進
行に関わる要因に関する研究により、以下
のよう
にフレイル評価基準が示されました。 

1.体重減少      
「6か月間で2~3kg以上の(意図しない)体重
 減少がありましたか?」の問いに「はい」と
 回答した場合
2.倦怠感          
「(ここ2週間)わけもなく疲れたような感じが
  する」の問いに「はい」と回答した場合
3.活動量          
「軽い運動・体操(農作業も含む)を1週間に何日
 くらいしていますか?」及び「定期的な運動・
 ス
ポーツ(農作業を含む)を1週間に何日くらい
 し
いてますか?」の2つ問いに対し、いずれにも
「運動・体操はしていない」と回答した場合
4.握力  
利き手の測定で男性26kg未満、女性18kg未満の場合
5.通常歩行速度
(測定区間の前後に1mの助走路を設け、測定区間定
 5mの時を計測する)の速度が1m/秒未満の場合

この5つの項目のうち3つ以上該当する場合はフレイ
ル、1~2つ該当する場合はプレフレイル
(フレイル
予備軍)、いずれにも該当しない場合
は健常または
頑健とするとされています。また、
介護予防特定高
齢者施策(介護予防サービス関連)
において使用さ
れるフレイルの身体的、精神的、
社会的側面を含む
項目をチェックできる「基本チ
ェックリスト」とい
う様式で、フレイル或いはプ
レフレイル状態にある
高齢者を早期発見できる様
取り組みが続いています。
と言うところで今週はここまでとします。
次回が
フレイル最終回、フレイルの治療(回復)に
ついて解説します。
もう暫くお付き合いをお願いしますね。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

アーカイブ

月別 アーカイブ