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【自転車奔走記】介語苑・其の2。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第316回。

6月最後の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょ
うか?この1週間は、梅雨の中休みと言うよりは
フライングスタートの真夏日蒸し暑く、中々
の手応えでしたね。まだまだ梅雨は続きます。
梅雨の中日
にはこんな日もありますので、タカ
をくくらず熱中症対策は万全にお願いしますね。
では、自転車奔走記始まります!
*******************

たきび版:介語苑 その2

【語句】
避難行動要支援者
〔ひなんこうどうようしえんしゃ〕

【意味】
高齢者や障がい者などのうちで、災害時の
避難行動に特に配慮を要する人の事。

【解説】
梅雨の終わりから夏を迎えるにあたり、毎年の
ように豪雨による被害が発生します。また台風
シーズンもやってきますね。加えて、先日も大
阪府を中心として大きな地震が起こりましたが、
南海トラフを始めとして大規模地震災害への日
頃の備えや注意喚起が常に叫ばれています。
良い機会ですので今回の介語苑は、防災に関す
る語句を取り上げてみました。

「避難行動要支援者」というのは平成25年6月
に行われた災害対策基本法の一部改正で、災害
弱者と呼ばれる高齢者、障害者、乳幼児等の防
災施策において特に配慮を要する方(要配慮者
と言います)のうち、災害が発生したり、又は
災害が発生するおそれがある場合に、自ら避難
することが困難な方で、円滑かつ迅速な避難を
するために特に支援を要する方を指します。

そして同法令で自治体ごとに避難行動要支援者
の名簿(「避難行動要支援者名簿」)の作成が
義務付けられることにより、災害発生時にはそ
の名簿を活用して消防機関や民生委員、社会福
祉協議会、自主防災組織
などの機関(「避難支
援等関係者」が避難
行動要支援者の円滑かつ安
全な避難行動を
支援するというシステムが構築
されていま
す。この制度の運用(避難行動要支
援者の範囲や支援内容、避難支援関係者との連
携等)については自治体ごとに異なりますので
詳細はお住いの自治体にお問い合わせいただく
として、例示として津市の運用状況の概要をお
知らせします。

 (三重県津市の場合)
避難行動要支援者の要件
津市における避難行動要支援者として対象とな
る方は、災害が発生し、又は災害が発生するお
それがある場合に自ら避難することが困難な者
であって、その円滑かつ迅速な避難の確保を図
るため特に支援を要するもので、以下のいずれ
かの要件に該当する者です。

⑴ 65歳以上のみの世帯に属する者で、介護保
  険の要支援または要介護認定を受けている者。
⑵ 介護保険の要介護認定を受けている者で、
  要介護3以上の認定を受けている者。
⑶ 身体障害者手帳の交付を受けている者で、身
  体障害がい手帳の旅客鉄道株式
会社旅客運賃
  減額区分が第1種である者。
⑷ 療育手帳(A1、A2)の交付を受けている者。
⑸ 精神障がい者保健福祉手帳(1級、2級)の交
  付を受けている者
⑹ 障害者総合支援法の障害福祉サービス(同行
    援護、行動援護)を受けている難病患者。
⑺ その他市長が必要と認める者

名簿作成の流れ
⑴ 名簿の作成市で避難行動要支援者名簿に登載
 される対象となる方を整理し、避難行動要支援
 者名簿を作成します。
⑵ 平常時から地域への情報提供を拒否
するか確認。
 避難行動要支援者名簿に登
載される方に通知し、
 地域への情報提供
を拒否するかどうか確認します。
 情報提供を拒否する場合、平常時から地域への情
 報提供を拒否する
場合は「避難行動要支援者名簿
 情報提
供拒否申出書」を市へ提出します。
⑶ 平常時から提供する名簿情報の完成「避難行動要
 支援者名簿情報提供拒否申
出書」の提出があった
 方を除き、平常時
から地域で活用する避難行動要
 支援者名
簿が完成します。
⑷ 名簿情報の提供避難行動要支援者名簿は2種類作
 成しま
す。一つは、⑶で作成した平常時から提供
 する名簿です。もう一つは、⑵で拒否の意思表示
 をした方の名簿です。災害時等に活用する名簿と
 して厳重に封印した上で、災害時等のみ開封する
 ことを条件に消防機関、警察署に提供します。

※ 【避難行動要支援者の氏名その他の避難行動要支
  援者に関する情報については、毎年更新を行う
  ものとします。】

○避難支援者など関係者の取り組みの流れ
(1)避難支援者の決定・周知。
地域で取組を進めるためのメンバーを決めます。
自主防災組織の役員もしくは、自治会役員や民生委
員等の地域の実情を把握している方が主要な避難支
援者となります。役員等の避難支援者に避難行動要
支援者の周知を行い、避難行動要支援者を支援する
ための理解・協力を得て、その進め方について検討
します。

⑵ 避難行動要支援者の所在把握
 市から提供された名簿を確認し、避難行動要支援者
がどこに住んでいるのかわかるように地図に表示す
るなどして所在を把握します。また、名簿に登載さ
れている方が、施設に入所しているケースがあるた
め、避難行動要支援者の居所を確認する必要があり
ます。

⑶ 避難行動要支援者宅への訪問
災害時の支援を円滑に行うには日頃からのコミュニ
ケーションが重要です。まずは避難支援者等で避難
行動要支援者宅を訪問するなどして、必要な支援内
容の確認を行うなど状況把握を行います。訪問して
聞き取った情報は、災害時に必要な支援を行うため
のものであり、目的外に使用しない事を伝えます。

⑷ 支援内容の検討
⑵で作成した地図や⑶で確認した内容をもとに避難
行動要支援者の近隣に住む避難支援者または班など
で、直接、支援できる体制を築きます。支援体制が
整ったら、避難行動要支援者が必要とする支援内容
を行うための方法を検討し、具体化します。必要に
応じて防災学習会を行うなど、災害を受けた場合に
地域がどのような状況になるのか住民一人ひとりが
イメージできるようにしましょう。

⑸ 支援内容・支援方法の確認
支援方法が具体化したら、避難行動要支援者を直接
支援する避難支援者または班で、避難行動要支援者
を訪問し、コミュニケーションを図るとともに支援
内容・方法の確認を行います。

⑹ 避難訓練(防災訓練)
避難行動要支援者に避難訓練参加の声かけを行い、
実際に安否確認や避難誘導が上手くいくかを確認
します。

⑺ 日頃からの声かけ
日頃から声かけやあいさつをするなど、平常時か
ら避難行動要支援者と避難支援者との良い関係を
築くよう努めましょう。

⑻ 災害発生時の対応
災害に関する情報提供、避難行動要支援者の安否
確認、避難誘導、救出活動などあらかじめ決めた
支援を行います。
(※津市避難行動要支援者避難支援
   対策マニュアルより抜粋)

このように万が一の災害に備えて様々な取り組み
がなされています。因みに私たち福祉事業所でも、
災害を想定しての防災マニュアルや避難マニュア
ルの作成、定期的な防災訓練、避難訓練の実施が
義務付けられています。
『災害は忘れた頃にやって来る』はまさに至言。
私たち一人一人が、日頃の備えと意識付けを徹底
することが重要ですね。
では今週はここまでとします。
次回もお楽しみに!
SEE YOU NEXT WEEK , BYE

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