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【自転車奔走記】依存症とは#67。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第299回。

3月最初の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょう
か?急に寒さが緩んだと思えば、強
烈な春の嵐に
見舞われたりと、これから不
安定な気候を繰り返
していきます。徐々に
春に近づいているのは確か
ではあるんです
が、その分体調を崩しやすい時期
でもあり
ます。皆様、健康管理、体調管理には十
ご注意下さいね。月始めの自転車奔走記ですが、
オリンピックも終わりましたので、
気分一新通常
モード、依存症についてのお
話しの再開となります。
++++++++++++++++++++
(アルコール依存症のまとめ)
④「アルコール依存症の治療の過程」-5
アルコール依存症のまとめ、今週はアルコール依存
症の自助グループの活動や組織につい
てお話しをし
ます。ここでいう自助グループ
とは、主にアルコー
ルや薬物、ギャンブルな
どの依存症を発症した方々
が、共通の困難や
問題を抱えた個人あるいはその家
族が自発的
に集まり、その問題の解決やその問題と
とも
に生きていくための力を得ていくために助け
うグループの事を指します。現在の所、ア
ルコール
依存症の自助グループとして活動し
ているのは、主
にAA(アルコール・アノニマス
)と断酒会という
グループです。AAは
アメリカで生まれた自助グル
ープで、「アノニマス
=匿名」の名が示す通り、ミ
ーティン
グと呼ばれる会合で本名を名乗らず(名乗
必要が無いという意味です)に参加する形を取り
ます。ミーティングと呼ばれる会合では、
互いのア
ルコールにまつわる経験談、例えば、
自分が過去い
つもどんなふうだったか、そし
て何が起こり、今ど
うなっているのかを『言
いっぱなし、聞きっぱなし』
の原則に則って
話をします。参加者は、話し手のス
ピーチを
聞きながら、断酒を実行している人達に出
い、その人たちがスピーチで述べた、さまざまな
“思い”を分かち合うことができ、互いに励
まし合い
ながら断酒を続けていきます。この
AAは全国各地
にありますが、所謂組織化は
されていないのも特徴
で、問い合わせや開催場
所の紹介などを行うオフィ
スは全国に数か所あ
りますが、支部→本部といった
具合の縦のライ
ンはありません。ですのでAAには
会員とい
う考え方はなく、会費なども徴収しません。

AAの運営は、参加者の寄付によって成り立ってい
ますが、強制ではなく、払える人が払える
額をカン
パするという形式を取ります。対して
断酒会はAA
の流れを汲みつつも日本で発祥
した日本独自の自助
グループです。断酒会では、
実名参加が決まりとな
っていて、全国各地にあ
る断酒会も、上部組織とし
て全日本断酒連盟が
設立されているなど、全国組織
として組織化さ
れています。このように組織化され
ていますの
で、参加するには会員制を取っており、
低額で
すが会費もあります。その活動は例会と呼ば
れる会合への参加が基本となっていて、例
会で参加
者は自らの酒害体験と自分自身を正直
に語り、参加
者はそれを聞きます。断酒例会で
も『言いっぱなし、
聞きっぱなし』の原則があ
り、話し手は話すだけ、
聞き手は聞くだけとい
うスタイルを取ります。断酒
例会で参加者の話
を聞く中で、自分と同じように酒
で苦しんだ人、
断酒を頑張っている人、断酒と飲酒
渇望の間で
苦しんでいる人の話を聞き、自分と同じ
人たち
がいる事への安心感と同じ悩みや問題で苦し
仲間との一体感を得ることができます。

そして断酒例会に出席し続けることにより、自分は
をコントロールできないという事、また、自分
けが違うのではなく、みんなと同じ依存症な
のだと
いう自覚が心に生まれて、その一体感と
自覚が断酒
継続にとって一番大切なことである
とされています。
また、断酒会の特徴として、
家族も断酒会員として
断酒例会に参加し、家族
の立場から、家族が受けた
酒害体験を話します。
家族も往々にして共依存等の
嗜癖に巻き込まれ
ていますので、この家族体験を聞
くことは、家
族の回復にとっても重要であり、そし
て家族の
回復も依存症本人の回復と密接にリンクし
てい
るとされています。因みに、AAは基本的に依
存症本人のみの自助グループで、家族はそれとは別
にアラノンと呼ばれるアルコール依存症家
族の為の
同じような自助グループに参加します。
断酒を続け
ているアルコール依存症患者の全て
がどちらかの自
助グループに参加しているわけ
ではありませんが、
参加している人の断酒率は
高く、自助グループの依
存症治療に対する効果
は、治療モデル的に十分効果
が立証されていま
す。このように、アルコール依存
症患者は社会
に出てからも、自助グループ等に参加
しながら、
生涯断酒を続けていく事こそが、依存症
からの
回復の唯一の方法であるとされています。

と言うところで今週はここまでとします。
次回は⑤の「アルコール依存症に潜む「嗜癖」問題
についてお話しします。
では、皆様またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK

 

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