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【自転車奔走記】依存症とは#63。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第292回。

あっという間に1月も月半ば…さすがにお屠蘇
気分は抜けていますが、
まだ松飾りはついてい
るような(笑)。
毎年正月が明けてからの時の
速さには、
なんとも不思議な気分になってしま
ます。さて、寒さもさらに増して風邪をひく
方が多くなり、加えてインフ
ルエンザが流行し
ています。マスク着
用と手洗いに嗽、そして十
分な栄養、
水分の摂取と休養を心がけて、体調
万全に保ってお過ごしくださいね。あとイン
フルエンザに限らず、風邪を
ひいたらすぐに医
療機関を受診してし
かるべき治療を受けるよう
にしましょ
う。「病は気から」は昔の話、今は
「病は早期発見、早期対処」が肝心です!
冬はまだまだこれから。
元気にこ
の寒さを乗り切りましょうね。
では【自転車奔走記】始まります!
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【アルコール依存症のまとめ】
④「アルコール依存症の治療の過程」について
お話ししています。前回はアルコ
ール依存症の
治療方法は断酒しかないこ
と、そしてアルコー
ルの長期大量摂取等
によって変性してしまった
脳は仮に何十
年と断酒していても二度と元に戻
ること
はなく、一滴でもお酒を飲めばアルコー
ル依存症の問題飲酒を再発してしまうことにつ
いてお話しました。これらの事か
ら、アルコー
ル依存症の治療過程は

(1)断酒をしてアルコールを体内から抜く
(2)断酒を続けていくためのグループワー
   クや精神療法などのリハビリテーショ
   ンの実施。
(3)退院や社会復帰後も断酒を続けていく
   ために自助グループへの参加や定期的
   な医療機関の受診。

というプロセスを踏むことが一般的です。
(1)については先ず前駆的段階として、ア
コール依存症患者が自分は「アルコール依
存症
である」という事を“認める”ところから
始まり
ます。実のところ、この「自分は依存
症患者で
あるという事を認める」という行為
は『一番の
難関である』という人もいるく
らい難しいこと
なんです。アルコール依存症
に限らず全ての依
存症は“否認の病気”と言わ
れており、自分が何
かに依存状態となってい
ることを認める(自分
で自分自身が依存症で
あると認識する)ことが
非常に難しいんです
ね。アルコール依存症の場
合、『自分は、酒
は止めようと思えばいつでも
止められる。だ
から自分は依存症ではない』と
いうのが否認
の常套句の一つで、連続飲酒をし
て毎日朝か
ら酔っぱらってフラフラになってい
ようが、
飲酒で家族や会社、社会に迷惑をかけ
ようが、
自分はアルコール依存症ではないと言
い切っ
てしまう。つまりアルコールに自分が支
配さ
れている(脳がアルコールという化学物質
刺激を要求しているので、自分の意思や感情
では太刀打ちできない状態)ことを認めたく
い訳なんですね。

否認があるうちは、たとえ入院して一時的に断
酒しても退院したらす
ぐに再飲酒しますし、そ
もそも否認のアルコ
ール依存症患者が治療を行
うこともありませ
ん。ですので、アルコール依
存症の治療の第
一歩は『自分はアルコール依存
症で、自分一
人ではどうしようもない状態にな
っている』
と自分自身が認識することなんです
ね。依存
症患者がその状態になるために必要な
事とし
てよく言われるのが“底つき体験”、飲酒
で健
康を損ね、家族を失い、仕事も失い、社会
定期信用も失い、お金も無くなり…といったい
わゆる「どん底」の体験をしないと否
認の状態
から脱することができないという意
味です。で
すので以前はアルコール依存症で
否認のまま治
療に結びついていない患者さん
は「放っておく」
しかないと言われていまし
た。自分がどん底に
落ちて自分自身で否認を
解かない限り、他の人
が何をどうしても無駄
だという意味なんですね。

ただ、最近はインタベンションと言って、否認
状態の段階から、
依存症専門の支援スタッフや
カウンセラーが
関わり続けて治療へと繋げてい
く手法も取ら
れています。このようにして否認
の状態を抜
けてから初めてアルコール依存症の
治療が開
始となります。現在では入院治療が一
般的で
すが、入院してすぐは解毒と言って、断
酒を
すると同時に体内に残っているアルコール
全て抜く治療が行われます。その際に離脱症
状(いわゆる禁断症状)がほぼ必ず起こりま
ので、それへの対処、そして長年のアルコ
ール
摂取の影響で影響を受けた臓器の障害や
精神的
な部分の治療などが行われていきます。
通常は
この治療が3週間ほど続き、体調やメ
ンタルの
部分が落ち着いてくると次のステッ
プである
(2)リハビリテーションに移ります。
ということろで今週はここまで。次回は(2)
のアルコール依存症のリハビリテーシ
ョンにつ
いてお話しします。
では、皆様お元気にお過ごしくださいね。
またお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK 

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