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【自転車奔走記】依存症とは#58。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第285回。

晩秋から冬への移ろいを感じます今日この頃。
要は「寒くなりましたねぇ~」という事ですが
皆様いかが
お過ごしでしょうか。朝晩は本当に冷
えるようになりま
したね。今年はインフルエンザ
クチンの入荷が追い付かず、今接種を希望して
も12月になるケース
も多いみたいです。
皆様、予防接
種は済みましたか?
季節の変わり目の体調を崩しやすい時期もヤマ場
に差し掛かってい
ます。風邪などひかないように
層の健康管理とご注意をお願いしますね。
では、自転車奔走記始まります!
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今週は②「アルコール依存症の症状」を振り返っ
てみます。アルコール依
存症の“症状”を知るうえで
大切なこと
は、飲酒そのものに起因する症状(酒害
と呼びます)と、依存症の
発症に伴って出現する症
状(依存症に
特有の症状)を分けて考える事です。
前回のまとめでお話しした通り、大量飲酒とアルコ
ール依存症との間には、
因果関係はありますが、大
量飲酒=依
存症ではありませんし、また大量飲酒
た人がすべからく依存症になること
もありません。
だからこそ、アルコー
ル依存症の症状を知るために
は、先ず
「酒害」を理解し、その上で依存症の症状
を知ることが重要なんですね。で
は先ずは「酒害」、
アルコールの摂
取によって起こる様々な症状につい
お話しします。

アルコールの摂取によって引き起こされる症状には
大別して(1)アルコー
ルが直接作用して生じる病
気や症状
(肝臓や膵臓など)と(2)栄養不足(主
にビタミン)によって引き起こさ
れるものの二つが
あります。
長期間の大量飲酒によって障害を受ける
臓器には肝臓、膵臓、胃腸、心臓、脳・神経・筋肉
・骨、ホルモンや生殖機能な
ど、ほぼ身体の全ての
器官に影響が生じ
ますが、これらのなかで一番アル
コール
との因果関係が強いのが肝臓の障害です。
元々アルコールは肝臓で分解・吸収され、中性脂肪
などに変えられてエネルギー源
として身体の各細胞
に送られますが、肝
臓の分解・吸収機能を上回る量
のアルコ
ールを長期間連続して摂取すると、肝臓
処理が追い付かず中性脂肪が肝臓に蓄
積されます。

その結果、脂肪肝→肝機能低下→肝炎や肝硬変など
の重篤な
症状に至ります。また、脂肪肝の状態の
ま飲酒を続けるとアルコール性肝炎と
いう急性症状
もある病気になる率が高く
なります。また膵臓では
アルコール性膵
炎といって、アルコールの大量連続
摂取
が原因となり膵臓に急性の炎症がおこり、強力
な消化酵素がまわりの組織や臓器を
消化しながら広
がっていく病気が生じま
す。これが慢性化すると慢
性膵炎に移行
したり、膵臓の機能が障害を受けるた
分泌されるインシュリンに異常が生じ糖尿病など
の症状を引き起こします。心臓
に関しては長期にわ
たる大量飲酒により
心臓の筋肉(心筋)が障害を受
け、アル
コール性心筋症を発症することも知られ
います。また、脳器官については大量
のアルコール
を長年飲んでいると、アル
コールが直接脳を障害し
て大脳や小脳が
縮んできます。

小脳が縮む病気をアルコール性小脳萎縮症といい、
足腰が立たな
くなって飲酒していないのに千鳥足に
る(小脳性歩行)、舌がまわりにくくなる(構音
障害)などの症状が出現します
(脳器官の障害です
ので断酒によって症
状が軽くなることがありますが、
通常は
後遺症が残ります)。大脳についてはアルコ
ールの直接的な作用によって特に前
頭葉の部分が小
さくなる(萎縮)ことが
よくあるとされています。
また、アルコ
ールの多量連続摂取が続き、ビタミン
の栄養素が不足することで発症する、運動失調や
眼球運動麻痺、意識障害を呈す
るウエルニッケ脳症、
記銘力障害、見当
識障害)、作話などの症状を呈す
るコル
サコフ症候群もよく知られています。その他
にも骨粗鬆症や短時間に多量の飲酒
をすることで引
き起こされる急性アルコ
ール中毒などもあります。

以上、色々な病気や症状をお話ししてきましたが、
ぼ全てがアルコールの大量摂取、長期間に渡る摂
取がその原因となっていること
が大切なポイントで
す。つまり、アルコ
ール依存症にならなくてもお酒
を飲み
続けるといつか上述のような病気や症状を発
症する可能性が非常に高いという事
になります。
ですので、巷間よく言われ
る『適量の飲酒と休肝日』
は非常に大切
なんですね。
というところで今週はここまでとします。
次回はアルコール依存症の症状のうち、
依存症に関係する症状をお話しします。
ではまたお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK 

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