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【自転車奔走記】依存症とは#55。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第281回。

雨の日曜日となりました。皆様いかがお過ごし
でしょうか?
本来ならからっとした秋晴れの日
を日
々満喫しているはずなんですが、このとこ
ろ季節外れの前線の停滞による曇
天雨天の連続
で、まともにお日様を見
ていないような印象が
あります。所謂
「季節の変わり目」がこれくら
い長く
続くと、体調を崩しやすい状態が続き
す。周りでもコンコンと咳をし
ている人が増え
てきました。
皆様、健康管理には十分注意して
お過
ごしくださいね。それと!今日は「衆議院
議員総選挙」の日です
投票は済ませましたで
しょうか?
明日からのこの国の行く末を決める
大切な選挙です。
しっかりと自分の一票を投じましょうね。
では、「自転車奔走記」始まります!
++++++++++++++++++

今回はアルコール依存症患者の家族の為の相
機関や自助グループについてお話しします。

までお話ししてきた通り、飲酒依存を繰り
返す
アルコール依存症患者の周囲には必ずと
言って
いいほどイネブラー(飲酒の支え手)
としての
家族が存在します。依存症患者本人
の治療や回
復が進んでも、家族の問題(イネ
ブリングや共
依存等)へ全く手を付けず、ア
プローチが足り
ないままの状態では、ほぼほ
ぼ100%の確率で
再使用、再発という結果
を招くことになるので、
アルコール依存症の
治療・回復では家族への支
援は依存症患者本
人への治療と同じくらい重要
な位置を占めて
います。またアルコール依存症
は“生涯断酒”
が必要な病気ですので、アルコー
ルの再使用
に至らない為にも、患者本人は依存
症からの
回復を、そして家族はイネブリングに
代表さ
れる共依存という“依存症”からの回復を
目指
して日々の生活を送る必要があります。

つまり、アルコール依存症は患者本人だけで
く家族も何らかの形で嗜癖(依存)という
網に
絡めとられている状態という事ができま
すね。
ですから、アルコール依存症患者の回
復の手段
として有効と認められ、広く浸透し
ているAA
(アルコホリック・アノニマス)や
断酒会とっ
いた自助グループ活動は依存症患
者の家族の回
復や支援にもその有効性、有用
性が認められて
います。現在、アルコール依
存症患者の家族の
為の自助グループでは、断
酒会とAAの家族版
であるAl-Anon(アラノン
)が有名です。

まず断酒会ですが、断酒会にはアルコール依存
症患者の家族も入
会することができるのが特徴
です。依存症患
者が体験談を語り合ったりする
例会と呼ばれ
る集まりには患者の家族も参加可
能ですので、
依存症患者の家族としての立場か
ら色々な体
験談を話したり他の会員の体験談を
聞いたり
して、経験や体験を分かち合いながら
回復の
道を歩き続けることができます。また、
例会
とは別に“”家族会と呼ばれる依存症患者の
家族
の為だけの会も開催されていますが、基本
通常の例会に家族も参加して、体験談を語り、
聞くことだとされています。このように断酒
において家族というのは会の活動の上で非
常に
重要な位置づけをされていますが、これ
は断酒
会が、アルコール依存症は“家族の病”
であり、
そして断酒会とは依存症患者本人だ
けの回復の
場ではなく、患者と家族が一緒に
回復し健康で
幸せな生活を新生していく場
であるとしている
ことからも伺えますね。
では一方のアラノンで
すが、この自助グルー
プはアルコール依存症患
者の家族や友人など、
身近にいるアルコール依
存症者から影響を受
けた人の為にあります。

発祥は1950年代のアメリカで、AAと同じように
世界各地で活動を
していて、日本では1980年頃か
らその活動を
開始しています。特徴としてはAA
と同じく
12ステップのメソッドを使って、家族
それぞ
れが自身のケアと回復に向き合い取り組
む点
です。先述した通り、アルコール依存症患
の家族は殆どと言っていいくらい共依存に代
表される嗜癖に囚われてたり、前にお話しし
AC(アダルトチルドレン)として、生き辛
い苦
しい思いを抱えながら過ごしてきていた
りします。
その意味で、「アルコール依存症
患者の家族」と
いう立ち位置ではなく、「ア
ルコール依存症患者
から様々な影響を受けた
一人の個人」として自身
の回復に向き合う
というスタンスです。ですので
AAのミー
ティング(集まり)には、原則家族は
出席し
ませんし(「オープンミーティング」と呼
れる集まりには家族や関係者も参加は可能)、
逆にアラノンのミーティングに依存症
患者当事者
が参加することもありません。

だ、このことは断酒会と違ってAAやアラノン
が依存症患者と家族を分断しているような印象を
与えてしまいますが、決してそうではな
く、AA
とアラノンも依存症からの回復には当
事者と家族
とのに共通している“個人の回復と
救済”という基
底視点から来るものだと思いま
す。
余談ですが、断酒会は「日本的」でAAは
「欧米
的」という話をよく耳にしますが、単
なる字面や
発祥の経緯だけではなく、家族と
いうものに対す
るそれぞれのスタンスの違い
からくるものなんで
しょうね。
というところで、今週はここまでとします。
次回からは、今までのアルコール依存症のお話
を振り返りながら総まとめ的なお話をしてい
きま
すね。長かったアルコール依存症について
のお話
しもいよいよ佳境に入ってきました。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

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