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【自転車奔走記】依存症とは#54。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第280回。

十月も中盤、皆様いかがお過ごしでしょうか?
スポーツの秋!運動の秋!と言いたいところ
ですが、このところの10月らしくない暑さや
雨の多さで少々モチベーションがダウンしが
ちですね。実は、今月初めにたきび津事務所の
すぐ近く
に津市の総合運動施設「サオリーナ」
がオー
プンしました。「サオリーナ」という
名称と
津市という場所からピン!とくる方も
いらっ
しゃるとは思いますが、かの霊長類最
強女子
であり国民栄誉賞受賞者、女子レスリ
ングの
吉田沙保里選手の偉業を記念して建て
られた
施設なんですね。プールやトレーニン
グ施設、
体育館に武道館など様々な施設があ
って、一
般の人も利用しやすい施設ですので、
たきび
津事務所のガールズチーム(笑)も早
速ヨガ教室や
トレセンに通って健康作りやフ
ィットネスに
励んでいるみたいですね。
えっ?ワタシですか?
まぁ、冒頭にも述べたようにモチベーション
の回復を待って、体調を十分考慮しながら、
そのうち軽―く運動でも始めようかなぁ…
考えています
ともあれ、体調を崩しやすい
天気が続いてい
ますので、皆様、健康管理に
は十分ご留意く
ださいね。
では【自転車奔走記】始まります!
**************************

今回からはアルコール依存症患者の家族への
支援や回復のプログラムについてお話しします。
前回お話ししたように、依存症からの回復には
家族の力が必要になります。ただし、依存症患
者とその家族という二項対立的な構図での“家族
サポート”ではなく、“家族も一緒に”回復に向か
うことが多くの場合必要になります。なぜなら
依存症患者の家族は知らず知らずのうちに依存
症患者と共依存の関係に陥っていたり、イネブ
ラー(依存行為の支え手)であったり、そして
機能不全家族として子供に様々な精神的影響
(アダルトチルドレン)を与えてしまったりし
ているからです。依存症患者が自分を依存症で
あると自己知覚して回復に向かおうとしても、
その家族が家族自身の共依存やイネブリングに
無自覚のままであれば、依存症患者のみならず
家族もろともが、いともたやすく「依存」とい
う嗜癖に取り込まれてしまいます。それは依存
症患者や家族が“弱い”のではなく、依存という
嗜癖がそれほどまでに“強力”であるという事な
んですね。ですので、依存症患者が回復の過程
で自分自身を見つめなおすのと同じように、
家族もそれぞれがその回復の道程で自分たちを
見つめなおすことで強力な敵に立ち向かう必要
があるんです。

例えば、『自分たちはどのように依存症患者に
対応していたのか?』、『依存
症をどのように
捉え、そしてどのように向き合
ってきたか?』、
更には『自分たちはなぜアル
コール依存症に振
り回されてきたのか?自分は
今までどのように
生き、何を感じ求めて生きて
きたのか?』など
を問い直し、勇気をもって向
き合うことで、初
めてアルコール依存症患者の
家族として治療に
関わることができます。そし
て最終的には(依
存症)という厄介な嗜癖の呪
縛から解き放たれ、
健康な生活と人生を取り戻す回復の途に付くこ
とができます。

このように家族への支援は依存症患者の回復過
程と不可分
のものになりますので、支援プログ
ラムも依存
症治療とリンクして進行することが
一般的です。
多くの場合、依存症患者の治療開
始に合わせて
家族への支援が始まります。
まずはアルコール依存症に対する正しい知識を
学びながら、依存
症についての理解を深めるこ
とから始まります。
もし誤った知識のまま依存
症患者と接しても決
して良い効果や結果が導か
れないからです。ま
た、初期段階では依存症患
者が引き起こし、家
族が巻き込まれていたアル
コール関連問題で疲
れ切ったり、傷ついたりし
た心や問題の多い実
生活(経済面や社会面)を
少しでも回復させる
ためのケアやサポートも行
われます。そして、
できる限り早い段階で依存
症家族の為の自助グ
ループに参加するなどして、
自身を振り返った
り、辛い経験や苦しい思いを
仲間と分かち合っ
たりしながら、自分自身の回
復(共依存やACなど)を図っていきます。

そして治療の進み具合に応じて依存症患者と治
療・支援職者との三者
ミーティングや個別のミ
ーティングを重ねて、
治療の進み具合の確認、
家族の受け入れ準備の
進捗状況を確認しながら、
退院に向けての下地、
環境作りを行っていきま
す。退院となっても、
自助グループ等への参加
や依存症患者の治療の
中で自身そして家族の回
復を少しずつ果たして
いく事になります。
以上、大まかではありますが、アルコール依存
症の家族の支援過程についてお話ししました。
次回は、家族のための自助グループや相談機関
などを紹介しますね。
というところで今週はここまで。
次回も引き続きお楽しみください。
SEE YOU NEXT WEEK 

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