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【自転車奔走記】依存症とは#52。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第276回。

9月もそろそろ後半戦にさしかかって きました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 今年は暦の
関係でいわゆる「シルバーウイーク」もやや控
えめといった印象ですが、来週の秋分の日が過
ぎると、本格的な秋に突入し、少しずつ冬の気
配が漂ってくるワタシが一番好きな季節になり
ます。ただ、この時期は一日、特に朝晩と日中
の寒暖差が結構あります。体調管理には十分に
ご注意下さいね。
では【自転車奔走記】始まります!  
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今週はアダルトチルドレンからの回復について
お話しします。前回までアダルトチルドレンと
はどのような概念で、どのような生成過程を経
て生み出されるのかを見てきました。またアダ
ルトチルドレンと呼ばれる人々は、アルコール
や薬物等への依存や共依存などの嗜癖に陥りや
すい傾向があることもお話ししてきました。
ただ誤解して頂きたくない事は、アダルトチル
ドレンというのは別に「諸悪の根源」でも「お
かしな病気」でもなんでもないということです。
AC(アダルトチルドレンの略)について色々そ
の性格的特徴や思考のパターンなどをお話しし
ましたが、よくよく考えてみると殆どすべての
人が大なり小なり、何かしらの一致点を持って
いるはずなんですね(因みに日本では約60%が
ACの概念に当てはまるというデーターもあるそ
うです)。ですのでACは何らかの診断基準があ
るわけではなく、また他人から指摘があっても
本人がそうでないと考えていればACではありま
せん。あくまでも自己知覚・自己認知の一つと
して考える、つまり自分が何かしらの生き辛さ
を感じていて、その生き辛さを変えたい、解消
したいと考えた時に自分自身が持っている“AC”
あるいは“AC的なもの”に気付いた時に、初めて
ACとしての自分が成立すると考えて下さい。

ところでこの自己知覚から始まるというプロセ
スは何かに似ていると感じませんでしょうか?
依存症についてもまずは「自分が依存症である」
という事を認める(自己知覚)ことが全ての第1
歩であるとお話しをしましたが、まさにACと全
ての依存症(嗜癖)はその意味においてほぼ同
じという事ができるんですね。ですのでACから
の回復と依存症からの回復の方法論やプロセス
の根底に流れるものはほぼ同じと考えて頂いて
大丈夫です。ACからの回復では、以前紹介した
12ステップや、ACの為の自助グループ、個別
カウンセリングなど依存症からの回復とほぼ同
じ手法が取られています。また、アルコール依
存症など依存症からの回復の過程で自分自身が
ACであったことに気づき、依存症からの回復と
ACからの回復を分離不可能なセットとして取り
組んでいる人もたくさんいます。

と言うところでアダルトチルドレンについての
お話しはこれにて終了となります。
本題のアルコール依存症からの回復に戻って、
これらのお話しを振り返ってみると、ACもそし
て併せて紹介した「機能不全家族」も、嗜癖や
依存症と非常に密接に関わっていることが分か
りますね。つまりアルコール依存症からの回復
には個人だけでなく家族への支援というか家族
に対して回復の手を差し伸べることが大切であ
り、また家族が持つ問題からの回復が無ければ、
依存症からの回復も難しいことを示唆していま
す。その点を踏まえて、次回はアルコール依存
症患者の家族への支援について具体的にお話し
していきますね。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

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