ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記】依存症とは#45。

【自転車奔走記】依存症とは#45。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第267回。

猛暑の毎日!本当に暑い日が続いていますよね。
気温と同時に湿度も高く、熱中症になりやすい
環境が継続しています。
皆様、室温管理(夜間
就寝中も忘
れないでください)、そして適切な
水分補給など、熱中症に厳重警戒をお願いしま
す。
また、暑さによる疲労もそろそろ溜まって
くる頃です。しっかりとした
栄養補給と睡眠と
休養を心がけてく
ださい。まだまだ梅雨は続き
ますが、元気に
夏本番を迎えましょうね。
【自転車奔走記】今週も始まります!
-------------------------------------------------------------
 

アルコール依存症患者の社会復帰に向けたアプ
ローチ、そして退院後の支援につ
いてのお話し、
今週からは依存症患者の
家族への支援について
になります。アル
コールに限らずほぼ全ての依
存症には、
家族や近しい人の存在が重要な位置
を占
めています。依存症の一つ共依存、依存行
為を支えるイネブリング等々が代
表的ですよね。
これからそれらの家族と
依存症患者の関係や家
族への治療回復の
為の支援について色々とお話
ししていく
ことになりますが、今回は序章的な
意味
でアルコール依存症患者と家族との関係
歴史についてお話しします。

アルコール依存症患者の自助グループが発生し
アメリカでは、1950年代から「アラノン」
言うアルコール依存症患者らの妻や家
族の自助
グループが活動を始めていま
した。それらの活
動の中で以前ご紹介し
た「イネブラー」「共依
存」という概
念が生まれ、アルコール依存症は
単なる
個人の嗜癖的酒害から家族や社会と言う
文脈の中で広がりを持った捉え方(=回復への
治療)ができるようになりました。
さらに1970年代、その活動の中で新たな考え方
である『機能不全家族』や『アダ
ルトチルドレ
ン』という概念がアメリカ
で示されました。そ
もそもの始まりは、
アルコール依存症の回復や
治療に当たっ
ていたソーシャルワーカーや医師
らがそ
の支援の経験から、アルコール依存症親
を持った子が、親と同じようにアルコール依存
症になってしまうケースが珍しく
ない事に気づ
いた事でした。さらに、ア
ルコール依存症の家
庭で育った子らは、
当人がアルコール依存症に
ならなくても、
配偶者やパートナーにアルコー
ル依存症
を選んでしまうことが多々ある事にも
づきました。遺伝的疾患でない依存症がなぜ
世代間連鎖的に発生しているのか?
その現象の
問いに対する一つの答えが
「家族」という社会
的装置が持っている
“機能”だったという訳です。

因みに日本では1980年代にアダルトチルドレン
という概
念が紹介され、一時は誤用や曲解も含
んで
はいましたが流行り言葉的に扱われたこと
もありましたね。このようにアルコール依存症
と家族との関係は年を追うごとに分析
が進み、
現在では一つの社会的モデルとし
て体系的に理
解されるようになりました。
その全体像をお話
ししていると本が一冊書
けるくらいになります
ので、次回からはキ
ーワードごとにお話しをし
て、最終的に全
体の概要を皆様にお示しできれ
ば…と
考えています。

と言うところで今週はここまで!
次回、先ずは「アダルトチルドレン」とい
キーワードについてお話しします。
では、またお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

アーカイブ

月別 アーカイブ