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【自転車奔走記】依存症とは#39。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第259回。

晩春とは思えない暑い日が続いています。皆様、
いかがお過ごしでしょうか?
前回衣替えのお話
しをしましたが、先日ワタクシ
の知る利用者様
で、衣替えをせず冬仕様の部屋着で過ごしてい
た方が、軽度の脱水
症状を起こしかけました。
幸い大事には
至りませんでしたが、冬仕様の衣
服は熱
が籠りやすく(その分保温性に優れてい
るという事なんですが)なっています。気温が
20度を超える日は、面倒くさがら
ず少し薄手の
風通しの良い服に着替える
など体温調整をこま
めにお願いしますね。
沖縄地方は梅雨入りした
様子です。本州
ももうすぐジメジメの季節。そ
れまでの
間、気持ちの良い晩春から初夏を大い
楽しみましょう!
では、【自転車奔走記】始まります!
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今週も引き続きAAと断酒会についてお話ししま
す。前回はグループ活動の際に実
名前を名乗るか
名乗らないか?についてAAと断酒会のスタンス
をお話ししました。今回は自助グループの活動内
容についてです。AAも断酒会もメインはメンバー
が集まって、各自の体験談や自分自身の思いを話
す方法が取られていますが、この集まりで話をす
る際に双方共通のルール
というか形式があって、
それは『言いっぱなし』そして『聞きっぱなし』
と呼ばれるものです。どういうものか?と言いま
すと、まず話す人は自分自身のことを自分の言葉
で話す、人の意見を受けてとか「○○さんが言った
ように…」という引用もご法度。あくまで自分の
思いや考え、そして体験を自身の言葉で話します。
そして話を聞く側は、あくまで『聞く』だけ。
話し手が話した内容時に対して感想や意見、賛意
や異論反論を発言することは厳に慎むべきことと
されています。この形式は福祉援助技術の「傾聴
技法」や、時にはバイスティック7原則(※1)に
敷衍して語られることがありますが、筆者の考え
ですがそれらとは根本的な部分での違いがあると
感じています。つまり傾聴もバイスティック原則
のうちの受容の原則や非審判的態度の原則も、あ
くまで支援者とクライエントとの関係性の中で支
援と言う目的を達成するために発揮される
べき面
接技術であり“支援技術”です。一方自助グループで
行われる「言いっぱなし・聞きっぱなし」は支援
・被支援という関係ではく、あくまで同列の関係、
当事者同士の信頼関係のなかで、それぞれが自分
自身の回復を自分自身で開拓し、進んでいくため
の気づきや安心の機会を与えることが目的です。

発言者は周りに囚われることなく自分の今の思い
を素直に話すことで、聞き手も発言者が話す内容
を聞いて、自分の事のように感じたり、あるいは
過去現在の自分を振り返ってみたりと、話し手の
内容そのものではなく、その内容に自分がどう反
応したのかを内観的に観ることで、また自分自身
の体験を信頼できるメンバーや仲間と分かち合う
ことで、依存症からの回復という長い道のりを、
依存症患者に纏わりついている劣等感や低い自己
評価、色々な囚われ、そしてやフラッシュバック
や再発の恐れなどの負の感情を纏いながらも歩き
続けるための“糧”をそれぞれが感じ得ることがそ
の目的だと考えます。この自助グループの集まり
をAAでは「ミーティング」、断酒会では「例会」
もしくは「断酒例会」と呼びます。また、AAのミ
ーティングでは体験談などのスピーチもあります
が、テーマを決めて、特に後述する「12ステップ」
という有名なプログラムに沿って行われる場合も
あります。一方断酒会でも、先ほどの12ステップ
を参考にしてはいますが、通常の例会では各自が
それぞれ体験談を話す事に主眼が置かれています。

と言うところで今週はここまでとします。
次回はAAと断酒会の組織の違いについてお話しし
ながら、先ほど述べた12ステップと言うものを一
部ですがご紹介していきます。
では、また来週お会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK!

※1 バイスティック7原則について
アメリカのケースワーカーであったF.Pバイスティ
ック
が1957年に著書『ケースワークの原則』で示
した個別援助技術(ケースワーク)において支援
者がクライエントに対して取るべき基本的な立ち
位置や態度を原則化したものです。
原則1:個別化の原則
原則2:意図的な感情表出の原則
原則3:統制された情緒的関与の原則
原則4:受容の原則
原則5:非審判的態度の原則
原則6:(利用者の)自己決定の原則
原則7:秘密保持の原則
(順番は変わることがあります)

介護福祉士やケアマネの試験で良く出題されます
ので、今年受験される方は是非とも覚えておいて
下さいね
 

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