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【自転車奔走記】依存症とは#38。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第259回。

五月も中盤にさしかかりました。皆様いかが
お過ごしでしょうか?
季節的には春真っただ
中のはずですが、
このところの暑さに少々参
っています。
というのも、自分で言うのもな
んですがちょっとした(妙な)ポリシーとい
うかこだわりがありまして、半袖
を着るのは
は6月から9月末まで。長袖
は10月から5月末
までと厳密に衣替え
のシーズンに従って着る
服を決めてい
ます。ですので5月の暑い日と
9月の肌
寒い日はホトホト困ってしまうという
訳です。まあ、他に強制されているわけでは
なくただの自分縛りのルールで
すので、臨機
に着る服を選べばいいだ
けの話ではあるんで
すが、長年続けて
いるだけにちょっとやそっ
とでは改ま
りそうにありませんね
と言うところで、自転車奔走記、
本編が始まります!
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今週からアルコール依存症の自助グループの
活動内容や歴史についてお話ししていきます。
現在日本では断酒会とAA(アルコホリック・
アノニマス)という2つの自助グループがあり
ます。双方ともアルコール依存症患者が互い
に助け合いながら依存症からの回復を目指す
という目的は一緒なんですが、その歴史や活
動内容には若干の差異があります。ですので、
それぞれの設立に纏わる簡単な歴史と、活動
内容について比較しながら進めていこうと思
います。活動の歴史からするとAAの方が古く、
1935年にアメリカでその活動が始まりま
した。当時のアメリカではアルコール依存症
はようやく病気という認識が芽生え始めたば
かりの状態で、一般的な認識はアルコール依
存症を本人の怠惰や意志の弱さ、つまりアル
コール依存症患者その人の人格的要因にその
原因を帰するようなものでした。その中で大
量飲酒の問題に苦しんでいたビル・ウイルソ
ンとボブ・スミスという二人によってその活
動がスタートし、徐々に世界に浸透していき
ました。日本国内では戦後まもなく外国人達
による活動はありましたが、1975年(昭和50
年)から日本語によるAAの活動が始まり、現
在はほぼ全都道府県で活動が行われています。

一方の断酒会ですが、日本では明治のころか
ら禁酒会や禁酒同盟といった禁酒運動があり
ましたが、アメリカで始まったAA方式を取り
入れたアルコール依存症患者の自助組織とし
ての断酒会は1953年(昭和28年)に高知
県でその活動をはじめ、その後全国にその活
動が広がっていき、昭和38年には全国の断
酒会の連絡組織として「全日本断酒連盟」が
組織されています。因みにAAも全国各地にサ
ービスオフィスを設けて、連絡や紹介に応じ
ています。以上がAAと断酒会の大まかな歴史
ですが、AAは世界各地にあるのに対し、断酒
会は日本独自の自助グループであることに特
徴がみられます。続いてそれぞれのグループ
の特徴についてお話しします。

AAは正式名称を「アルコホーリクス・アノニ
マス」、直訳すると「無名のアルコール依存
症患者」と言います。その名の通り、このグ
ループの特徴の一つに「名前を名乗らない」
というものがあります。グループの集まりで
はそれぞれが自分で名乗るニックネームで呼
び合うことが通例となっています。ただ本名
で参加している人もいますので、ニックネー
ムが強制と言う意味ではありません。これに
対して断酒会は基本的に実名で参加すること
になっています。名前を名乗るか名乗らない
かと言う違いがありますが、名乗らないAA
では、個人のプライバシー保護もありますが、
匿名性(無名性とも呼ばれます)と言って、
名前をあえて名乗らない事で、名前を持つ事
による自意識や自我と言ったものから自由に
なり、一人のアルコール依存症患者として純
粋にアルコール依存症からの回復の為に他の
メンバーの話を受け入れたり、自ら発言した
りできるようになることを重視しています。
他方、断酒会では姓名を名乗ることを原則
(強制ではありません)としていますが、
これはアルコール依存症であることは決して
恥ずべきことではないこと、そして堂々と社
会で名乗れるようになることで、自身が持つ
依存症患者であることを始めとした劣等感を
薄め、自らの言動に責任をもって堂々と生活
していくことができ、その事こそが断酒を継
続していく糧となりダイナモとなるとしてい
ます。名前を名乗る、名乗らないという事だ
けでも、それぞれのグループの考え方が出て
いて興味深いですよね。
と言うところで今週はここまで。
次週も引き続きAAと断酒会
についてのお話しをします。
では、またお会いしましょう。
皆様、これから暑い日がつつきますの
で水分補給を始め体調には十分注意し
てくださいね。
SEE YOU NEXT WEEK 

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