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【自転車奔走記】依存症とは#32。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第251回。

3月も終盤にさしかかる日曜日、そして明日は
お彼岸です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
実はワタクシ、朝活ではありませんが朝は早め
に出社するようにしています。モノの本で人間
は午前中が一番脳の動きが活発だという説を知
り、効率的に仕事を進めるために(というのは
タテマエで、実際はトシせいか年々朝起きる時
間が早くなったからなんですが)そうしてい
るんですが、つい
先月まで会社に着いても薄暗
かったのが、
今や朝日を燦々と浴びての出勤に
なりました。
いやはや、本当に月日が過ぎるの
は早いです
ね。彼岸を境に増々昼が長くなり、
暖かな日
が増えて、いよいよ春の到来ですね。
津市の
お花見の名所では、お花見シーズンに向
けて
もう準備が始まっています。いざ春本番。
皆さま体調管理には十分お気を付け下さいね。
では「自転車奔走記」始まります!
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今週からアルコール依存症の治療と回復につ
てお話をしていきます。
アルコール依存症の治
療は主に3つの段階に
分けることができ、
第1期・解毒期
第2期・リハビリテーション(前)期
第3期・リハビリテーション(後)期
となっています。(また、これらの期の前段階
として、アルコール依存症患者を治療
に結びつ
けるための「導入・介入期」を設
けている所も
あります。)これらの治療の
うち、第1期と第2
期は専門の医療機関で入
院治療を行うことが一
般的です。そして第3
期以降は社会の中で、自助
グループやデイケア
、通院治療などを活用して
行われてい
きます。ではまず第1期の解毒期につ
いてお
話しします。

第1期の治療は「解毒」の言葉が示す通り、酒害
を身体から取り除く事が目的の過程です。
長期間
に渡るアルコールの多量摂取は、アル
コール依存
症患者の心身には様々なダメージ
を与えています。
アルコールの多量摂取が原
因となるウエルニッケ
脳症やコルサコフ症候
群、アルコール性ミオパチ
ー等の代表的な疾
患の他にも、多年の飲酒による
慢性肝炎や肝
硬変などの肝機能障害、実に様々な
疾患を抱
えています。加えて、入院により断酒、
つま
りアルコールを摂取しない状態が続くと血
のアルコール濃度が下がり、結果として手
の震え
や異常発汗などの自律神経症状やイラ
イラや不安
感、そして幻覚や幻聴などの精神
症状を引き起こ
す「離脱」という症状が現れ
ます。解毒期はこれ
らの酒害を身体から取り
除く事を目的として行わ
れます。特に離脱症
状については、断酒に伴う離
脱症状の苦しさ
を和らげるための薬剤投与やイラ
イラや幻聴
・幻覚などの症状を抑える向精神薬や
抗不安
薬を使って治療に取り組むことになります。

この第1期の目的は『酒を体から完全に抜いて健
康な身体を取り戻す』いわゆる初期化
の過程と考
えて頂ければよいと思います。
ただ私が知ってい
るアルコール依存症患者さ
んの多くはこの解毒期
が「一番辛い」と仰い
ます。ただ、アルコール依
存症の原因物質は
アルコールそのものなので、ま
ず酒を体か
ら抜かないことには話になりませんよ
ね。そ
の意味でどんなに辛くても絶対に避けては
れない治療過程なんですね。さて、この第1
は概ね3週間程度で終了し、アルコール依
存症患
者さんの体内からはアルコールが完全
に抜けて、
一旦リセットされた状態になりま
す(肝炎等の慢
性疾患や精神疾患の治療は必
要に応じて継続しま
す)。そして患者さんは
次の第2期の「リハビリ
テーション(前)期」
へすすむことになります。

と言うところで今週はここまでとします。
次回は第2期のリハ
ビリテーション治療について
お話しをします。
ではまたお会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

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