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【自転車奔走記】依存症とは#31。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第250回。

風はまだまだ冷たいですが、陽の温かさが日増し
に感じられる1週間でした。
皆様いかがお過ごし
でしょうか?
年度末の忙しい時期ですが、ポカポ
カと心地
よい陽の光を感じると、自ずと『春眠暁
を覚
えずzz』といつのまにかウトウト歳のせ
いか、近頃妙にうたた寝が増えそうに
なっている
ヒロモリでございます。
そんな時は外へ出て冷た
い空気で深呼吸。
気を引き締め【自転車奔走記】
今週も始まります!!
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今週からアルコール依存症の治療や回復について
お話ししていきます。
最初にお話ししておくこと
は、アルコール
依存症に完治というものは無いと
されて
いることです。完治が無い、つまりアルコ
ール依存症患者は一生アルコール依存症という病
気と付き合っていく必要があると
いうことなんで
すね。ちょっと個人的なエ
ピソードになりますが、
初めてアルコ
ール依存症の患者さんに会った時の
お話しをしま
す。10年以上前のお話しになります
が、そ
の方は当時断酒会(アルコール依存症の自
助グループ)の役員みたいな事をされていて、患
者歴も古くアルコール依存症患者さ
んの間では結
構有名な人だったそうです。
で、その方と色々お
話しをしている中で
『僕は断酒○○年目だから』と
いう事
を仰いました。当時私は、アルコール依存
症は病気であり、そしてそれに対する治療がある
のであれば、当然治るものと普通に
認識していた
んですが、その方は真剣な表
情で『アル中は治ら
ない病気。どれだけ長
く酒を断って、酒なんか飲
みたくないと思
っていても、一口飲んだ瞬間また
戻ってしまう病気だから酒を断ち続ける事が必要。
酒を飲まない
一日一日を積み重ねていくことが自
分たち
にとって生きるという事。』と仰られて、
その言葉のもつ重みに呆然とした覚えがあります。

アルコール依存症に限らずですが、依存症の治療
には複数の要素が絡まり合っ
ています。アルコー
ルや薬物などの場合は
その依存物質の摂取によっ
て生じた身体の
ダメージの問題。自身と依存対象
との間に
ある依存症の問題、自身と家族の間にあ
共依存などの関係依存の問題、そして依存症に
なったことで壊れてしまった周囲の人
や社会との
関係の問題などです。治療を必
要とする依存症患
者はこれらの要素が絡み
合い、入り混じっている
状態ですので、個
々の問題に当たりながら一つ一
つ絡んだ糸
を解し、かつ全体を包含的に見据えな
がら
治療していきます。依存症患者さんは『治療
(CURE)』
という言葉でなく『回復(REC
OVERY』
という言葉をよく使います。これら
の言葉
の持つ意味も考えながら、次回から具体的
なアルコール依存症の回復の過程や実際につい
てお話しをしていきますね。
では、また来週お会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

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