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【自転車奔走記】依存症とは#26。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第263回。

今週は土曜に登場のヒロモリです!

寒い日が続いています。皆様いかがお過ごしで
しょうか?先週は全国的に大雪の週末でした。
三重県も久々の雪で、ワタクシの自宅近くでも
10㎝くらいまで雪が積もり難渋しました、まだ
まだ冬本番は続きます。皆様、風邪などひかぬ
よう健康には十分注意してくださいね。
今週も『自転車奔走記』始まります!
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今週から共依存のお話になります。
先週までお話ししてきた、自身の自己承認欲求
を満たす先を他者と自分との関係に求め、その
人間関係に強い執着を抱く関係依存という嗜癖
が、自身と対象となる他者との間で双方向的に
働く状態を共依存と呼びます。元々の意味は読
んで字のごとく『ともに依存しあう関係』とい
う事なんですが、ともに依存しあう関係という
事だけであれば、人間社会は元々「持ちつ持た
れつ」お互いがお互いを頼りにすることが社会
生活の土台の一つですので、別段問題となるほ
どの事ではありませんよね。

そのほかにも、誰かに頼る人とそのように頼ら
れることが嬉しい人たちが円満円滑に生活を送
っている場合もよくあります。これも「人に頼
るな!自立せよ!」という意見はあるでしょう
が、ある意味人生の価値観の問題ですので、特
に問題なく生活が送れている以上、あえて問題
視すべきほどの事ではないですよね。ですが依
存症の一つとしての『共依存』は、そのベース
に嗜癖としての関係依存があるので、先ほどま
で述べてきた相互依存的な用法での「共依存」
とはかなり違ってきます。関係依存は他者が自
分を必要とするような状態でいるようにコント
ロールすることですが、共依存になると、色々
と世話を焼くことで相手が自分を必要とするよ
うにコントロールする人と、逆に相手に世話を
焼かせることで、相手が自分を必要とするよう
コントロールする人との関係になります。

ちょっとわかりにくいので整理してみますね。
【共依存の基本的な関係】
Aさん→Bさんの世話を焼くことで、
       自分を必要とするように、
    Bさんをコントロール。
Bさん→Aさんに世話を焼かせることで、
    関係依存のAさんが自分を必要
    とするようにコントロール。

つまり、AさんとBさんがそれぞれ自分の利益
の為に、お互いがお互いを自分の意に添わせよ
うとコントロールしあっている状態になります。
この状態が共依存の基本的な形で、お互いがお
互いを必要とする関係の根っこに関係依存とい
う嗜癖が潜んでいることがキーポイントです。
例えばアルコール依存症患者とその家族の場合
であれば、現在の状態がどんなに悪くても、或
いは更に状況が悪化していっても、共依存にな
っている以上、お互いがお互いともその状況を
好転させることより、たとえ状況がどんなに悪
くても自分の欲求を満たすことができる現状の
歪んだ依存関係をキープし続けることが最優先
になります。つまり、家族に迷惑をかける依存
症患者は、相手に迷惑をかけることで『尽くさ
れる存在』として自分が相手に必要であり続け
るよう、家族はどんな理不尽があっても相手に
尽くすことで『尽くす存在』として相手が自分
を欲し続けるように、それぞれが相手をコント
ロールするので、本人たちを取り巻く問題が解
決するどころか、ある意味破滅的な状態へと進
んでしまいます。

次週は、その辺りをもう少し具体的にお話しし
ますね。
では、また来週お会いしましょう。
SEE YOU NEXT WEEK 

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