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【自転車奔走記】依存症とは#25。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第262回。

寒い日が続いています。皆さまいかがお過ごし
でしょうか?こう寒いとどうしても家にこもり
がちになるのが人情
ですが、風は冷たくてもお
陽さんはポカポカと暖かいですよ。どうしても
散歩など外出が億劫になった時は、外で日光浴
でもどうでしょうか?
暖かい光を浴びていると
不思議に億劫さも消え『ちょいと散歩でも…』
とお出かけの呼び水にもなりますよね。この冬
ちょっと外出が面倒になっているときは是非お
試しを!ただ、防寒はしっかりお願いしますね。
というところで【自転車奔走記】始まります!
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依存症についてのお話しは今回より再開となり
ます。
今まで関係依存のお話しをしてきました
が、前回からちょっと間が空きましたので簡単
におさらいをしておきます。
関係依存とは人間
関係への嗜癖(強い執着)の事ですが、これは
人間誰しもが往来にして持っている自己承認欲
求や人から愛されたいという(自分の)欲求を
満たすために、相手に過度に尽くすことで、或
いは相手との関係をコントロール(支配)した
りして自分が必要とされる人間という人間関係
上の位置づを保ち続ける様を指します。この関
係依存は、利他的に、献身的に相手に尽くして
いるだけに見えますが、その裏には『自分が尽
くすからこそ相手は生きることができている
(相手に尽くしすことで自己承認を得ようとす
る心理)』『相手に必要とされない自分は耐え
られない。だから相手にとって自分が必要な人
間であり続けるように振舞う(相手を支配して、
相手が自分を必要とし続けるように人間関係を
コントロールする心理)』など見方を変えると、
利他的どころか非常に利己的な欲求からくる心
理が働いています。ただ、このような心理傾向
は誰しも持ってはいます。自己承認を100%自分
だけの力で行える人などまず皆無でしょうから、
これらの関係依存はいわば病的な関係依存であ
り、あくまでも人間関係への嗜癖、即ち非常に
強い執着を持って人間関係に囚われる場合のお
話しであることはご承知下さい。

さて、この関係依存についてですが、関係依存
症者に共通する特徴が色々と挙げられています。
あくまで参考程度の意味で一部を列挙しますと、
・自分を価値の低い者と感じ、自分が
 他者にとってなくてはならない者で
 あろうと努力する。
 ・他者からの好意を得るためなら何で
 もする。
 ・つねに他者を第一に考え、みずから
 は犠牲になることを選択する。
・奉仕心が強く、他者のために自分の身
 体的、感情的、精神的欲求を抑える傾
 向が強い。
・他者の世話をやくことによって、その
 他者が自分へ依存するように導く。
・自分と他人との境界が曖昧で、他人の
 感情の起伏の原因が自分にあると思ってしまう。
  (引用 A.W.Schaef[1987=1993:42-46])

などです。他にも色々ありますが、総じて自己評
価が低く、常に周りを気にする。そして自分を適
切に愛せない性格特徴を持つ人が関係依存に陥り
やすいとされています。自己評価が低く、常に自
分に満足できない人が、自己承認を得るために
「他人に必要とされることが必要となる」状態へ
と追い詰められ、結果として生じる関係依存症者
の利他主義的な特徴は、自分自身の存在証明がか
かったきわめて自己中心的で切実な心理的動機か
ら発しているわけです。ですが、関係依存症者は
その人間関係に執着するという行為や心理の中に
利他的行為と利己的心理という矛盾を常に抱え続
けています。その矛盾からか、自己承認を得ると
いう人間の基本的欲求を満たす先を人間関係に求
めてしまう関係依存症者は最終的には「他者の用
意した「定義された自己像」に向けて、自己破壊
的同調をしていく。文末注1」、例としてはアルコ
ール依存症患者に何度も何度も困らせられ続けて
も、それでも献身的に支えようと「自分が居なく
なったらこの人はどうにもならない」と耐えつつ
離れることができない、などです。

さて、この関係依存が双方向に働くケースが非常
に多く見られます。というか、関係依存に陥るの
は片方だけではなく双方であることが一般的なん
ですね。このような関係は『共依存』と呼ばれて
いますが、この共依存をある程度理解できるよう
になると『依存症は家族の病気である』というテ
ーゼが非常によく理解できると思います。
次回からこの共依存についてお話しを進めます。
では、寒い日が続きますが御身大切に!
またお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK

※注1引用
(共依存概念の混乱と問題性 )

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