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【自転車奔走記】依存症とは#24。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第260回。

今週はいきなり本題です!

今週も関係依存についてのお話しになります。
人間が誰しも持っている自己の承認欲求「自
分が社会の中で価値ある存在であると思いた
い」「自分が存在している理由が意義あるも
のだと感じたい」「自分が存在している何ら
かの必然性を感じたい」を満たそうとする場
合、他者との関係性の中でその欲求を満たそ
うとするケースがあることをお話ししました。
その場合、相手や周囲に対して献身的に利他
的に振舞うことで他者からの承認を得て、そ
の他者からの承認(他者にとって自分は必要
な人間であると他者に認められる)で自分の
承認欲求を満たそうとする人が存在します。
その人たちは多くが性格的傾向として自分自
身への自己評価が低かったり、なかなか自分
が必要とする自己承認を自分自身で感じるこ
とができなかったりするがために相手に尽く
すことで自己承認欲求を満たそうとしていま
す。これらの人たちの献身的や利他的と見え
る態度や行為も、その裏には自己の承認欲求
を満たしたいという非常に利己的な動機があ
るので、それが故にその人たちにとって他者
は自分の自己承認欲求を満たしてくれる存在
であり続ける必要が生じてきます。少しわか
りにくいので例を挙げますと。AさんがBさ
んに献身的に尽くしている場合、Aさんにと
ってBさんは“Aさんの尽くす行為を必要とし
受け入れる人”
であり続ける必要があるという
ことです。仮にBさんがAさんの行為を疎ま
しく感じて受け入れることができなくなれば、
Aさんは自分の自己承認欲求を満たすことが
できなくなるからです。このことはつまりA
さんにとってBさんは、一人の尊重すべき個
人ではなく、Aさんの献身を受け入れ、その
事でAさんの承認欲求を満たしてくれる人間
関係上の装置に過ぎないわけです。その結果、
AさんはBさんとの歪な人間関係を維持して
いくために、更なる献身や利他的行為にをB
さんに与えると同時に、Bさんがその行為を
受け入れる状態であり続けコントロールしよ
うとします。この「人間関係をコントロール
しようとする」ということも少しわかりにく
いですよね。

アルコール依存症の患者さんと家族に当ては
めてお話しをします
と、以前お話ししたよう
にアルコー
ル依存症患者は酒を飲み続ける事
色々なトラブルを起こします。そして家族
は患者本人の世話を焼いたり、
トラブルの後
始末をしたり、酒を止
めるように色々な手を
尽くしますが、
その家族の行為が結果として、
アル
コール依存症患者に飲酒しやすい環境を
作りをさらに悪化させてしまう
ことが往々に
して存在することをお話ししました。このイ
ネブリングが、家族のアルコ
ール依存症につ
いての知識や治療や
回復に対する無知からく
るのであれ
ばそれほど大きな問題ではないん
すが、家族がいつのまにかアルコール依存
症患者との関係依存に陥って
いた場合、家族
にとっては依存症患
者に尽くすことが自己承
認になる訳
ですので、“依存症患者と患者支え
尽くす家族”という人間関係に固執、つまりそ
の歪んだ人間関係を維持し
ようと振舞うこと
になり、依存症患
者の回復を願うのではなく
【依存症
患者がいつまでも依存症患者のまま
でいるよう】相手やその人間関係をコントロ
ール、つまり、依存症患者
が家族の献身が必
要な状態であり続
けるよう、家族の自己承認
欲求を満
たしてくれる関係でありつづけるよ
う人間関係や相手をコントロールして、最終
的に自分の自己承認欲求を
満たすためだけの
利己的な理由で相
手を支配しようとします。

これらからも分かるように、関係依存とは
【自分の承認欲求の為に、他者や他者との関
係のなかで得ようとするこ
とに執着する】行
為と言えますね。
ただ、依存という文言が示
す通り
本人は自分が自己の承認欲求を満た
ために相手に尽くし、そして相手
をコントロ
ールしようとしていると
いう自覚と言うか明
確な認識は殆ど
ありません。ただ常に襲って
くる強
い自己への欠乏感や低い自己評価か
くる不安感を埋めるために、無意
識的に行っ
ている側面が強いことも
事実ですね。
ということで今週はここまで。
次回は関係依存の人間像や性格傾向について
お話しをして、さらに“共依存”
という状態についても言及していきます。
では、また来週!!!

そうそう・・・
平成28年の【ケアマネの自転車奔走記】、
今回で最終となります。皆さま、この一年当社
HPへのご来訪
と本ブログのご愛読ありがとう
ございました。
併せて、公私ともにお世話にな
りました
方々に御礼申し上げます。来年は一層
気を引き締め、また読んで楽
しく、色々な情報
が分かりやすく発信で
きるブログを掲載できる
よう勉強してま
いります。
次回は平成29年!
皆さま、今日のクリスマス、そして年末年始を
楽しくお過ごしくださいね!
SEE YOU NEXT YEAR 

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