ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記】依存症とは#14。

【自転車奔走記】依存症とは#14。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第246回。

ちょっと歯抜けになってしまった今年のシルバー
ウイーク最初の日曜日、皆さまいかがお過ごしで
しょうか?またぞろ台風のお出ましで、週明けか
ら荒れた天気になる地域もありそうです。十分お
気をつけ下さいね。
梅雨ほどではないにしても、
秋雨前線も鬱陶しい空気を運んできますが、一雨
過ぎるごとに涼しくなるのは素直に有難いです。
停滞する前線が去れば本格的な秋の到来!皆さま
体調には十分注意して楽しく秋を迎えましょうね。
では、自転車奔走記、始まります!
---------------------------------------------------------

今週はアルコール依存症に伴って出現する身体や
社会生活上の様々な問題についてお話しします。
まずは身体に関する問題です。
身体に関する部分
については、アルコール
依存症そのものが原因と
いうわけではなく、
大量に飲酒をすることに伴っ
て起こる病気
や障害を指します(『アルコール関
連身体
問題』あるいは『大量飲酒随伴問題』とも
呼ばれます)。アルコールの摂取に関しては適度
に飲むのであれば【愁いを払う玉
箒】なんですが、
度を越した飲酒を長期間
続けると【命を削る鉋】
にもなるという事
ですね。では、主な大量飲酒に
伴う身体問
題を見ていきます。
○肝障害・肝機能障害
 アルコールの摂取を長期間続けることによって
 起こる肝障害は、一般的に脂肪肝、
→アルコール
 肝炎→肝硬変というふうに悪
化していくことが多
 いです。「脂肪肝」とは、
肝細胞内に脂肪がたま
 り、肝臓が大きくなっ
ている状態です。「アルコ
 ール肝炎」は、肝
細胞が変性、壊死を起こし、肝
 腫大、黄疸、
食欲不振、悪心、嘔吐、全身倦怠感
 などが生
じ、時には死亡することもあります。そ
 して
「肝硬変」は、肝細胞の広汎な壊死が起こり
 その代わりに肝臓としての働きをしない結
合組織
 の増生がみられます。肝硬変になると、
肝臓はは
 じめ腫大し、後には萎縮していきま
す。身体症状
 としては黄疸、脾腫、手掌紅班、
クモ状血管腫、
 食道静脈瘤、女性様乳房、腹
水、浮腫、肝性昏睡
 など重篤な症状を示し、
死亡率の高い病気です。
 肝硬変まで進
むと、治癒は難しいとされています。

○胃腸障害
 アルコール関連の胃腸障害としては「急性胃粘
 膜病変」といって、アルコールの過飲に
より胃粘
 膜に浮腫、びらん、小潰瘍、出血を
生じ、上腹部
 痛、吐き気、嘔吐、吐血を起
こすものです。よく
 耳にする「胃・十二指腸
潰瘍」については、潰瘍
 の発生そのものにア
ルコールが関与するかどうか
 は分かっていな
いそうですが、大量のアルコール
 摂取は潰瘍
の治療に悪影響を及ぼすます。症状と
 しては
食後や空腹時の腹痛、潰瘍部位からの出血
 が
みられる。ひどくなると「穿孔」と言って胃
 十二指腸に穴があくこともあります。そし
て「マ
 ローリー・ワイス症候群」と言って、
食道下部か
 ら胃上部の粘膜に裂創が生じ、
大量の吐血をする
 ものもあります。この病気
は大量に飲酒した後、
 吐き気や嘔吐を繰り返
した後起こることが多いそ
 うです。ただ、同
じような吐血でも、肝硬変から
 来る食堂静脈
瘤の破裂の場合は死に直結する怖い
 病気です。

他にも、アルコールを大量に長期間摂取し続けると、
栄養障害と言って、十分な食事をし
ていても栄養の
吸収が悪くなったり、下痢が
続いたりして、栄養不
足、栄養障害に陥りや
すい体になってしまいます。

○アルコール性心筋症
 長期にわたる大量の飲酒によって、心臓が肥大し
 て、不整脈、体動時の呼吸困難や動悸、夜
間の突
 発性呼吸困難等の心筋症の症状がみられ
るように
 なります。症状が比較的軽い時期は断
酒すること
 によって症状はよくなりますが、末
期になると断
 酒しても回復しないことが多いよ
うです。

○糖尿病
 血液内の糖をコントロールするインスリンとい
 物質を産生している膵臓が何らかの障害を受
け、
 インスリンの分泌が不足することで起こる
病気で
 す。この糖尿病の発症にもアルコールの
摂取が関
 係しているといわれています。アルコ
ールの長期
 ・大量の摂取は膵臓を破壊しアルコ
ール性膵炎と
 いう病気を生じさせますが、一方
で膵臓の細胞も
 壊してしまい、結果としてイン
スリンの分泌が悪
 くなり糖尿病の原因になり得
ます。また、アルコ
 ール自体がかなりのカロリ
ーがありますので大量
 に飲酒するということは
過剰なカロリーを摂取す
 ることになり、糖尿病
は起こりやすくなります。

他にも、アルコールによって筋肉の繊維が溶けてし
まう「アルコール・ミオパチー」という病
気や、高
齢者に多い「骨粗しょう症」もアルコ
ールを大量に
摂取することで起こりやすくなる
と言われています。
というところで今週はここまでとします。
来週もアルコール関連する身体問題について、
主に脳に関する病気をお話しします。
では、またお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK 

アーカイブ

月別 アーカイブ