ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
ケアステーション たきび home サイトマップ
デイサービス 訪問介護サービス ケアステーション たきび
ケアステーションたきび サービス案内 ケアステーションたきび アクセス情報 ケアステーションたきび お問合せ
たきびブログ 
 
お知らせ
トップページ > お知らせ > 【自転車奔走記】依存症とは#4。

【自転車奔走記】依存症とは#4。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第232回。

梅雨入りはしたものの、まだまだ梅雨前線の
雨が降らず、比較的過ごし良い天気
が続いて
います。皆さまいかがお過ごし
でしょうか?
週明けくらいから本格的に
梅雨前線がやって
きて長雨になりそうな
気配です。ジメジメ、
ジトジトの一年で
一番嫌な季節がこれから本
格的に始まり
ます。脱水予防などの健康管理、
食品や
居室の衛生管理などなど気を付けるこ
がたくさんありますが、元気に梅雨を乗
切るためにも一人一人が注意して毎日
を過ご
していきましょうね。
鬱陶しい梅雨を吹き飛ばす【自転車奔走記】、
ちょっと大きく出すぎましたが…始まります!
----------------------------------------------------------

アルコール依存症についてのお話しを再開
ます。5月29日の回で、アルコール依存症
と飲酒の関係についてお話ししました。
アルコール依存症を考える際に一つの尺度
して酒量、どれくらいお酒を飲むのか?
とい
うものがあり、通常は飲酒量が増える
にした
がってアルコールに関連する問題の
発生率が
高くなります。その飲酒量には、
飲むお酒の
量に応じて「正常飲酒」と「多
量飲酒」とい
うカテゴリーに分けることが
できます。日本
では、厚生労働省が策定し
た「健康日本21
の中で
「節度ある適度な飲酒(正常飲酒)」
「多量飲酒」が定義されていて、前者は、
1日平均20g程度の飲酒」、後者は「1日
均60gを超える
飲酒」とされています。
因みに
ここでいう60gは、酒に含まれる
純アルコール
量で、60gはだいたいビール
中ビン3本、日本
酒3合弱、25度焼酎300ml
に相当します。ここ
で注意していただき
たいのは、多量飲酒者が
おしなべてアルコ
ール依存症になるという訳
ではなく、あく
まで多量飲酒者にアルコール
関連の問題を
抱えている人が多いということ
で、通常飲
酒の範囲内である一日平均20gの
アルコール
摂取でもアルコール依存症と診断
された方
もいれば、多量飲酒者でもアルコー
ル依存
症に至らない方もたくさんいます

さて、アルコールの摂取量が多いとアルコー
ル関連の問題を抱える率が高くな
るというお
話をしましたが、「アルコール
関連の問題」
とはなんでしょうか?実は、
この部分がアル
コール依存症という病気を
分かりにくくして
いる部分でもありますの
で、ちょっと丁寧に
お話しします。アルコ
ールに関連する問題を
総称して「アルコー
ル関連問題」と呼びます
が、これには色々
な健康問題や社会問題が含
まれます。健康
問題とは、アルコールの摂取
に関して起こ
る身体上の問題のことで、短時
間で多量の
アルコールを摂取したことにより
起こる急
性アルコール中毒や長期間にわたる
アルコ
ール摂取によって起こりやすい肝硬変
や肝
臓がんなどの肝機能障害を例として挙げ
ことができます。社会的な問題としては、
飲酒運転や最近取り上げられることが多く
ったアルコールハラスメントから飲酒に
よる
暴力や生活不安等の家族の問
題まで含みます。
 

『アルコール関連問題』の主な内容
【出生前・乳幼児期】
(親の影響)
・胎児性アルコール症候群 ・虐待
【少年期・青年期】
(親の影響)
・発達障害 ・精神障害 ・アルコール乱用
・薬物乱用・虐待
(本人の問題)
・急性アルコール中毒 ・臓器障害 
・アルコール乱用 
・薬物乱用 ・行動障害
【主として青年期以降】
(臓器障害)
・肝臓障害・腎臓障害 ・心筋症 ・高血圧
・糖尿病 
・高脂血症・ホルモン異常 ・悪性腫瘍
(精神・神経障害)
・痴呆 ・言語障害・抹消神経障害・うつ病
・嫉妬妄想 ・性格変化
(結婚・家庭問題)
・夫婦の不和・別居や離婚・家庭内での暴力
・児童虐待
・家族の心身症 ・経済的困窮
(職業上の問題)
・頻回の欠勤・休職・失業・頻回の転職
・能率の低下 ・事故
(社会的問題)
・飲酒時の暴力 ・警察保護 ・飲酒運転
・アルコールハラスメント

以上は厚生労働省作成資料の転記してものです。
正直「こんな事までアルコール関連
問題にカテ
ゴライズされるんだ…」と思わ
れる部分もある
かもしれませんが、アルコ
ールの問題ある摂取
によりライフステージ
ごとに身体面、社会面で
様々な問題が起こ
り得る(実際に起こっている)
ことが分か
ると思います。そしてこれらのアル
コール
関連問題を抱えた飲酒を「アルコール乱
用」
そして「(アルコールの)有害な使用」と
して定義し、それらを合わせた概念として「プ
レアルコホリズム」というものも提唱
されてい
ます。そしてこれらのアルコール関連問題を抱
えた人のうち、診断基準等に照らしてアルコー
ル依存症と判断されるケ
ースが出てくることに
なります。というこ
とは、アルコール問題を抱
えた人がイコー
ルでアルコール依存症とはなら
はないとい
うことになりますよね。

次週はそれらのもう少し詳しいお話と、アルコ
ール依存症について主に診断面からのお話しを
していきます。
では、また来週お会いしましょう。
See You Next WeeK , Bye 

アーカイブ

月別 アーカイブ