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【自転車奔走記】依存症とは#3。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第230回。

五月最後の日曜日、皆さまいかがお過ごしで
しょうか?
来週には6月に突入!いよいよいや
な梅雨がやってきますね。ただ普通なら梅雨
入り前の五月はさわ
やかな過ごしやすい気候
が多いは
ずなんですが、今年は夏と勘違い
るくらいの暑く、ムシムシとし
た日が多かっ
たような気がします。
急に暑くなって体が追
い付いてい
ないのに梅雨に入ってしまうと本
格的に体調を崩してしまいます。十分な休養
と栄養、そしてこまめ
な水分補給を心がけて、
いやな梅
雨も跳ね返すくらいの気力体力で
ごしていきましょうね。
では、自転車奔走記はじまります!
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今週もアルコール依存症についてお話しします。
前回はアルコール依存症の
定義についての話し
の中で、お酒を
飲んだ時に体内ではどのような
反応が
起きるのかについて、アルコールを体
に取り込んだ際、血中のアルコール
を分解する
酵素の働きなどをお話しし
ました。お酒が飲め
る人飲めない人、
強い人や弱い人はそのアルコ
ール分解
酵素の働き方に原因があるんですが、
お酒が強い弱いというその人の体質はアルコー
ル依存症になりうる直接唯一
の原因というわけ
でもないんですよね。
とするとアルコール依存
症になりうる
原因をその人の人格や性格的な問
題に
求めがちになります。先週もお話ししまし
たがその昔は“意志が弱い”や“怠け
者”などその
人の基本的な性格部分とア
ルコール依存症を結
びつけるようとす
ることが行われてきました。

今では病気として治療の対象になっていますが、
それでもそのような考えを持った方が少なから
ずいるのも事実です。実はこ
のあたりが依存症
という病気を分かり
にくくしている点の一つな
んですが、
それはまた別の機会にお話しすると
て…。話を戻しますと、アルコール依存症は
お酒がのめる飲めないといった
体質的な問題で
はなく、同じように性
格や人格的な問題でもな
い、体質や気
質とは別個の病気として考える必
要が
あります。アルコール依存症が病気である
ならば、病気と診断される基準が
あり、またど
のような症状があるのか
というのが明らかにさ
れていないとお
かしいでね。そのお話をするに
あたり、
先ずはアルコール依存症の前に、アル
コールと人との関係を見てみたいと思います。

『酒は百薬の長』や『酒は憂いを払う玉箒』な
どなど、お酒を称え
る詩や慣用句は数知れずあ
りますね。
またお酒の歴史を紐解くと、文献上
は紀元前3000年、考古学的には同7000年前ま
で遡れるそうです。
つまりお酒って有史以前か
ら、人の生
活にかなり密接して存在してきたも
なんですね。また毎日の生活をみてみると、
本式の西洋料理には食前酒やワ
インなんかが出
ますし、日本でも晩酌
という習いがあります。
宴席でのはよ
ほどのことがない限りお酒での乾
杯が
ありますし、会社帰りにちょっと一杯と、
飲みにケーションに繰り出す人も相
当数いらっ
しゃいます。このように改
めて考えてみても、
お酒って、どこに
でもあるごく普通の飲み物な
んです
よね。ところがその身近なお酒がなん
かの加減で依存症を引き起こす原因
物質になり
うるわけです。ではアルコ
ール依存症とお酒と
の関係を見てみま
しょう。

アルコール図1.png

(※上図、厚生労働省サイトより転載)

アルコールを飲む人にもいろいろありますが、
アルコール依存症を考える際
の尺度として「飲
酒量」があります。
つまりどれくらい飲むか?
というこ
とで、その飲酒量とアルコール依存症
との関連を示した図になります。「正常飲酒」
とはお酒を飲んでいても身体
的、精神的、社会
的になんら問題を有
しない層のことです。そこ
から酒量が
増えていくと「多量飲酒」と定義が
れる状態になります。すると、お酒に関する
様々な問題が生じるようにな
ります。ここでは
「有害な使用」や「ア
ルコール乱用」「プレア
ルコホリズ
ム」と呼ばれています。そしてさら
酒量が増えると最終的に「アルコール依存症」
と呼ばれる状態になるという
ことが上図から読
み取れます。ただ注
意していただきたいのは、
これは段階
を踏んでアルコール依存症に至ると
うフロー図ではなく、アルコールを摂取する
人の人口分布図的なものですの
で誤解のないよ
うにお願いします。

 さて、アルコール依存症とは別に「アルコール
乱用」や「有害な使用」といった
定義が出てき
ました。ちょっと話がやや
こしくなりますが、
ここをしっかり押さ
えておかないと「アルコー
ル依存症」の
本質の部分が見えてきません。
というと
ころで、今週はここまで。
次回は「アル
コール乱用」等についての話しを
して
いきます。
ではまた来週お会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK 

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