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【自転車奔走記】口腔内健康。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第295回。

ゴールデンウイーク直前の日曜日、皆様いかが
お過ごしでしょうか?ワタクシは2年前
に治療
した歯が疼きだして、あまりの痛さ
に先日歯の
神経を抜く治療をしてもらって
から物が噛めず
ほぼ1週間流動
食で過ごしています。ちょっと
ここで『も
のを食べる』という行為を詳しく見
てみた
いと思います。物を食べると言う行為は
「摂食」と「嚥下」に大別できます。

「摂食」とは…
①食べ物を見たり匂いを嗅
ぐといった
 認知動作をする。
②それを口の
中に入れ唾液を分泌し、
 前歯や臼歯を使っ
て食べ物をかみ砕く。
③舌を使っ
て飲み込みやすい塊を作る。
④舌
や喉周辺の筋肉を複雑に働かせて食
 塊を口
腔内から喉に送り込む。
⑤喉から食道を通
じて胃に至る(嚥下)。

という5つのプロセスの事をいいます。
それらの活動を専門的に言うと①の食べ物を見
つけ口腔に入れる行為は【先行期】、②の食べ
物を咀嚼し食塊にする行為は【準備期】、③の
食塊をまとめ飲み込む準備をすることは【口腔
期】、④食塊を咽頭に送り込み嚥下することを
【咽頭期】、そして⑤食べ物を胃に送る活動を
【食道期】と言います。「物を食べる」という
私達が普段何気なくというかほぼ無意識に行っ
ている動作でも、実際の口の中では歯や舌、喉
の筋肉等々が複雑な動きをして明確なプロセス
を踏んでいるのが分かりますよね。

これら①から⑤までの動作がスムースにストレ
スフリーで行えているのが健康な状態なんです。
逆に言うとこれら5つのプロセスのどれか一つ
にでも問題が発生すると様々な問題が生じる事
になります。例えば肺炎等を引き起こす可能性
が高い「誤嚥」という現象、飲み込んだ食べ物
が食道へ行かずに気道の方へ行ってしまうとい
うことは④と⑤の過程に何らかの問題が生じて
いる訳です。また食べ物を認知し口に入れるま
での①「認知期」についても、この過程に問題
があるという事は食べ物であるとか食べられる
ものかどうかという適切な判断ができないとい
う事になりますので、結果として食べ物ではな
いものを口に入れたり、異物が混じっていたり
腐敗していたりしてもかまわずそのまま咀嚼す
ることになります。

ワタクシの場合②の【準備期】のうち咀嚼する
行為が上手くできないので、物をしっかり噛ん
で飲み込みやすい形状にする事が困難です。
今回治療したのは奥歯だったんですが、奥歯
(臼歯)は前歯で裁断した食べ物を更に飲み込
みやすくするために磨り潰す作業を担当してい
ますので、奥歯が使えないと肉や野菜など繊維
の多い食物を飲み込むのがかなり大変で、無理
して飲み込むと胃もたれや消化不良を起こして
しまいホトホト難儀しました。まあ、元々太り
過ぎのワタクシの場合は、順調に体重が減るな
どのメリットもありますが 、高齢者の場合
は、食事が十分にとれないことは低栄養を引き
起こし、身体機能の低下や他の疾患を引き起こ
す重要なトリガーになります。

また、食事が楽しめない、好きなものが食べら
れないというストレスも身体不調を引き起こす
トリガーになります。健康の基本は「十分に食
べ、十分に出し、十分に寝る」事ですが、適切
な栄養摂取、つまり「食べる」ことは特に重要。
いくらおいしい食べ物があっても、食べやすい
形態に調理してあっても、口腔内の健康に問題
があれば、それはやがて身体の健康に影響を及
ぼすことになります。日頃の歯磨きなどの予防
も大切ですが、早めの治療や日頃のメンテナン
スも非常に重要ですね。歯の健康や口腔ケアの
重要性は十分理解しているつもりでしたが、今
回物が上手く噛めない、好きなものが食べられ
ないといったことを身をもって体験し、また違
た視点で物事を見ることが出来ました。

皆さんも歯の健康、口腔の健康にも日頃から
十分注意して下さいね。
という所で今週はここまでとします。
また来週お会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK 

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