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【自転車奔走記】補足給付見直し#1。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第252回。

6月最後の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょう
か?今年の梅雨ですが東海地方はどうもカラ梅
雨傾向のようでまとまった雨が降っていません。
水不足を心配する声も聞こえてきています。
梅雨は個人的に大っ嫌いではありますが水不足
も困りもの…。我ながら身勝手と言えばこれに
勝るものはないとは思いますけれど正直な心境
ですね。結局、一年トータルで見てみると梅雨
は梅雨らしくジメジメ、夏は夏らしい暑さ、四
季それぞれの平均的な天候の方が過ごし良いの
かもしれませんね。ともあれまだまだ梅雨は続
きます。こまめな水分補給、そして衛生管理に
十分注意して健康にお過ごし下さいね。
では、自転車奔走記始まります!
====================
今週からは、平成27年8月施行の介護保険制度
改正の『補足給付の見直し』についてお話を
していきます。早速ですが、先ずは補足給付の
おさらいから始めますね。介護保険サービスの
うち施設系(入所系)のサービスの費用につい
て、ご利用者負担となる費用は1割負担と呼ば
れる介護サービス費の利用者負担金に加えて施
設入所した場合にかかる居住費と食費を合わせ
たものになります。このうち居住費と食費につ
いては保険給付対象外、つまり全額自己負担が
原則となっています。例として、現在主流にな
りつつあるユニット型個室での標準的な居住費
の額は日額1970円、多床室は日額320円となっ
ています。また、食費の標準的な費用は日額で
1380円です。参考の為、以下に一覧を載せます。

【基準費用額】

◎食費    1380円/日額
◎居住費  
 多床室(大部屋)320円/日額  
 従来型個室(特養等)1150円/日額
 従来型個室(老健等)1640円/日額 
  ユニット型準個室1640円/日額
 ユニット個室
1970円/日額

【基準費用額】と言うのは、標準的な費用の額、
居住費と食費の目安となる数字と考
えて頂いて
結構です。上記で
試算するとユニット型個室を
利用した際
に居住費約6万円、食費約4.2万円、
月額合計にして約10.2万円の費用
が発生。
この費用に介護保険の利用
者負担金が加わりま
すので、正直結構な額
の費用を負担する事にな
ります。特に年金
収入のみの方の場合、金銭的
な理由で施設
サービスの利用が難しかったり、
配偶者が
施設サービスを利用している事で家計
が困
窮してしまうケースが想定できます。つまり
公保険である介護保険制度において、経済的な
理由で必要なサービスを利用する事
ができなく
なるという事になりますよね。

そこで、ご利用者の所得等の状況に応じた負担
すべき居住費・食費の限度『負担
限度額』を設
定して、基準費
用額とその負担限度額の差額を
介護保険か
ら特定入所者介護サービス費(補足
給付)
として特養や老健等の施設に支払うとい
う制度が出来たんですね。これが補足給付!
では、この補足給付の流れを見てみましょう。

①施設入所者等が保険者(市町村)に自分の
 負担限度額の認定を申請。
②保険者が申請者の課税状況(市町村民税の
 課税or非課税)や課税年金収
入等を調査。
③調査結果に応じて4段階に区分し、その区
 分に応じた負担限度額を認定
を発行。
④施設等サービス利用者は負担限度額認定証
 を施設側に提示して、負担限度に
応じた居
 住費・食費の支払いを行う。
⑤施設等は、基準費用額と負担限度額(利用
 者が支払た居住費・食費)の差額
(特定入
 所者介護サービス費)の支給を受ける。

となります。ここで重要なのは③の「4段階に応
じた負担限度額」という内容です。早速
この4段
階の内訳を見てみましょう。
 
 
(第1段階)生活保護受給者。市町村民税世帯
       非課税の老齢福祉年金受給者。
(第2段階)市町村民税非課税世帯であって、
       課税年金収
入額+合計所得金額が
       80万円以下。
(第3段階)市町村民税世帯非課税であって、
       第2段階該
当者以外。
(第4段階)市町村民税本人非課税であって、
       世帯に課税者がある者 。
       市町村民税本人課税者

と、以上のような4段階に区分されています。
このうち第4段階は非該当、つまり負担限度額
設定は行われない
という事になります。
ではこれ
らの区分に応じた負担限度額
を以下に記します。

負担限度額(日額

◎食費 
第1段階   第2段階    第3段階
300円  390円    650円

◎居住費:多床室        
第1段階   第2段階    第3段階
  0円   320円   320円

 

 

◎居住費:従来型個室(特養等)     
第1段階   第2段階    第3段階
320円  420円    820円

 

 

◎居住費:従来型個室(老健・療養等)   
第1段階   第2段階    第3段階
490円  490円   1310円

 

 

◎居住費:ユニット型準個室  
第1段階   第2段階    第3段階
490円  490円   1310円

 

 

◎居住費:ユニット型個室   
第1段階   第2段階    第3段階
820円  820円   1310円

以上のように設定されています。
上述した「基準費用額」と比べてみて頂けると
負担限度額認定を受ける事によって、
相当額の
食費・居住費が減額されることが
判りますよね。
この補足給付制度の趣旨は
経済的負担能力の低
い高齢者への負担軽減
策ですので、介護保険制
度の中でも福祉的
な意味合いが非常に強い制度
という事が出
来ます。
さて、今回は補足給付のおさらいと言う意味で、
現行の制度の説明を駆け足でしてきまし
た。
数字や一覧が沢山並んでいて、少々見に
くい
ページだったとは思いますが、次週以降
のお話
の基礎となる内容ですので、ごうかご
勘弁を
お願いしますね。

最後に、お知らせ!
今回から取り上げる補足給付について、利用者様
が申請する「負担限度額認定」の更新の時期が来
ています。お住まいの地域の保険者(市
町村等)
から通知が届いていると思いますが、
今回は8月
からの制度改正に伴って申請の内容
が以前とは
違います。分からない事は担当のケ
アマネ等に聞
くなどして、必ず期日までに申請
をするようお
願いしますね。
では今週はここまでとします。
来週も補足給付
についてお話ししていきます。
では、またお会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK , BYE
 

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