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【自転車奔走記】地域力とは。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第245回。

GWはいかがでしたでしょうか?概ね好天に恵ま
れたので、行楽地などへお出かけさ
れた方も多い
と思います。そのおかげ
と言っては何ですがGW
中の街中は行き
かう車の量も少なく静かで落ち着
いた時間
が流れていて、特に何処へも出かけなか
たワタクシですが、それはそれで気持ちの良い
充実した毎日でした。とは言ってもGWの余韻は
今日まで!月曜日からは本腰入れて
お仕事や学業
に励んでいきましょうね!と
いう事で、自転車奔
走記、今週も始まります!
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GW明けのつい先日の事です。地区の地域包括支
援センターの方とお話をしていた際に
「GWや盆
正月など長期の休日が過ぎると、
介護などの相談
件数が増えるんですよね。
特に別居しているご家
族さんで、『久しぶ
りに帰省したら様子がおかし
くて…』や
『一緒に外出した際に「あれっ?」と
心配
になった…』という相談が多い気がします。」
という話題になりました。巷間よく言われる少子
高齢・核家族化という社会の流れは、
必然的に高
齢者世帯数の増加に結びつきま
す。特にお子さん
や近しいご家族さんが県
外等の遠方で生活されて
いる場合、電話な
どで頻繁に連絡を取り合ってあ
る程度の生
活の様子は把握していても、実際に生
活の
様子を観たり、一緒に過ごしたりする事で
か気付けない小さな違和感や異常を常に
把握して
おくことは、非常に困難ですし、
お仕事の関係や
居住地の関係で頻繁に来る
ことができない事情も
あって心配を募らせ
たり、困っている方が割に多
いのも事実で
す。

かと言ってケアマネ等の介護事業者も、現実に介
護や支援を要する状態でない方に
実際的介入を行
うのは難しい面があり、致
し方なく相談の受付の
みで終わってしまう
のも事実。高齢者ケアの鉄則
の一つに
“早めの察知と予防”というものがありま
が、核家族化と人間関係の薄くなった地域コミ
ュニティーが浸透している現在社会に
おいて実際
上は非常に困難な要件となっ
ていますし、根本的
な解決をするには相当
の年数を要する社会的課題
でもあります。
詰まる所、現状では打つ手なし…
ですが、“早めの察知と予防”で要介護状態になる
事を確
実に防ぐことができる事例も沢山あります
し、孤独死、もっと言えば介護殺人などの哀しい
事例を防いだり、重篤化に歯止めを
かける事も十
分可能です。

ではどうしたらよいか?
ここでワタクシが遠方にお住いのご家族さんに
案したいのが【地域力を知っておく】と
いう事。

専門的には「その人がお住まいになる地域の社会
資源の質と量を把握し
ておく」ということになり
ます。社会資源
というのは【何か解決したい問題
があっ
た時に活用したり利用する事ができる制度
や人、機関等の総称】の事で平たく言うと地域力。
お住まいの地域が持っている力のことなんですね。

社会資源は非常に多岐にわたります。高齢者福祉
の分野では、
介護保険や高齢者福祉施策などの制度
町村等の自治体、保健センターや地域包括支援セ
ンター、病院や介護事業所などの機
関、そして自治
会や町内会、老人クラブな
どの団体、加えてケアマ
ネージャーや相談
に従事する福祉関係者等の人材も
社会資源
に含まれます。そしてこの社会資源を知る
という事は、私達福祉従事者にとっても非常に重要
なファクターであり、且つ社会資
源を利用しないで
介護などの問題解決を図
る事は基本的にあり得ない、
それくらい重
要な事柄なんですね。では、専門職で
はな
いご家族さんにとってできる“知る”という作業
は具体的にどういう事か?といいますと、

①お住まいの地域にある福祉機関を知る。
②自治会や老人クラブ、民生委員さんの情報を知る。
③かかりつけの医療機関を知る。
④ご近所の状況を知る。

そして一番重要なのが、
⑤親御さんが①~④とどのような繋がりをもっている
 のか?を知る。

という事です。あまり難しく考える必要はありません。
①についてはインターネット
等の検索で十分ですし、
②~④については
ご本人様から聞くことで大凡を知る
こと
ができる筈です。そして最後の⑤もご本人様から
現状を確認することになりますが、
仮に全く繋がりが
無かったとしてもそれは
それでOKです。少なくとも
①から④まで
を知っておけば、民生委員さんや地域包
支援センターの情報を知っている事になりますので
家族さんからアクセスする事でご
本人様と社会資源と
の繋がりができま
すよね。そして必要に応じてその繋
がりの
触手を広げていけばいいですし、実際、一つの
繋がりから別の繋がりへと自然発生的
に広がっていく
事は、特段珍しい事ではな
いですよね。地域力を知る、
社会資源を把
握することはつまり、“関わりを知る”と
う事です。

関わりを知っておけば、「あれっ?」と感じた時に、
その関わりから様々
な情報を得ることができますし、
必要な
対応や相談をするにも話が早いですよね。 
早めの察知と予防を可能にするには、地域力、つまり
本人さんと地域との関わりが非
常に大切です。そして
その“地域力”を知っ
ておくと言う作業は、遠方にお住
まいのご
家族さんでも十分可能なんですね。もしこ
ブログを読まれたご家族さんで、遠方にお
住いの親御
さんの事が少し不安になった方が
いらっしゃいました
ら、“地域力を知る”とい
う作業を一度試してみてはい
かがでしょうか?

という事で、今週のお話はこれにておしまいです。
離れて暮らしていると心配も尽きないとお察しします
が、今回の内容が少しでもお役にた
てれば嬉しいです。
では、また来週お会いしましょう!
SEE YOU NEXT WEEK 

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