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【自転車奔走記】制度改正を知る#6。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第238回。

3月もいよいよ後半に突入。合格発表だったり、
卒業式だったりと3月らしい行事の続いた週で
した。天気の方も3月とは思えないくらい
の暖
かな日が続いて、冬物の上着で
は汗ばむくらい
の陽気。
が、週明けから寒の戻りで寒くなりま
す。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。
皆様、4月まであと少し!体調には十分ご注意
くださいね。では【自転車奔走記】開講!
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2月後半からお伝えしてきました、平成27年度
の介護保険改正についてのお話。今週は介護報
酬額や具体的な介護サービ
スの内容以外の改正
ポイントをお話してい
きます。まずは、特別養
護老人ホームの入
所用件の見直しについてです。
現行制度下
でも、実際は要介護4以上の方の入所
殆どの特別養護老人ホームですが、諸事情に
より要介護1や2の方が入所されている場合もあ
ります。今回の制度改正案では、
特別養護老人
ホームの入所用件を原則
要介護3以上に見直す
とされています。

元来、在宅での介護が非常に困難な方々が対象
の施設類型ですので、妥当と言えば妥当な見直
しの内容ではあります。ただ、虐待や重度の認
知症などの一定要件がある方については、例外
として入所対象となるともされています。ただ、
特養の自宅待機者で要介護4以上の方は全国で
推定6万人強いるともされていて、今回の入所
用件の見直しが即特養入所待機者の解消につな
がるか?と問われると正直効果は薄いという評
価が一般的ですね。

続いて介護職員の人材確保、賃金確保を目的と
した現行の「処遇改善加算」が一部見直されま
す。内容は①キャリアパス(職位職責の明確化
と任用要件、及び職位に応じた賃金体系の明確
化)の整備と②介護職員の資質向上(研修計画
の作成や実施)及び、③賃金面以外の職員への
処遇改善(福利厚生面等)、左記の要件すべて
を満たす事業所に対して、現行の職員一人当た
りに対する加算にさらに上乗せの加算を行うこ
とができるような要件が新設されます。案では
最高8.6%の加算率となっていて、現行制度に比
すと倍近くの加算を受けることができるように
なります。反面、キャリアパスや研修計画等、
事業所が取り組み実施すべき内容は現行に比べ
て強化、厳格化されていく方向にあるとも考え
る事ができますね。高齢化が正直加速的に進行
している現状で、介護にあたる人材の確保はま
さに急務ですが、介護職員の処遇向上は職員を
雇用する事業所の運営経営状況とリンクしてい
ます。事業所運営にかかる介護報酬が減額改訂
される状況で職員の賃金と処遇向上のみにフォ
ーカスした処遇改善策によって人材確保、人材
育成が効果的に行われるか?と問われると、
こちらも疑問符がつく評価が一般的ですね。

その他、ここ数年に全国的に急速に増えてきた
サービス付き高齢者住宅を始めとした有料老人
ホームについても、住所地特例と言って、その
方が住んでいた市町村以外の有料老人ホーム等
へ入居した場合は、保険者はその入居先の有料
老人ホーム等が所在する市町村ではなく、入居
した方が入居前まで在住していた市町村が引き
続き保険者となる制度が適用されるようになり
ます。また、有料老人ホーム等と同敷地内ある
いは隣接している介護事業所(訪問介護や通所
介護等)のサービスを利用する際には、ほぼ一
律割合で報酬減算が適用されるなどの見直しが
検討されています。

駆け足ではありましたが、平成27年4月からの
介護保険制度改正についてお話をしてきました。
改正のポイントごとのお話は今週でいったん終
了とします。来週はこの制度改正についてもう
少し総括的なお話をしたいと考えています。
ではまた来週お会いしましょう。
See you next week , bye 

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