ケアステーションたきびは三重県下でホームヘルパー・デイサービス・ショートステイの在宅介護事業を展開しております。
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【自転車奔走記】制度の優先関係。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第228回。

年明け早々の寒波襲来から、寒い日が続いていま
すね。皆様、風邪などひいていないでしょうか?
インフルエンザもじわりじわりと増えてきていま
すし、一層の体調管理をお願いします。手洗いと
うがい、こまめな水分補給、そして十分な休養が
インフルエンザの防波堤。これから一番寒い時期
になってきますが、元気に冬本番を楽しみながら
乗り切りましょう!と、正月の間の暴飲暴食でみ
るみる膨れ上がった体脂肪に腹脂肪。体調管理の
前に体重管理が急務のヒロモリがお送りします
【自転車奔走記】始まります!
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今週の話題は「障害者福祉サービスと介護保険サ
ービスとの関係」についてお話します。平成27年
1月現在、障がい者(児)への福祉・
介護サービ
スは【障害者の日常生活及び社会生活を総合的に
支援するための法律
】略して「障害者総合支援法」
に基づいて提供されることが殆どとなっています。
今回お話するのは、その障害者総合支援法(以下
総合支援法」とします)と介護保険の関係、具
体的にはサービス給付の優先関係についてです。

介護保険法では、65歳以上の方で、要介護もしく
は要支援の認定を受けた方々については、介護保
険制度の対象者となる事が記載されています。
一方総合福祉法においては、年齢が直接関係する
支給要件についての記載はありませんので、単純
に考えれば、ずっと総合支援法のサービスを受給
する事が可能になります。つまり、双方が独立し
た法律ですので、法の運用についての関係性を明
らかにしておく事が必要になります。その関係性
の一つが今回お話する「優先関係」と呼ばれるも
ので、あるケースについて二つ以上の別ではある
が同趣旨同目的、あるいは似通った法律が適用で
きる場合、それらの法律を適用する優先順位を決
めておこうという考え方なんですね。

今回のお話している総合支援法と介護保険法との
優先関係については以下のケースが想定できます。
前提として、何らかの総合支援法に基づく障害者
福祉サービスを受給している方で、

①40歳から64歳までの介護保険2号被保険者で
 あり、介護保険法に定める16種の特定疾病に該
 当した人。

②65歳以上の介護保険1号被保険者となった人。

この二つのケースにおいては、現在のところ介護保険
法が総合支援法に優先するとされています。
つまり①②に該当する方については、総合支援法か
ら提供されるサービスより介護保険法に基づいたサ
ービスの利用を“優先”するということなんですね。
ここで注意していただきたいのは優先という文言。
優先ということは「他のものより先に扱うこと」、
この場合の優先関係での“優先”とは「先ずは介護保
険制度の利用を考えましょう!」という意味
です。
具体的に言うと、対象者の方が、総合支援法そして
介護保険法どちらの制度でも利用できる状況であっ
た場合、その方のニーズに合致するサービスが総合
支援法そして介護保険法の双方に存する場合は
「介護保険法のサービスを優先して利用しましょう」
という意味で、総合支援法のサービスを利用してい
た方が上述の①②に該当するようになった場合に、
制度的に移行しなければならないという意味ではな
んですね。
総合福祉法にあって介護保険法にない
サービスもあれば介護保険法にはあるが総合福祉法
には無いサービスもあります。また「デイサービス」
や「グループホーム」「ホームヘルプ」という一般
的呼称は双方同じでもサービスの内容には違いが沢
山ある場合も沢山あります。もし、単純に法律の運
用の観点からのみで優先関係を決めてしまうと、対
象者本人のニードが全く反映され.ない、或いはそぐ
わないサービスの利用を半ば強制されてしまう事に
なりかねませんので、個人の尊重という近代福祉の
理念自体が侵害されてしまいます。

制度的にも優先関係は明記しつつ、運用適用につい
ては、対象者その人の状態及びニードを十分に勘案
して行うように、つまり、総合支援法と介護保険法、
どちらのサービスがより対象者本人のニードに合致
するか?をしっかり検討してから決定するように記
載されています。ですので、巷間でよく耳にする
「障がい者総合支援法サービスを受給している方が
65歳になったら強制的に介護保険制度に制度移行
する」ということは実は不正確な情報
で、実際は、
「法律間の優先関係を踏まえつつ、その人のニード
に合致した支援形態、サービス利用法を再編する」
という意味とご理解いただければOK
と考えます。

と、今週は障害者総合福祉法と介護保険法の関係に
ついてお話をしました。実は、昨年末から今年初め
にかけて同様の相談を複数件受けましたので、非常
に簡単ではありますが取り上げてみました。
これからも、気になる話題についてはその都度取り
上げてお話をしていきますね。
では、また来週お会いしましょう!
See you next week 

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