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【自転車奔走記】ホームドクター。

【ケアマネの自転車奔走記】連載・第220回。

11月もそろそろ中盤にさしかかり、冬の気配が色濃く
なってきました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今週は認知症から少し離れて別の病気のお話をしたい
と思います。
早速ですが、先日実際にあったお話から…

訪問していたヘルパーさんから連絡があり、急な発熱
と悪寒、関節の痛みを訴えている
ご利用者様がいると
の事で、急きょその
お宅を訪問しました。ワタクシが
お伺いして熱を
計ると40℃近い高熱になっていて、全
身の
振えやだるさ、節々の痛みを訴えています。熱の
為か意識も少し混濁している様子も
ありましたので、
救急車を手配して主治医
のいる病院へ搬送する事にな
りました。
高熱と関節の痛みの訴えがありましたの
インフルエンザかな?と漠然と考えては
いましたが、
時期的には少し早い気もしま
すし、咳や鼻水は全くあ
りません。到着した
病院ですぐにインフルエンザの検
査をしまし
たが陰性との事。その後色々な検査をして
下された診断は『腎盂腎炎』というものでした。

この腎盂腎炎、腎臓に細菌が入り込んで感染を起こす
病気なんですが、その原因の一
つに尿路からの感染
(尿路感染)があります。
尿路とは、腎臓→膀胱→尿
道→排出という
通常一方通行である尿の排出ルートの
事を
指しますが、膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症
の場合、何らかの原因で炎症を起こす
菌(大腸菌など)
がこのルートを逆行し膀胱
や腎臓に達し(専門用語で
『尿路上行』と言い
ます)炎症を引き起こす病気です。
その代表的な症状は、
38℃以上の急な高熱
②悪寒、震え
③背中や
腰の痛み
④尿の濁りや残尿感など
が挙げられ
ますが、思い出してみるとこれ、先日ワタ
クシが
遭遇した状態とそっくりですよね。勿論、目に
見える症状だけで判るものではなくて、医師の診察、
血液検査や尿検査等様々な検査を
行って初めてわかる
病気であることは言うま
でもないですし、的確な診断
と治療が必要な
病気でもあります。因みに診て頂いた
医師
の先生のお話では、急性の腎盂腎炎であれば抗生
物質等の投与で快方に向かう場合
が殆どとの事でした。

でも、ここで皆様に注意して頂きたいのは「風邪だ
う」と思って風邪薬を飲んでいたら…と
いう「病気の
素人判断」のケースです。発熱
という症状の原因はな
にも風邪だけでは
ないのは皆さんは日ごろよく御存じ
だとは思
います。ですが、発熱などの症状が出た時、
罹患している時期や自覚している症状を正に素人判断
して『風邪だから寝ていたら
治る!』とか『最近疲れ
が溜まっているから…』
などと安く見積もってしまっ
たり、反対に何か
重大な病気の事を考えて極度の不安
に陥って
しまったりと、総じて素人判断の結果にロク
事がないのは確実です。ですので、所謂ホームドク
ターとまではいきませんが、自身
の体の事、病気の事
を良く知って頂いていて、
かつ相談に応じてくれる医
師がいると非常
に心強いですし、適切な治療が最短で
受けら
れますよね。冒頭のご利用者様も、長年にわた
って診てくれている先生にすぐに診て頂け
たことが、
早期の適切な治療に結びついています。

以上のお話で、「素人判断の危険性」と「かかりつけ
医の重要性」について改めて皆さんがご理
解を深めて
頂ければ幸いです。最後に、その
腎盂腎炎を患われた
ご利用者様ですが、入院した翌日にお見舞いに行くと
「昨日は辛かったけど、点滴
をしてもらってものすご
く楽になったわ」と笑顔で
仰ってみえました!
皆様、インフルエンザなどの流行性感冒が流行りやす
い季節がもうすぐ到来
しますが、今日ご紹介した腎盂
腎炎などほかの
病気もある事を頭の片隅に入れておい
て下さ
いね!では、体調に十分お気をつけてお過ごし
下さい。
また来週元気にお会いしましょう!
See you next week, bye 

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